INPEX(1605)株価・株式情報を紹介！業績推移や株主優待情報も徹底解説

この記事では、東京証券取引所プライム市場に上場する「INPEX(1605)」についての株価・株式情報を紹介しています。

業績推移や株主優待情報もまとめていますのでぜひ目を通してみてください。

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INPEX(1605)のリアルタイムチャート

INPEX(1605)のリアルタイムチャートです。

年ごとの値動き幅については下記にまとめています。

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INPEX(1605)の基本情報

「株式会社 INPEX」は1943年に設立された、石油や天然ガスの探鉱・開発・生産を手掛ける企業です。

アジアを中心にエネルギー需要に応えつつ、近年は気候変動問題や低炭素社会への移行というエネルギー需要への影響と向き合っています。

具体的には、水素・アンモニア、再生可能エネルギー、CCS・CCUS、カーボンリサイクル・新分野事業、森林保全のネットゼロ5分野を、2050年に向けて拡大しています。

基盤事業である石油・天然ガス上流事業には引き続き取り組んでいく一方、「コアエリアへの選択と集中」・「天然ガスシフト」・「強靭化とクリーン化」を一体で推進することで、クリーンなエネルギーとして安定供給を継続しています。

会社概要

株式会社INPEXの会社情報は下記の通りです。

事業内容

INPEXは石油や天然ガスの探鉱・開発・生産で成長してきましたが、現在はネットゼロ事業をあわせて展開しています。

ネットゼロとは、大気中に排出される温室効果ガスと大気中から除去される温室効果ガスが同量となるバランスの取れている状況のことです。

そして、2050年までの温室効果ガス削減の世界共通目標として、「2050年ネットゼロ」が掲げられています。

「2050年ネットゼロ」へ向けての具体的な取り組みとしては、「水素・アンモニア事業の展開」「石油・天然ガス分野のCO2削減（CCS・CCUS）」「再生可能エネルギーの強化と重点化」「カーボンリサイクルの推進と新分野事業の開拓」「森林保全の促進」を展開。

例として水素・アンモニア事業では、燃焼時にCO2を排出しないエネルギーである水素・アンモニアを製造・供給に取り組んでいます。

アンモニアは水素のエネルギーキャリアとして有望視されており、今後需要の高まりを期待できることから注目の事業となっています。

INPEX(1605)の業績推移

INPEX(1605)の売上高、営業利益の業績推移についてまとめています。

売上高

INPEXの2015年3月期～2022年12月期の売上高通期実績、そして2023年12月期の通期予想をグラフにしました。

2022年には、前年を大きく上回る売上高で過去最高値を更新しています。

2023年には減少の予想となっていますが、これは資源高が落ち着き始め、石油・天然ガスの販売単価が落ちていることによる影響があると考えます。

営業利益

INPEXの2015年3月期～2023年3月期の営業利益の通期実績、そして2024年3月期の通期予想をグラフにしています。

営業利益もおおむね売上高と同じ推移となっています。

資源高が落ち着き始め、石油・天然ガスの販売単価が落ちていることにより、2023年度の予想は前年と比べて減少となる予想です。

ただ、原油の市場価格が期初の想定よりも高値で推移していることもあり、営業利益の見通しは8920億円から1兆90億円に引き上げられています。

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INPEX(1605)の株主優待情報

INPEX(1605)の株主優待情報についてまとめました。

株主優待の内容をはじめ、優待を受けるために必要な最低株数、必要資金、優待受け取りの受け取りのタイミング等を確認しましょう。

優待内容

INPEXの株主優待では、保有株式数と継続保有年数に応じて、オリジナルデザインのQUOカードが送られます。

対象となるのは、毎年12月末にINPEX普通株式400株以上を1年以上継続して保有する株主です。

400～800株未満の場合は、保有年数に応じて1,000～3,000円相当。

800株以上の場合は、保有年数によって2,000～5,000円相当のQUOカードがが贈呈され、毎年3月下旬頃発送されます。

保有株数と保有年数ごとの優待内容は下記の通りです。

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投資金額

INPEXの株価は、タイミングにもよりますが2,170円ほどです。

株主優待が発生するのは400株からなので、株主優待をもらうための最低投資金額は868,000円となります。

また基本的に株式は1単元（100株）からの取引しかできないため、INPEXのの株を購入する際の最低投資金額は217,000円からとなります。

ただし、単元未満株サービスを提供する証券会社であれば、1株から購入できる可能性があります。

単元未満で少しずつ購入し、400株に到達すれば株主優待の権利も得られます。

株主優待はもらいたいけどいきなり80万も投資はできない…という方は100株からの購入や、場合によっては単元未満株サービスの利用も検討しましょう。

資金状況とも相談しながら、投資スタイルを決めていってください。

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INPEX(1605)の取り扱いネット証券

INPEX(1605)の株を取り扱うおすすめのネット証券を紹介します。

INPEXの株を購入する場合の実際の手数料や、手数料体系の違い、各証券会社ごとのメリットや注意点についてまとめていますので、証券会社選びの情報収集に活用してください。

