この記事では、東京証券取引所スタンダード市場に上場する「カネコ種苗(1376)」についての株価・株式情報を紹介しています。
業績推移や株主優待情報もまとめていますのでぜひ目を通してみてください。
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カネコ種苗(1376)のリアルタイムチャート
カネコ種苗(1376)のリアルタイムチャートです。
年ごとの値動き幅については下記にまとめています。
カネコ種苗(1376)の値動き幅(終わり値) | |
---|---|
2015年 | 1,001~1,220円 |
2016年 | 980~1,540円 |
2017年 | 1,429~1,702円 |
2018年 | 1,354~1,686円 |
2019年 | 1,140~1,530円 |
2020年 | 1,149~1,622円 |
2021年 | 1,348~1,627円 |
2022年 | 1,429~1,806円 |
2023年(11月時点) | 1,418~1,661円 |
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カネコ種苗(1376)の基本情報
カネコ種苗は、創業120年以上の老舗農業企業です。
種苗業界で国内トップクラスを誇り、種苗の開発や生産・販売を中心に品種研究・農薬・肥料・農業資材等も扱います。
グリーン事業のトータルプランナーとしての取り組みも推進されており、農家役に立つ高品質な種苗を安定供給し続けるとともに、病気や環境変化に強い品種の研究、養液栽培システムの確立などの事業を展開しています。
会社概要
カネコ種苗株式会社の会社情報は下記の通りです。
会社名 | カネコ種苗株式会社 |
---|---|
所在地 | 〒371-8503 群馬県前橋市古市町一丁目50-12 |
電話番号 | 03-6408-1200 |
代表取締役社長 | 金子 昌彦 |
設立 | 1947年(昭和22年)6月17日 |
資本金 | 1,491百万円 |
従業員数 | 685名(2023年5月末現在・連結) |
株式 | 東京証券取引所 スタンダード市場 |
証券コード | 1376 |
事業内容
東証業種名 | 水産・農林業 |
---|---|
事業内容 | 農産種苗の生産及び販売 球根、タネ、苗、花き園芸資材の生産及び販売 温室、農業用生産資材の製造及び販売 農業薬品の販売・樹脂資材の販売 養液栽培システムの販売 施設園芸諸機材の販売及び修理 その他これに附帯する一切の業務 |
事業所 | 東京支店 宇都宮支店 熊谷支店 土浦支店 千葉支店 甲府支店 札幌支店 等 |
海外事業所 | フィリピーナス・カネコ・シーズ・コーポレーション (フィリピン) ユナイテッド・ジェネティクス・ターキー(トルコ) カネコ・シーズ・タイランド・カンパニー・リミテッド(タイ) |
カネコ種苗は農業サービスの大手企業です。
取り組み事業は品種開発や技術開発、野菜種子の国際的な販売、産地発展に貢献する農業資材の生産と品質向上等多岐に渡ります。
特に種子や苗の安定供給には力を入れており、消費者ニーズに応えるための市場調査から、研究・生産・販売まで一貫した体制をとっているのが強みです。
新品種は各産地での試作調査を行い、生産者や市場の評価を得て商品化されます。
厳選された野菜種子や苗を全国に普及するため、国内16ヶ所の各支店、6ヶ所の営業所を通じて、全国できるするネットワークを構築しています。
カネコ種苗(1376)の業績推移
カネコ種苗(1376)の売上高、営業利益の業績推移についてまとめています。
売上高
カネコ種苗の2015年12月期~2022年12月期の売上高通期実績、そして2023年12月期の通期予想をグラフにしました。
営業利益は過去10年間の数字を見ても、安定して成長していることが分かります。
コロナ禍でお家時間の充実を図りたいというニーズもあった中、家庭菜園やガーデニングが注目された背景も影響していると考えます。
カネコ種苗(1376)の売上高(単位:百万円) | |
---|---|
2023年5月期 通期実績 | 58,782 |
2023年5月期 通期実績 | 58,100 |
2023年5月期 通期実績 | 57,848 |
2023年5月期 通期実績 | 59,103 |
2023年5月期 通期実績 | 58,593 |
2023年5月期 通期実績 | 58,180 |
2023年5月期 通期実績 | 60,779 |
