「つみたてNISAの口座開設はどこがおすすめ?」「証券会社の比較ポイントは?」など疑問に感じる方も多いのではないでしょうか。
つみたてNISAの口座開設は、銀行、信用金庫、証券会社、ネット証券で開設することができます。
ただつみたてNISAの口座は1人1口座しか開設できないため、注意が必要です。
そこで今回は、つみたてNISAの口座開設をする際のおすすめの証券会社を紹介するとともに、証券会社を選ぶポイントまで解説します。
ぜひ参考にしてください。
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つみたてNISAの口座開設におすすめのネット証券を比較
つみたてNISAの口座開設にオススメのネット証券は以下の通りです。
なお、すべてのネット証券が買付手数料無料で最低購入金額は100円からとなっています。
会社名 | 楽天証券 | SBI証券 | マネックス証券 | auカブコム証券 | 松井証券 |
---|---|---|---|---|---|
銘柄数 | 182 | 184 | 152 | 178 | 177 |
ポイント種類 | 楽天ポイント | Tポイント・dポイント・Pontaポイント・Vポイント | マネックスポイント | Pontaポイント | 松井証券ポイント |
つみたてNISAの口座開設はどこがいい?おすすめの証券会社
つみたてNISAにおすすめのネット証券について解説します。
- 楽天証券
- SBI証券
- マネックス証券
- auカブコム証券
- 松井証券
楽天証券
取引手数料 | |||
---|---|---|---|
取引金額 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
約定金額ごと | 99円 | 275円 | 535円 |
1日定額制 | 0円 | 0円 | 0円 |
積立NISA | 182銘柄 |
---|---|
投資信託 | 2,651本 |
外国株 | 米国株式(4,667銘柄)/中国株式/ASEAN株 |
ポイント投資 | 楽天ポイント |
取引ツール(PC) |
|
スマホアプリ |
|
楽天証券は2021年度のNISA口座開設数No.1、つみたてNISAの口座開設数は全体の約43.2%と人気のネット証券です。
楽天証券は、楽天ポイントが投資に利用できたり貯めることができます。
決済方法は楽天カードや楽天銀行、楽天証券口座などから選ぶことができます。
楽天カードでクレジットカード積立を選択すると、楽天ポイントが貯められるため、資産運用をしつつ楽天市場などで利用できるポイントが貯められる点が魅力的です。
普段から楽天経済圏を利用している方におすすめです。
楽天証券の評判・口コミはどう?楽天ポイントで投資できる仕組みや口座開設手順を解説
SBI証券
取引手数料 | |||
---|---|---|---|
取引金額 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
約定金額ごと | 99円 | 275円 | 535円 |
1日定額制 | 0円 | 0円 | 0円 |
積立NISA | 184銘柄 |
---|---|
投資信託 | 2,659本 |
外国株 |
|
ポイント投資 |
|
取引ツール(PC) |
|
スマホアプリ |
|
SBI証券は、積立金額を100円から設定できるため少額から始めることができるため、初心者の方でも始めやすいという特徴があります。
つみたてNISAの取り扱い銘柄数も184本と豊富なだけでなく積立頻度も、毎日、毎週、毎月から選ぶことができるため自分に合った投資スタイルやライフスタイルで積立ていくことが可能です。
また、三井住友カードでクレジットカード積立を行えばVポイントとTポイントが付与される点も魅力的です。
SBI証券の評判・口コミはやばい?口座数NO.1の理由やメリット・デメリットを徹底解説
マネックス証券
取引手数料 | |||
---|---|---|---|
取引金額 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
約定金額ごと | 99円 | 275円 | 535円 |
1日定額制 | 550円 | 550円 | 550円 |
積立NISA | 152銘柄 |
---|---|
投資信託 | 1,276本 |
外国株 | 米国株式 中国株式 |
ポイント投資 | マネックスポイント |
取引ツール(PC) |
|
スマホアプリ |
|
マネックス証券はツールが使いやすく、また、つみたてNISAを比較できるシュミレーションツールがあるため自分の投資スタイルやライフスタイルに合った方法を選択できます。
シュミレーションツールは、投資目的に合わせた提案をしてくれるため初心者の方でも安心です。
また、マネックスカードで積立決済を行うとTポイントやdポイント、マネックスポイントに交換できる点も魅力的です。
マネックス証券の評判・口コミはどう?米国株投資におすすめの理由や口座開設手順も解説
auカブコム証券
取引手数料 | |||
---|---|---|---|
取引金額 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
約定金額ごと | 99円 | 275円 | 535円 |
1日定額制 | 0円 | 0円 | 0円 |
積立NISA | 177銘柄 |
---|---|
投資信託 | 1,587本 |
外国株 | 米国株式(1,532銘柄) |
ポイント投資 | Pontaポイント(投資信託・プチ株買付に利用可能) |
取引ツール(PC) |
|
スマホアプリ |
|
auカブコム証券は、取り扱い銘柄がSBI証券や楽天証券の次に多いネット証券です。
auPayカードで積立を行うと1%の還元があり、さらに月間投資信託平均保有残高に応じてPontaポイントを貯めることもできます。
auユーザーであれば、お得な特典もあるため普段からauを利用している方におすすめです。
auカブコム証券の評判・口コミはどう?メリット・デメリットや取引手数料・取引ツールを解説
松井証券
取引手数料 | |||
---|---|---|---|