楽天証券

楽天証券の単元未満株サービス「かぶミニ」を提供しており、INPEXも対象銘柄です。

通常株は1単元（100株）からしか取引できないところ、「かぶミニ」なら1株から購入することができます。

100株買うには217,000円必要でも、1株なら2,170円から購入することができ、お小遣いの範囲で気軽に投資をすることができます。

また楽天証券ならではの特徴として、楽天グループの各サービスによって貯まる「楽天ポイント」で国内株式（現物）を購入できます。

普段から楽天ポイントを貯めている方なら、現金を使わずポイントだけでコツコツ株を買う、低リスクな投資が可能です。

さらに楽天証券では、2023年10月1日から「ゼロコース」という新たな手数料体系が導入されました。

国内株式（現物/信用）の取引手数料が、約定代金に関わらず0円になるお得なコースとなっています。

例えば、INPEXで株主優待を受けるためには400株（868,000円）を約定する必要があります。

この場合、今まで通り超割コースを利用すると535円の手数料がかっていましたが、ゼロコースであれば手数料0円で取引できます。※

※かぶミニには手数料とは別に0.22％のスプレッドがかかります。

例：INPEXの株1株（2,170円）購入の場合9円のスプレッド（実質的な手数料）が発生。

（買付時：2,170円×0.22％＝4.774→小数点切り上げ：5円

売却時：2,170円×0.22％＝4.774→小数点切り捨て：4円

往復コスト5＋4＝9円）。

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SBI証券

SBI証券では「現物取引 アクティブプラン」を使えば、INPEX400株（株主優待をもらえるライン）を購入しても手数料無料です。

SBI証券「現物取引 アクティブプラン」に対応する、楽天証券「いちにち定額コース」と比較すると、１日の約定代金合計が100万円までは手数料は0円で同じです。

ただし、100万円以上の取引をする場合はSBI証券の方が手数料を抑えることができます。

INPEXの株主優待が発生する400株の場合、868,000円なので100万円は超えません。

しかし、例えばINPEXの株主優待をグレードアップするために、400株よりも800株を達成したい場合は、800株で1,736,000円となり100万円を超える取引となります。

具体的には、楽天証券（いちにち定額コース）でINPEXの株800株を購入した時の手数料は2,200円、SBI証券では1,238円と割安です。

さらに200万円以上の取引の場合でも、SBI証券の手数料は基本的に楽天証券より割安になります。

ご自身が今後どんな規模感で取引したいのかを考え、100万円以上の取引もあり得ると思う場合にはSBI証券が有利になるでしょう。

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松井証券

松井証券の大きな特徴として、26歳以下の場合約定代金に関わらず取引手数料が無料になります。

現物取引・信用取引に関わらず、取引手数料を気にせず投資できるため、学生や若者世代の投資家にとってはメリットが大きいです。

INPEXで株主優待をもらえるラインである400株（868,000円）を約定する場合でも、現物取引・信用取引にかかわらず手数料が無料です。

比較として、SBI証券では通常の信用取引の場合50万円以上の約定には手数料が385円の発生するので、26歳以下の場合の方は松井証券の方が取引コストを抑えて有利に投資できます。

ただ、松井証券は単元未満株の新規買付ができませんので、少額取引がしたい方は気をつけましょう。

また26歳以上でも50万円以上の取引は手数料無料となっており、INPEXの最低購入数である100株（217,000円）を購入する場合、現物取引・信用取引共に手数料はかかりません。

100株ずつ購入して、株主優待の対象ラインである400株を目指せば、手数料コストを抑えられます。

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INPEX(1605)は売上高成長率が高い

国内株式「INPEX(1605)」の株式情報、業績推移、株主優待情報等について解説しました。

INPEXは2022年に、前年を大きく上回る過去最高売上高を更新しています。

しかし2023年には減少の予想となっており、資源高が落ち着き始めたことによって石油・天然ガスの販売単価が落ちたことによる影響と考えます。

営業利益もおおむね売上高と同じ推移となっています。

ただ、原油の市場価格が当初の想定よりも高値で推移したことによって、営業利益の見通しは8920億円から現在1兆90億円にまで引き上げられています。

解説した内容を参考に、国内株取引の銘柄探しをしている方はぜひINPEXを候補にしてみてください。

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