「インドネシア株ってどうやって買うの?」「米国株と比べて難しそう」など思われている方も多いのではないでしょうか。
インドネシア株は今後の成長が期待されている株の1つで、日本の証券会社を利用すると簡単に購入することができます。
今回はインドネシア株の概要とメリットデメリット、オススメの証券会社、注意点を解説します。
ぜひ参考にしてくださいね。
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インドネシア株式とは
インドネシアはASEAN(アセアン)に加入する国の一つです。
ASEANはマレーシア、フィリピン、シンガポール、タイなども含まれます。
インドネシアは人口増加などから多くの投資家から注目されており、日本政策金融公庫が行ったアンケートでは中期的に有望な投資国で第5位になっています。
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インドネシアの特徴
インドネシアは人口が約2億7,000万人で、これは世界第4位の人口数です。
人口は年々増加しており毎年300万人ほど増加しています。
人口増加に伴って経済成長も期待されており多くの投資家から注目されています。
平均年齢は29.2歳で、労働人口も1億人を超えていることから、若い労働力を豊富に有しているのも特徴です。
また国土の面積は日本の約5倍で、各種金属や天然ガスの生産において大きな価値を秘めています。
さらにインドネシアで生産される天然ガスは、LNGの形で日本にも輸出されていて、日本にとって最大の供給元でもあります。
インドネシア株式は新興国扱い
インドネシアの株式市場はアメリカのMSCIによって新興国市場として分類されています。
新興国とは、将来的に高い成長を期待されている国のことで中南米や東南アジア、ロシアなどがあたり、アメリカや日本などは先進国に分類されます。
先進国と新興国の違いは、新興国の方が投資リスクが高い傾向にある点です。
投資先の国の経済が傾いた時に投資家はお金を引き上げるため、価格が暴落する恐れがあります。
インドネシア株式のメリット
インドネシア株のメリットは以下の通りです。
- 経済成長が期待できる東南アジアへ投資ができる
- 分散投資ができる
それぞれ解説します。
経済成長が期待できる東南アジアへ投資ができる
近年の東南アジアは経済が急成長している国へ投資することでハイリターンが期待できます。
東南アジアが急成長している要因の1つは人口増加です。
現在のASEAN全体の人口は約6億5,000万人で、2030年には7億人に到達すると言われています。
また平均年齢は29.1歳と、日本の45歳と比べて生産人口が圧倒的に若いことがわかります。
このように人口増加と生産年齢などを考えると中長期的な経済成長が期待できます
分散投資ができる
新興国であるインドネシアに投資をすることでアメリカなどの先進国との地理的な分散投資をすることが可能です。
株式は国際情勢や自然災害などから影響を受けるため、1つの国や地域だけに絞った投資はリスクを伴います。
そのためインドネシアを始めとする動きの違う株式にも投資をしておくことで、リスク分散をすることができます。
インドネシア株式のデメリット
インドネシア株式のデメリットは以下の通りです。
- 為替リスクがある
- 情報収集が難しい
それぞれ解説します。
為替リスクがある
インドネシア株式だけではありませんが、外国株に投資をする際には為替リスクがあります。
為替リスクとは、プラスになっていたとしても為替レートの変動によって損失がでてしまう場合のことがあるということです。
インドネシアなどの新興国は為替変動が起きやすい傾向にあるため注意が必要です。
情報収集が難しい
これもインドネシアだけに限りませんが、新興国への投資は先進国に比べて情報収集が難しい傾向にあります。
通常、株式投資は企業の情報や業界、国際情勢などを踏まえて投資を行います。
日本株の場合、インターネットやニュースで知ることができますし、米国株の場合は人気があるため日本語での情報は多く、投資をする際に困ることはほとんどありません。
しかし、インドネシアなどの新興国の場合、日本株や米国株のように多くの情報があるわけではないため情報収集が難しい傾向にあります。
そのため取引をする際は不便さを感じることがあるため注意が必要です。
インドネシア株式が行えるおすすめネット証券を比較
以下ではオススメの証券会社を比較しています。
会社名 | 楽天証券 | SBI証券 | アイザワ証券 |
---|---|---|---|
インドネシア株 銘柄数 |
70 | 74銘柄 | 122 |
手数料 | 約定代金の1.1% 最低手数料550円(税込) |
約定代金の1%(税込1.1%) 最低手数料:238,000インドネシアルピア(税込261,800インドネシアルピア) |