取引金額 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
約定金額ごと | 0円 | 0円 | 1,100円 |
1日定額制 | – | – | – |
積立NISA | 177銘柄 |
---|---|
投資信託 | 1,632本 |
外国株 | 米国株式(1,056銘柄) |
ポイント投資 | 松井証券ポイント |
取引ツール(PC) |
|
スマホアプリ |
|
松井証券は創業100年を越える老舗の証券会社です。
ロボアドバイザーが運用目的に応じて様々な提案をしてくれたり、電話サポートがあったりとこれから始める初心者の方におすすめです。
松井証券はスマホアプリの「投信アプリ」で積立が行え、また、対象銘柄の購入で現金か松井証券ポイントが還元されます。
松井証券の評判・口コミはどう?サービス内容や取引手数料の評価を徹底調査
つみたてNISAでおすすめの証券会社の選び方
つみたてNISAでオススメする証券会社の選び方は以下の通りです。
- 積立頻度
- つみたてNISAの銘柄数
- つみたてNISAを利用することで得られる特典
それぞれ解説します。
積立頻度
積立投資の基準価格は毎日変動するため積立頻度も証券会社を選ぶポイントの1つです。
積立頻度は月に1回のみや、毎日、毎週、毎月と選ぶことができる証券会社もあります。
積立頻度が多いほど、時間的な分散ができるためおすすめです。
上述した、おすすめのネット証券の積立頻度は以下の通りです。
楽天証券 | 毎日・毎月 |
---|---|
SBI証券 | 毎日・毎週・毎月 |
マネックス証券 | 毎月 |
auカブコム証券 | 毎月 |
松井証券 | 毎日・毎月 |
つみたてNISAの銘柄数
現在つみたてNISAの対象商品は全部で215本となっていますが、各証券会社によって取り扱い銘柄数は変わってきます。
銀行や信用金庫は取り扱い銘柄数が少なく、自分が買いたい銘柄が無いという恐れがあるため、基本的にはネット証券で口座を開設することをおすすめします。
上述した、おすすめのネット証券の銘柄数は以下の通りです。
楽天証券 | 182 |
---|---|
SBI証券 | 184 |
マネックス証券 | 156 |
auカブコム証券 | 178 |
松井証券 | 177 |
つみたてNISAを利用することで得られる特典
つみたてNISAを利用することで得られる特典も選ぶポイントの1つです。
例えば、銀行や信用金庫は特典がない場合が多い傾向にあり、ネット証券はポイントが貯まるなどの特典があります。
普段楽天経済圏を利用している方は楽天証券、auユーザーならauカブコム証券など、利用しているサービスに関連した証券会社を選ぶことでお得につみたてNISAを行うことができます。
つみたてNISAのメリット
つみたてNISAのメリットは以下の通りです。
- つみたてNISAは非課税で運用できる
- つみたてNISAは少額から始めることができる
- つみたてNISAは自由に解約できる
それぞれ解説します。
つみたてNISAは非課税で運用できる
つみたてNISAを行う最大のメリットは運用益が非課税になる点です。
例えば一般的な投資では、運用して出た利益に対して20.315%の税金がかかってしまいます。
一方つみたてNISAの場合は、最大で20年間は運用益に税金がかかることがありません。
そのため長期運用で老後資産を貯めていきたい方にとっては嬉しいポイントです。
少額から始めることができる
つみたてNISAは少額から始めることができるため初心者の方でも気軽に投資ができます。
最近は株式投資も少額から投資できるサービスがありますが、まだ主流ではなく数十万ほどの資金が必要な場合がほとんどです。
その点、つみたてNISAは証券会社によっては100円から投資できるところもあります。
現時点でまとまった資金は無いけど資産運用を始めていきたいという方は少額から始めることができるためおすすめです。
自由に解約できる
上述したように、つみたてNISAの最大のメリットは運用益が非課税になる点ですが、iDeCoも運用益が非課税になる投資の1つです。
しかしiDeCoは原則60歳まで解約することができません。
そのためどうしてもお金が必要になり、iDeCoを解約したいとなったとしても基本的に解約することはできないというデメリットがあります。
つみたてNISAもiDeCoもどちらも長期運用が基本ですが、解約したい場合に自由に解約できる点がつみたてNISAのメリットの1つといえます。
つみたてNISAのデメリット
つみたてNISAのデメリットは以下の通りです。
- 損益通算や繰越控除ができない
- 元本割れのリスクがある
それぞれ解説します。
損益通算や繰越控除ができない
つみたてNISAは運用益が非課税になる点がメリットですが、仮に損失が出た場合、税制上は損失とされず損益通算ができないため注意が必要です。
損益通算とは、利益と損失を相殺することで税金を減らすことができる仕組みです。
そのため、つみたてNISAで損失が出て他の口座で20万円以上の利益が出た場合は課税対象になってしまいます。
また、繰越控除ができないため損失が出たとしても損失を活かして運用していくことができません。
繰越控除とは、譲渡益から控除できなかった損失金額を最大で3年間は繰り越すことができ、繰り越した年の利益を控除することができる制度です。
元本割れのリスクがある
つみたてNISAは金融庁が推奨する資産運用ではありますが、投資のため元本割れのリスクがあります。
元本割れのリスクを避けるためには長期運用を心がけ、価格が下がっても悲観しないことです。
長期運用をすることで時間的なリスク分散ができるだけでなく複利効果も期待できます。
複利効果とは、運用益が出た場合にその利益をさらに運用に回すことです。
元本割れのリスクがあるものの、長期投資をしていけば高い投資効果が期待できます。
つみたてNISAの口座開設はネット証券がおすすめ
上述したように、つみたてNISAは銀行や信用金庫などでも始められますが、取り扱い銘柄や特典などがあるためネット証券で口座開設することをおすすめします。
つみたてNISAの口座は1人1口座しか開設できません。
そのため、普段利用しているポイントやサービスなどに合わせて証券会社を決めるとお得につみたてNISAを運用していくことができます。