投資信託に興味があるものの、どの証券会社を選べばいいかで悩んでしまい中々スタートに踏み切れないという方は多いでしょう。
証券会社ごとに提携しているクレジットカード会社は異なり、それによって投資信託で貯められるポイントの種類や還元率も異なります。
自分が一番お得に使える証券会社を見つけるためには、各証券会社のポイント還元率やサービス特徴を比較することが大切。
そこでこの記事では、投資信託でポイント還元を受けられるおすすめの証券会社と、よりお得にポイント還元を受けるためのポイントを紹介します。
証券会社選びで迷っている方はぜひ目を通してみてください。
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投資信託でポイント還元を受ける方法
投資信託でポイント還元を受けとれるパターンとしては主に下記のようなものがあります。
Tポイントやdポイント、Pontaポイントといった買い物等で利用しやすい共通ポイントのほかに、用途限定の独自ポイントを付与している証券会社もあります。
貯めたポイントは買い物や商品への交換だけでなく、株式や投資信託の買付といった資産運用にも利用可能。
このお得なポイントを効率よくゲットしていくためにも、投資信託でポイント還元を受けとれるケースについて理解しておきましょう。
- 投資信託の保有残高に対する還元
- クレジットカード積立に対する還元
- 取引手数料に対する還元
投資信託の保有残高に対する還元
証券会社によっては、投資信託の保有残高に応じてポイントが還元されるサービスが提供されています。
このサービスを利用すれば事実上、信託報酬がポイント分割引されているのと同じ意味を持ってきます。
投資家からの注目度も高く、ネット証券を中心にさまざまな証券会社で提供されててきているサービスです。
クレジットカード積立に対する還元
証券会社の中にはクレジットカード決済で投資信託を積立するサービスを提供していることがあります。
これもポイント還元を受けられるサービスの一つ。
一般的なクレジットカード積立のポイント還元率は0.5%〜2%程度です。
取引手数料に対する還元
証券会社によっては、プラン手数料や現物取引の手数料に対してもポイントを付与してくれます。
「投資信託の保有残高・クレジットカード積立」に対する還元と比べて、手数料に対してまでポイント還元してくれる証券会社は少ないです。
ポイント還元率を重視して証券会社選びをしたい方には要チェックな項目となるでしょう。
投資信託でポイント還元を受けられる証券会社比較一覧
会社名 | SBI証券 | 楽天証券 | 松井証券 | マネックス証券 | au カブコム証券 |
---|---|---|---|---|---|
対応ポイント | Vポイント(クレカ投資) Tポイント Pontaポイント dポイント |
楽天ポイント | 松井証券ポイント | dポイント マネックスポイント |
Pontaポイント |
保有額に対する 還元率 |
0.100% | 0.004% | 0.317% | 0.08% | 0.050% |
投資信託でポイント還元を受けられるおすすめ証券会社
投資信託でポイント還元を受けられるおすすめの証券会社を厳選して紹介していきます。
- SBI証券
- 楽天証券
- 松井証券
- マネックス証券
- au カブコム証券
SBI証券
取引手数料 | |||
---|---|---|---|
取引金額 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
約定金額ごと | 99円 | 275円 | 535円 |
1日定額制 | 0円 | 0円 | 0円 |
SBI証券では、投資信託の保有残高に対するポイント還元率がなんと0.100%。
主要証券会社の中でもトップクラスです。
またクレジットカード積立の場合、ポイント還元率は0.5%~5.0%。
年会費無料の「三井住友カード(NL)」でも0.5%の還元を受けることができ、「三井住友カード ゴールド」なら1.0%、「三井住友カード プラチナ」なら2.0%というに還元率がアップしていきます。
またTポイント・dポイント・Pontaポイント(クレカ積立ならVポイント)の中から好きなポイントサービスを選ぶことができます。
自分が普段から使っているポイントを選択できるので、管理もしやすく使いがっ手が良いのが特徴です。
貯まったポイントは100円分から投資信託の買付金に充てることができ、効率良く資産運用することができます。
さらに取引手数料に対してもポイント還元がある数少ない証券会社の一つで、1.10%還元されます。
SBI証券の評判・口コミはやばい?口座数NO.1の理由やメリット・デメリットを徹底解説
楽天証券
取引手数料 | |||
---|---|---|---|
取引金額 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
約定金額ごと | 99円 | 275円 | 535円 |
1日定額制 | 0円 | 0円 | 0円 |