対面取引手数料 売買代金の 2.20% インターネット・モバイル発注 売買代金の 1.65% コールセンター発注 売買代金の 1.98% コンサルネット発注 売買代金の 2.20% |
※2023/12/08時点時点
インドネシア株式を取引できるおすすめの証券会社
インドネシア株式が行えるおすすめの証券会社をそれぞれ解説します。
- 楽天証券
- SBI証券
- アイザワ証券
楽天証券
2024/03/08時点の情報です。
取引手数料 | |||
---|---|---|---|
取引金額 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
約定金額ごと | 99円 | 275円 | 535円 |
1日定額制 | 0円 | 0円 | 0円 |
0コース(信用取引込) | 0円 | 0円 | 0円 |
積立NISA | 195銘柄 |
---|---|
投資信託 | 2,613本 |
外国株 | 米国株式(4,810銘柄)/中国株式/ASEAN株 |
ポイント投資 | 楽天ポイント |
取引ツール(PC) |
|
スマホアプリ |
|
楽天証券は、インドネシア株の銘柄数70銘柄と豊富に取り扱いがあります。
インドネシア株の売買ランキング等も掲載しているなど、インドネシア株取引でネックとなる情報収集もサポートされているのが強みです。
また楽天証券では外国株式取引に対して、手数料の「1%」のポイント進呈を行っています。
もちろんアセアン株も対象で、インドネシア株の取引でも楽天ポイントが貯まります。
貯まったポイントは国内株式の現物取引や投資信託・米国株式取引(現物・円貨)・バイナリーオプション取引などに利用できます。
投資でポイントをため、貯めたポイントをまた投資に充てることができ、お得に株取引できるのが楽天証券のメリットです。
楽天証券の口コミ・評判まとめ!他社と比較したメリット・デメリット
楽天証券の口コミ
SBI証券
2024/03/08時点の情報です。
取引手数料 | |||
---|---|---|---|
取引金額 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
約定金額ごと | 99円 | 275円 | 535円 |
1日定額制 | 0円 | 0円 | 0円 |
積立NISA | 208銘柄 |
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投資信託 | 2,683本 |
外国株 |
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ポイント投資 |
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取引ツール(PC) |
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スマホアプリ |
|
SBI証券はネット証券の中で初めて、インドネシア市場の立会時間中のリアルタイム取引に対応したネット証券です。
また、インドネシアの通貨(ルピア)で決済ができるため、取引の際に為替手数料を抑えることができます。
為替取引をしたインドネシアルピアでインドネシア株式を購入し、保有後に売却した場合、インドネシアルピアにて決済が行われます。
口座にはインドネシアルピアが入金され、インドネシアルピアのまま保有することになるため、取引の都度為替スプレッドがかからないのです。
発生する手数料は取引手数料のみで、現地手数料・現地諸費用はSBI証券が負担するため無料です。
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SBI証券の口コミ
アイザワ証券
2024/03/08時点の情報です。
取引手数料 | |||
---|---|---|---|
取引金額 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
約定金額ごと | 814円 | 814円 | 1,650円 |
1日定額制 | – | – | – |
積立NISA | 8銘柄 |
---|---|
投資信託 | 398本 |
外国株 |
|
ポイント投資 | – |
取引ツール(PC) |
|
スマホアプリ | iTrader |
アイザワ証券は、東南アジア株投資に強みがある老舗証券会社です。
インドネシア株式の銘柄数122銘柄と、楽天証券・SBI証券を置いて取り扱い数トップです。
決済方法は、円貨決済または外貨決済を選択することができ、円貨決済の場合は、為替スプレッドを反映したレートが適用されます。
外貨決済を選択する場合SBI証券のようにスプレッド分を節約できます。
円貨決済の場合の為替スプレッドは100ルピアに対して3銭です。