2023年5月期 通期実績 | 60,692 |
2023年5月期 通期実績 | 62,179 |
2023年5月期 通期予想 | 64,000 |
営業利益
カネコ種苗の2015年12月期~2022年12月期の営業利益の通期実績、そして2023年12月期の通期予想を一覧にしています。
2020年に営業利益が最も減少していますが、これば日本で初めてコロナ感染者が確認されたタイミングと一致しています。
翌年からは持ち直しはじめ、営業利益は2022年まで上昇傾向となりました。
2022年以降は現在までおよそ横ばいの推移となっています。
売上高は右肩上がりだったものの、2022年からは原油価格の高騰が影響してか、売上高として吸収しきれなかったように思えます。
カネコ種苗(1376)の営業利益(単位:百万円) | |
---|---|
2023年5月期 通期実績 | 2,143 |
2023年5月期 通期実績 | 2,145 |
2023年5月期 通期実績 | 2,016 |
2023年5月期 通期実績 | 1,747 |
2023年5月期 通期実績 | 1,786 |
2023年5月期 通期実績 | 1,487 |
2023年5月期 通期実績 | 1,661 |
2023年5月期 通期実績 | 1,836 |
2023年5月期 通期実績 | 1,785 |
2023年5月期 通期予想 | 1,850 |
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カネコ種苗(1376)の株主優待情報
カネコ種苗(1376)では、現状株主優待を提供していません。
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カネコ種苗(1376)の投資金額
カネコ種苗の株価は、タイミングにもよりますが1,405円ほどです。
基本的に株式は1単元(100株)からの取引しかできないため、カネコ種苗の株を購入する際の最低投資金額は140,500円からとなります。
ただし、単元未満株サービスを提供する証券会社であれば、1株から購入できる可能性があります。
例として、SBI証券では単元未満株サービスを提供しており、カネコ種苗の株が対象銘柄となっています。
楽天証券も単元未満株サービスを提供していますが、カネコ種苗の株は対象外でした。
単元未満株サービスを提供している証券会社でも、銘柄によっては対象外ということもありますので、気になる銘柄がある場合はあらかじめ確認しておくのがおすすめです。
カネコ種苗(1376)の株主優待情報 | |
---|---|
株価 | 1,405円 |
最低投資金額(100株) | 140,500円 |
優待利回り | ー |
配当利回り | 2.21% |
優待発生株数 | ー |
権利確定月 | 11月・5月 |
権利確定日 | 月末 |
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カネコ種苗(1376)の取り扱いネット証券
カネコ種苗(1376)の株を取り扱うおすすめのネット証券を紹介します。
カネコ種苗の株を購入する場合の実際の手数料や、手数料体系の違い、各証券会社ごとのメリットや注意点についてまとめていますので、証券会社選びの情報収集に活用してください。
- 楽天証券
- SBI証券
- 松井証券
楽天証券
取引手数料 | |||
---|---|---|---|
取引金額 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
約定金額ごと | 99円 | 275円 | 535円 |
1日定額制 | 0円 | 0円 | 0円 |
0コース(信用取引込) | 0円 | 0円 | 0円 |
楽天証券では、2023年10月1日から「ゼロコース」という新たな手数料体系が導入されています。
国内株式(現物/信用)の取引手数料が、約定代金に関わらず0円になるお得なコースとなっています。
例えば、カネコ種苗で100株(140,500円)買う場合、今まで通り超割コースを利用すると115円の手数料がかっていました。
ですが新制度のゼロコースであれば、手数料0円での取引ができます。※
また楽天証券ならではの特徴として、楽天グループの各サービスによって貯まる「楽天ポイント」で国内株式(現物)の購入が可能です。
普段から楽天経済圏を利用している方なら、現金を使わずポイントだけでコツコツ株を買う低リスクなポイント投資ができます。