楽天証券の投資信託保有残高に対するポイント還元率は1.00%。
取引手数料に対する還元は1.00%で、いずれも主要証券会社の中ではかなりの高水準です。
楽天系サービスユーザーの人口が多いこともあり、普段から楽天ポイントを活用している人は多いです。
そのため、楽天ポイントを貯められる楽天証券を使って投資を始める方も多いのですね。
楽天カードを使ったクレカ積立の場合、ポイント還元率は0.5~1%。
またクレジットカードだけでなく、電子マネーの「楽天キャッシュ」でも投資信託の積立が可能です。
楽天キャッシュの利用時に楽天カードからチャージすることで、さらに0.5%分の楽天ポイントが還元されます。
楽天証券の口コミ・評判まとめ!他社と比較したメリット・デメリット
松井証券
取引手数料 | |||
---|---|---|---|
取引金額 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
約定金額ごと | 0円 | 0円 | 1,100円 |
1日定額制 | – | – | – |
松井証券の投資信託保有残高に対するポイント還元率は0.317%で、主要証券会社の中でも頭一つ飛びぬけています。
ただし、還元されるのは松井証券ポイントという独自のポイントサービスです。
1ポイント1円として投資信託の買付等に利用できますが、Tポイント・dポイント・楽天ポイントと比べると普段使いの利便性は高くない印象。
「コスパ良く投資をしたい!」という方におすすめです。
また投信を保有していることで、代行手数料から0.3%を引いた分を、現金もしくはポイントで還元してくれます。
信託報酬が高いほどポイント付与率も高くなるため、アクティブファンドを長期保有したい人に適しています。
松井証券の口コミ・評判まとめ!他社と比較したメリット・デメリット
マネックス証券
取引手数料 | |||
---|---|---|---|
取引金額 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
約定金額ごと | 99円 | 275円 | 535円 |
1日定額制 | 550円 | 550円 | 550円 |
マネックス証券の投資信託保有残高に対するポイント還元率は0.08%。
クレカ積立の基本ポイント還元還元率は1.1%です。
マネックス証券は特に、クレカ積立の基本還元率が他社と比べて最高水準なのが特徴。
またマネックスポイントは使いやすいdポイントやAmazonギフト券に交換できるのも嬉しいポイントです。
「ワン株」という1株から株を購入できるサービスも提供しているため、コストとリスクを抑えて投資を始めたい初心者の方にもおすすめです。
マネックス証券の口コミ・評判まとめ!他社と比較したメリット・デメリット
au カブコム証券
取引手数料 | |||
---|---|---|---|
取引金額 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
約定金額ごと | 99円 | 275円 | 535円 |
1日定額制 | 0円 | 0円 | 0円 |
auカブコム証券の投資信託保有残高に対するポイント還元率は0.050%。
さらにauカブコム証券×au PAYカードでのクレカ積立なら、積立額の1%ポイント還元還元率されます。
auカブコム証券で貯められるポイントはPontaポイントで、投資信託の買付や単元未満株(プチ株)の購入代金にも当てられます。
ポイント投資にも利用可能で、ポイント投資で購入できる1,400本を超える投資信託は全て購入時手数料が無料なのも大きな特徴です。
auユーザーやりau Payをよく利用する方であればさらに利便性が高いでしょう。
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投資信託でお得にポイント還元を受けるためのポイント
投資信託でお得にポイント還元を受けるためのポイントは、クレジットカード決済を使うことです。
投資信託を積立する際、口座振替や証券口座への入金よりも、クレジットカード決済を選択したほうがお得になるからです。
一般的にクレジットカードでは利用額に応じてポイント0.5~1%ほどのポイント還元を受け荒れます。
投資信託の購入や保有に対する還元と、クレジットカード決済に対するポイントを2重取りすることができますよ。
投資信託でお得にポイント還元を受けよう
投資信託でポイント還元を受けられるおすすめの証券会社と、よりお得にポイント還元を受けるためのポイントについて解説しました。
証券会社選びではポイント還元率だけでなく、貯められるポイントの種類やそのポイントの使い勝手のよさにも注目しましょう。
普段から利用しているポイントがあれば、同じ種類のポイントを貯められる証券会社を選ぶ方が、ポイントの有効期限の管理や使えるお店の把握がしやすいメリットがあります。
自分にとって使いやすいサービスを判断するためにも、今回の内容をぜひ参考にしてみてください。