アイザワ証券の口コミ
インドネシア株式の買い方・始め方
インドネシア株式の買い方・始め方は以下の通りです。
- ベトナム株が買える証券会社で口座解説
- 資金を準備する
- ベトナム株の銘柄を決めて購入
それぞれ解説します。
インドネシア株が買える証券会社で口座解説
まずはインドネシア株が買える証券会社で口座開設をします。
上述しましたがオススメは楽天証券、SBI証券、アイザワ証券です。
口座開設時は本人確認書類が必要になるため、あらかじめマイナンバーカードや運転免許証などを準備しておきましょう。
またオンラインで口座開設することで最短即日で口座開設できるためオンラインがオススメです。
資金を準備する
次に資金を準備して入金します。
証券口座でインドネシア株を購入する場合、日本円で入金します。
入金方法は証券会社によって様々ですが、大きく分けて銀行振り込みとオンライン入金があります。
オンライン入金を選ぶことで手数料が安くなったり、銀行に振り込みに行く手間も省けるためオンライン入金がオススメです。
インドネシア株の銘柄を決めて購入
最後にインドネシア株の銘柄を決めて購入します。
各証券会社で個別銘柄情報を閲覧できる機能があるため、サイトをみつつ判断しましょう。
インドネシア株式の注意点
インドネシア株式の注意点は以下の通りです。
- カントリーリスクに気をつける
- リアルタイムの情報収集が難しい
それぞれ解説します。
カントリーリスクに気をつける
カントリーリスクとは、外国株に投資をする際に政治情勢や国際問題、紛争などが発生するリスクのことです。
先進国に比べて新興国はカントリーリスクが高い傾向にあるため、あらかじめリスクがあることを認識しておく必要があります。
リアルタイムの情報収集が難しい
上述しましたが、外国株に投資をする際には情報収集が難しい場合があることに注意しましょう。
特にインドネシアなどの新興国の場合、リアルタイムでの情報が手に入りづらかったり、不確かな情報だったりすることがあります。
そのためインドネシア株を行う際は証券会社の情報を細かくチェックする必要があります。
インドネシア株式の今後の見通し
インドネシアは人口増加などから多くの投資家に注目されており、日本政策金融公庫が行ったアンケートでは中期的に有望な投資国で第5位になっています。
インドネシアは人口が約2億7,000万人で、これは世界第4位の人口数です。
人口は毎年300万人ほど増加しており、人口増加に伴って経済成長も期待されています。
平均年齢は29.2歳で、労働人口も1億人を超えていることから、若い労働力を豊富に有しているのも特徴です。
日本の平均年齢45歳と比べると、生産人口が圧倒的に若いことがわかります。
このように人口増加と生産年齢などを考えると、今後の見通しとしても、中長期的な経済成長が期待できます。
インドネシア株式に関するよくある質問
インドネシア株式に関するよくある質問は以下の通りです。
- インドネシア株に投資をする際にやるべきことは?
- どんな銘柄に投資すべき?
- 取引時間と注文時間は?
それぞれ解説します。
インドネシア株へ投資する際にやるべきことは?
インドネシア株に投資をする際のやるべきことは、経済指標と株価指数をチェックすることです。
経済指標とは、国の経済活動状況を表すデータのことで、各国が定期的に集計して公表します。
経済指標によって金融市場の動きがかわります。
株価指数とは、取引所全体や特定の銘柄等の株価の動きを表すもので、株価指数はある時点での株価を基準に表わします。
そのため株式市場の動向を判断するために重要なため経済指標と株価指数を常にチェックしましょう。
インドネシア株のおすすめ銘柄は?
インドネシアは製造業やインフラ関係、サービス業などが成長産業です。
これから成長していくことが期待できる銘柄への投資がおすすめです。
ジャカルタ証券取引所の取引時間は?
ジャカルタ証券取引所の取引時間は下記の通りです。
証券所 | ジャカルタ証券取引所 |
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現地時間(日本時間)月曜〜木曜 |
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金曜 |
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インドネシア株今後成長が期待できておすすめ
インドネシア株などの新興国は、米国株などに比べて購入が難しいと思われている方も多いのではないでしょうか。
確かに、米国株と比べて情報が少なく、特に初心者の方には手が出しづらく感じるかもしれません。
ただ、SBI証券や楽天証券などを利用すれば簡単に購入することができます。
ぜひ、これからの成長が期待できるインドネシア株に挑戦してみましょう。