さらに楽天証券は単元未満株サービス「かぶミニ」も提供しています。
通常株は1単元(100株)からしか取引できないところ、「かぶミニ」なら1株から購入することができるため、株式投資初心者や少額投資希望の投資家におすすめです。
カネコ種苗の株は「かぶミニ」対象外となりますが、他にも気になる銘柄があったり、銘柄の分散投資を検討している方におすすめです。
※かぶミニには手数料とは別に0.22%のスプレッドがかかります。
例:カネコ種苗の株1株(1,405円)購入の場合7円のスプレッド(実質的な手数料)が発生。
(買付時:1,405円×0.22%=3.091→小数点切り上げ:4円
売却時:1,405円×0.22%=3.091→小数点切り捨て:3円
往復コスト4+3=7円)。
楽天証券の国内株式取引手数料(税込) | |
---|---|
カネコ種苗(1376)100株購入時の 手数料込みの値段 |
140,500(株価)+0(手数料)=140,500円 【ゼロコースの場合】 |
ゼロコース | 現物取引・信用取引共に 約定代金にかかわらず0円 |
超割コース 現物取引手数料 (約定代金/取引手数料) |
5万円まで 55円 10万円まで 99円 20万円まで 115円 50万円まで 275円 100万円まで 535円 150万円まで 640円 3,000万円まで 1,013円 3,000万円超 1,070円 |
超割コース 信用取引手数料 (約定代金/取引手数料) |
10万円まで 99円 20万円まで 148円 50万円まで 198円 50万円超 385円 |
超割コース 大口優遇 | 現物取引・信用取引 約定代金にかかわらず 0円 |
いちにち定額コース (1日の約定代金合計/取引手数料) |
100万円まで 0円 200万円まで 2,200円 300万円まで 3,300円 以降、100万円増えるごとに1,100円を追加 |
かぶミニ®(単元未満株取引)手数料 | 買付・売却共に無料 ※手数料とは別にスプレッドあり (スプレッドは0.22%です。) |
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SBI証券
取引手数料 | |||
---|---|---|---|
取引金額 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
約定金額ごと | 99円 | 275円 | 535円 |
1日定額制 | 0円 | 0円 | 0円 |
SBI証券にも、単元未満株サービス「S株」があり、カネコ種苗も対象銘柄に含まれています。
ポイントでのS株の購入も可能で、楽天証券は楽天ポイントのみでしたが、SBI証券ではTポイント、Pontaポイントを使えます。(投資信託の購入ならVポイントも利用可)
またSBI証券では「現物取引 アクティブプラン」の場合、カネコ種苗100株を購入しても手数料無料です。
楽天証券で発生していたスプレッドも、SBI証券ではかかりません。
手数料体系については、SBI証券「現物取引 アクティブプラン」に対応する、楽天証券「いちにち定額コース」を比較してみます。
まず、1日の約定代金合計100万円までは手数料0円なのは同じです。
しかし、100万円以上、200万円までの取引では、SBI証券の手数料は1,238円なのに対し、楽天証券は2,200円。
300万円までになるとSBI証券が1,691円なのに対し、楽天証券は3,300円の手数料が発生します。
300万円以降は、100万円増えるごとにSBI証券は+295円、楽天証券は1,100円の手数料が追加されるので、楽天証券の手数料が割高となります。
100万円以上の取引をする場合はSBI証券の方が手数料を抑えることができるでしょう。
カネコ種苗以外の株の購入や、100万円以上の取引も視野に入れたいという方は、SBI証券がお得になりやすいです。
SBI証券の国内株式取引手数料(税込) | |
---|---|
カネコ種苗(1376)100株購入時の 手数料込みの値段 |
140,500(株価)+0(手数料)= 140,500円 【現物取引 アクティブプランの場合】 |
現物取引 スタンダードプラン (約定代金/取引手数料) |
5万円まで 55円 10万円まで 99円 20万円まで 115円 50万円まで 275円 100万円まで 535円 150万円まで 640円 3,000万円まで 1,013円 3,000万円超 1,070円 |
信用取引 スタンダードプラン (約定代金/取引手数料) |
