日鉄鉱業(1515)株価・株式情報を紹介！業績推移や株主優待情報も徹底解説

この記事では、東京証券取引所プライム市場に上場する「日鉄鉱業(1515)」についての株価・株式情報を紹介しています。

業績推移や株主優待情報もまとめていますのでぜひ目を通してみてください。

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日鉄鉱業(1515)のリアルタイムチャート

日鉄鉱業(1515)のリアルタイムチャートです。

年ごとの値動き幅については下記にまとめています。

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日鉄鉱業(1515)の基本情報

日鉄鉱業は、1939年に石炭、鉄鉱石、石灰石等の製鉄原料の開発と安定供給を目的として設立されました。

旧日本製鐵(株)（現在の日本製鉄(株)）の鉱山部門が、日鉄鉱業として独立したのが始まりです。

地下資源の開発による原料供給で発展・拡大してきましたが、資源問題やエネルギー諸情勢の変革、環境問題等の時代のニーズに順応する取り組みを見せています。

現在では経営の軸を、石炭から金属並や石灰石へと移しており、日本国内で毛でなく海外でも鉱山開発を手掛ける総合資源会社となっています。

会社概要

日鉄鉱業株式会社の会社情報は下記の通りです。

事業内容

日鉄鉱業は、鉱石部門・金属部門・資源開発部門をそれぞれ設置して資源事業に取り組んでいます。

鉱石部門では主に石灰石を扱います。

石灰石は、資源小国といわれる日本において自給率100％を誇る貴重な地下資源です。

国内年間生産量は1億2千万トンにもなり、鉱物資源石灰石を活かした商品を開発にも取り組んでいます。

資源開発部門では、世界各地で製鉄原料や、銅の原料となる銅鉱石等の探査・開発活動を積極的に展開。

金属部門では海外銅鉱山（イラン・コロンビア・チリ等）の開発等に取り組んでいます。

日鉄鉱業(1515)の業績推移

日鉄鉱業(1515)の売上高、営業利益の業績推移についてまとめています。

売上高

日鉄鉱業の2015年3月期～2023年3月期の売上高通期実績、そして2024年3月期の通期予想をグラフにしました。

売上高はおおむね安定しており、全体として業績は成長しています。

新型コロナウイルス流行元年の2020年から業績が落ちる企業も多く、さらにウクライナ情勢の長期化に影響を受ける企業も多い中、日鉄鉱業は影響をそこまで感じさせない成長率となっています。

2023年の売上高は過去最高となっており、2024年も同水準で着地見込みです。

営業利益

日鉄鉱業の2015年3月期～2023年3月期の営業利益の通期実績、そして2024年3月期の通期予想をグラフにしています。

2022年度の営業利益は過去最高額を記録したものの、2023年度は減少に転じました。

これは、資源事業の減益や海外銅鉱山の開発調査費の増加による影響が大きいと考えます。

2024年度の予想に関しても、開発調査費の増加などの影響が残り、売上高の割に営業利益を確保できなかったと見えます。

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日鉄鉱業(1515)の株主優待情報

日鉄鉱業(1515)の株主優待情報についてまとめました。

株主優待の内容をはじめ、優待を受けるために必要な最低株数、必要資金、優待受け取りの受け取りのタイミング等を確認しましょう。

優待内容

日鉄鉱業の株主優待では、日鉄鉱業子会社の釜石鉱山(株)が製造・販売している「仙人秘水（非加熱の弱アルカリ性ナチュラルミネラルウォーター）」が贈呈されています。

対象となるのは、毎年3月31日時点での株主名簿に記載された100株以上保有の株主です。

株式の保有数によって、贈呈される「仙人秘水」の量が変わります。

保有株数ごとの優待内容は下記の通りです。

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投資金額

日鉄鉱業の株価は、タイミングにもよりますが4,925円ほどです。

株主優待が発生するのは100株からなので、株主優待をもらうための最低投資金額は492,500円となります。

また基本的に株式は1単元（100株）からの取引しかできないため、日鉄鉱業のの株を購入する際の最低投資金額も492,500円からとなります。

ただし、単元未満株サービスを提供する証券会社であれば、1株から購入できる可能性があります。

単元未満で少しずつ購入し、100株に到達すれば1単元として扱われ、株主優待の権利も得られます。

「株主優待はもらいたいけど、いきなり50万も投資できない…」

そんな時は単元未満株サービスの活用も視野に入れながら、資金状況とも相談して証券会社を探しましょう。

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日鉄鉱業(1515)の取り扱いネット証券

日鉄鉱業(1515)の株を取り扱うおすすめのネット証券を紹介します。

日鉄鉱業の株を購入する場合の実際の手数料や、手数料体系の違い、各証券会社ごとのメリットや注意点についてまとめていますので、証券会社選びの情報収集に活用してください。