10万円まで 99円 20万円まで 148円 50万円まで 198円 50万円超 385円 大口優遇 0円 |
現物取引 アクティブプラン (約定代金/取引手数料) |
100万円まで 0円 200万円まで 1,238円 300万円まで 1,691円 以降100万円増加ごとに +295円 |
信用取引・「はじめて信用™」 アクティブプラン (1日の約定代金合計/取引手数料) |
100万円まで 0円 200万円まで 880円 以降100万円増えるごとに440 円ずつ増加 大口優遇 0円 |
単元未満株(S株) | 無料 |
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松井証券
取引手数料 | |||
---|---|---|---|
取引金額 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
約定金額ごと | 0円 | 0円 | 1,100円 |
1日定額制 | – | – | – |
松井証券は、2023年 オリコン顧客満足度®ランキングの「ネット証券 初心者部門」で第1位を受賞している老舗ネット証券です。
さらに、HDI-Japan(ヘルプデスク協会)主催、2023年度問合せ窓口格付け(証券業界)で最高評価の「三つ星」を13年連続で獲得しています。
サイトからの問い合わせだけでなくコールセンターも設置しており、専任のスタッフが初心者にもわかりやすく細やかなサポートをしてくれます。
単元未満株サービスに関しては、松井証券では1株から株を購入することはできません(単元未満株の売却は可能)。
つまり1株から株を購入することはできないため、カネコ種苗の株を買いたい場合は100株(140,500円)が最低投資額となります。
しかし松井証券の特徴として、50万円までの取引なら現物・信用にかかわらず手数料がかかりません。
100株(140,500円)を約定する場合でも、現物取引・信用取引にかかわらず手数料が無料です。
比較として、SBI証券では通常の信用取引の場合20万円までの約定には手数料が148円発生します。
さらに26歳以下の場合、約定代金に関わらず取引手数料が無料という破格のコースも導入されています。
楽天証券やSBI証券で何千円も手数料を取られる取引でも、松井証券なら26歳以下のコースを使えば約定代金に関わらず取引手数料が無料となり非常に有利です。
特に取引コストを抑えたい学生や若者世代の投資家は、松井証券を候補にしておきましょう。
松井証券の国内株式取引手数料(税込) | |
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カネコ種苗(1376)100株購入時の 手数料込みの値段 |
140,500(株価)+0(手数料)= 140,500円 【現物取引・信用取引の場合】 |
現物取引【26歳以上】 | 50万円まで 0円 100万円まで1,100円 200万円まで2,200円 その後100万円増えるごとに1,100円加算 1億円超 110,000円)※上限 |
現物取引【26歳以下】 | 無料 |
信用取引【26歳以上】 | 50万円まで 0円 100万円まで1,100円 200万円まで2,200円 その後100万円増えるごとに1,100円加算 1億円超 110,000円)※上限 |
信用取引【26歳以下】 | 無料 |
一日信用取引 | 0円 |
単元未満株(プチ株)手数料 | 新規買付不可 売却時:約定代金 × 0.5%(税込0.55%) 最低手数料なし |
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カネコ種苗(1376)は安定している
国内株式「カネコ種苗(1376)」の株式情報、業績推移、株主優待情報等について解説しました。
カネコ種苗の営業利益は過去10年間の数字を見ても、安定して成長していることが分かります。
コロナ禍でお家時間の充実を図りたいというニーズもあった中、家庭菜園やガーデニングが注目された背景も影響していると考えます。
原油価格の高騰が影響してか、売上高としては吸収しきれなかった印象がありますが、農業は今後も注目される業界ですので、将来性に期待できる要素は十分です。
解説した内容を参考に、国内株取引の銘柄探しをしている方はぜひカネコ種苗を候補にしてみてください。
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