楽天証券

楽天証券では、2023年10月1日から「ゼロコース」という新たな手数料コースが導入されました。

国内株式（現物/信用）の取引手数料が、約定代金に関わらず0円になるお得なコースとなっています。

例えば、日鉄鉱業で株主優待を受けるためには100株（492,500円）を約定する必要があります。

この場合、今まで通り超割コースを利用すると115円の手数料がかっていました。

ですが新制度のゼロコースであれば、手数料0円で取引ができます。※

また、楽天証券の単元未満株サービス「かぶミニ」を提供しています。

通常株は1単元（100株）からしか取引できないところ、「かぶミニ」なら1株から購入することができるため、株式投資初心者や少額投資希望の投資家におすすめです。

日鉄鉱業も「かぶミニ」対象銘柄であり、100株買うには492,500円必要でも、1株なら4,925円から購入することができます。

さらに楽天証券ならではの特徴として、「楽天ポイント」で国内株式（現物）の購入ができます。

現金を使わずポイントだけで株を買う、低リスクなポイント投資ができますので、楽天ユーザーにおすすめです。

※かぶミニには手数料とは別に0.22％のスプレッドがかかります。

例：日鉄鉱業の株1株（4,925円）購入の場合21円のスプレッド（実質的な手数料）が発生。

（買付時：4,925円×0.22％＝10.835→小数点切り上げ：11円

売却時：4,925円×0.22％＝10.835→小数点切り捨て：10円

往復コスト11＋10＝21円）。

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SBI証券

SBI証券では「現物取引 アクティブプラン」を使うことによって、株主優待の対象となるラインである、日鉄鉱業100株を購入しても手数料無料です。

楽天証券で発生していたスプレッドも、SBI証券ではかかりません。

手数料コースに関しても楽天証券と比較していましょう。

SBI証券「現物取引 アクティブプラン」に対応する、楽天証券「いちにち定額コース」と比較した場合、１日の約定代金合計100万円までは手数料0円なのは同じです。

ただし、100万円以上の取引をする場合はSBI証券の方が手数料を抑えることができます。

100万円以上、200万円までの取引では、SBI証券の手数料は1,238円なのに対し、楽天証券は2,200円。

200万円以上の取引でも、楽天証券の手数料が割高となっています。

ただし、日鉄鉱業の株主優待が目的の場合、100万円を超える株の購入は必ずしも必要ではありません。

日鉄鉱業の株主優待が発生するのは100株からであり、100株の価格は492,500円です。

株主優待をグレードアップするために500株や1,000株の購入も視野に入れたい、他の高価格帯株にも興味があるという方は、SBI証券がお得になりやすいです。

またSBI証券にも、単元未満株サービス「S株」があり、ポイントでS株の購入も可能です。

楽天証券は楽天ポイントのみでしたが、SBI証券ではTポイント、Pontaポイントを使って「S株」を購入できます。（投資信託の購入ならVポイントも利用可）

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松井証券

松井証券の特徴として、50万円までの取引なら現物・信用にかかわらず手数料がかかりません。

日鉄鉱業で株主優待をもらえるラインである100株（492,500円）を約定する場合でも、現物取引・信用取引にかかわらず手数料が無料です。

比較として、SBI証券では通常の信用取引の場合50万円までの約定には手数料が198円発生します。

さらに26歳以下の場合、約定代金に関わらず取引手数料が無料という破格のシステムも導入されています。

楽天証券やSBI証券で何千円も手数料を取られる取引でも、松井証券なら26歳以下のコースを使えば約定代金に関わらず取引手数料が無料となり非常に有利です。

特に取引コストを抑えたい学生や若者世代の投資家は、松井証券を候補にしておきましょう。

ただし、松井証券では、単元未満株の売却こそできるものの、1株から株を購入することはできません。

つまり1株から株を購入することはできないため、日鉄鉱業の株を買いたい場合は100株（492,500円）が最低投資額となりますので、少額投資したい方はサブ口座などで検討しましょう。

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日鉄鉱業(1515)の業績は安定している

国内株式「日鉄鉱業(1515)」の株式情報、業績推移、株主優待情報等について解説しました。

売上高はおおむね安定しており、全体として業績は成長しています。

新型コロナウイルス流行元年の2020年から業績が落ちる企業も多く、さらにウクライナ情勢の長期化に影響を受ける企業も多い中、日鉄鉱業はコロナ禍の影響をそこまで感じさせていません。

しかし、2023年度の営業利益は減少に転じました。

これは、資源事業の減益や海外銅鉱山の開発調査費の増加による影響が大きいと考えます。

とはいえ売上高自体は2023年に過去最高となっており、2024年も同水準で着地見込みです。

アフターコロナで経済活動は平時を取り戻しつつあり、資材や人員の移動・輸送費なども落ち着いてくれば、営業利益の回復も期待できます。

解説した内容を参考に、国内株取引の銘柄探しをしている方はぜひ日鉄鉱業を候補にしてみてください。

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