「Zaif」は、株式会社カイカエクスチェンジが運営する仮想通貨取引所です。
国内ではZaifでしか取引できない銘柄もあり、他の取引所とは一味違う点も魅力です。
また、自動売買おてがるトレードサービスで、初心者でも安心して始められます。
しかし、仮想通貨取引所は、国内でも約30箇所の取引所があります。
そのため、どの取引所を選ぶべきか迷っている方も多いはずです。
この記事では、Zaifで仮想通貨取引を始める魅力を解説します。
セキュリティ対策やユーザーからの評価も紹介しているので、取引所を選ぶための参考にしてください。
【初心者必見】仮想通貨のおすすめ取引所ランキング!取扱い通貨・手数料や取引所の選び方を徹底比較
Zaifの概要
2024/03/08時点の情報です。
Zaifのサービス概要 | ||
---|---|---|
銘柄数 | 22種類 | |
入金手数料 | 495円~605円 | |
出金手数料 | 385円~770円 |
仮想通貨取引所のZaifの概要について解説していきます。
- 会社情報とサービス内容
- Zaifの歴史と経緯
Zaifの基本情報について掘り下げていきましょう。
取引手数料
Zaifでは、販売所形式での取引手数料が発生しません。そのため、ユーザーから高い評価を得ています。
売値と買値の差の「スプレッド」以外にコストが発生しないため、利益がそのまま資産になります。
さらに、取引所形式の手数料は、makerが無料・takerが0,1〜0,3%です。
取引所形式の取引は、「スプレッド」も発生しないため、よりコストを抑えた投資が可能です。
ユーザー同士の取引のため、難易度は高めになっています。しかし、低コストの投資が気になる方は、参考にしてください。
販売所手数料 | 無料 |
---|---|
取引所手数料 | 記載なし |
送金手数料 | (BTC/JPY) :0.0001 〜 0.01 BTC (ETH/JPY):0.01 〜 0.05 ETH (BCH/JPY):0.001 〜 0.01 BCH (LTC/JPY):記載なし |
入金手数料 | 495円~605円 |
出金手数料 | 385円~770円 |
取引ツール
Zaifはスマホアプリで簡単に暗号資産の売買ができます。
初心者にやさしい「かんたん売買(販売所)」を搭載。
直感的な操作感で使いやすさを追求し、安心安全に取引できるようセキュリティも強化されています。
チャートを常にアプリで見ていたい、スマホで暗号資産の価格を確認したいという方におすすめです。
取扱サービス
Zaifは、株式会社カイカエクスチェンジの運営する仮想通貨取引所です。
Zaifの取り扱いサービスを、以下にまとめました。
- かんたん売買(販売所)
- Orderbook trading
- 暗号資産FX
- 自動売買(ランキングトレード)
- 自動売買(おてがるトレード)
- コイン積立
Zaifの大きな特徴は、独自のコインを取り扱っている点です。カイカコインやフィスココインなど、他の取引所では販売していない通貨もあります。
また、過去にはハッキング被害もありました。一度撤退しましたが、システム開発を手がける株式会社カイカエクスチェンジの子会社となり、現在は取引所として復活しています。
カスタマーサポート
Zaifのカスタマーサポートは、問い合わせフォームと電話問い合わせが対応しています。
電話問い合わせができない取引所もあるため、慣れていない方にもおすすめです。
また、よくある質問Q&Aでは、操作方法のほかにも取引銘柄についての説明もあります。
概要を知りたい方は、説明を参考にしながら取引を進めましょう。
実施中のキャンペーン
Zaifで実施中のキャンペーンを紹介します。
新規口座開設キャンペーン
Zaifに新規口座開設(本人確認完了まで)を行うことで、1,000円相当分のカイカコイン(CICC)自動売買おてがるトレードがプレゼントされるキャンペーンが開催中。
自動売買おてがるトレードとは、事前に設定した値(パーセント)を基に、基準価格より設定したパーセント以下に価格が下落したら購入し、購入価格より設定したパーセント以上に価格が上昇したら売却を自動で繰り返し行うサービス。
設定後は自動で売買を繰り返し行うため、暗号資産トレードに時間をかけられない方におすすめです!
キャンペーン内容 | 新規口座開設(本人確認完了)で1,000円相当分の カイカコイン(CICC)自動売買おてがるトレードプレゼント! |
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対象 | Zaifで新規口座開設した方 |
キャンペーン期間 | ― |
Zaifの評判・口コミ
Zaifユーザーからのクチコミや評判を紹介します。
仮想通貨の価格が安く初心者でもおすすめ
全ての取引銘柄が取引所でも売買できる
手数料が安い上に独自の銘柄を購入できる
Zaifのメリット
続いて、Zaifのメリットについて解説します。
- 豊富な仮想通貨銘柄
- 独自のサービスやキャンペーン
- 使いやすい取引画面
Zaifの仮想通貨は、他の取引所にはない銘柄が多数あります。以下で紹介しているのでチェックしてみてください。
豊富な仮想通貨銘柄と取引ペア
Zaifの仮想通貨銘柄は、ユニークな銘柄が多数あります。
- BTC(ビットコイン)
- MATIC(ポリゴン)
- ETH(イーサリアム)
- XYM(シンボル)
- XEM(ネム)
- FSCC(フィスココイン)
- CICC(カイカコイン)
- NCXC(ネクスコイン)
- TRX(トロン)
- DOT(ポルカドット)
- COT(コスプレトークン)
- BCH(ビットコインキャッシュ)
- MONA(モナコイン)
- ZAIF(ザイフ)
- CMS:XEM(コムサネム)
- CMS:ETH(コムサイーサリアム)
- XCP(カウンターパーティー)
FSCC(フィスココイン)やCICC(カイカコイン)、NCXC(ネクスコイン)などの銘柄は、Zaifでしか取り扱いがありません。
知名度の低いマイナーコインへ投資したい方は、Zaifでの取引がおすすめです。
独自のサービスやキャンペーン
Zaifでは、Twitterと連携したキャンペーンや友達紹介で、通貨のプレゼントを受け取るキャンペーンなどを定期的に開催しています。
- Zaif公式Twitterをフォローし、申し込み後1000円分相当のカイカコインプレゼント
- 自動売買おてがるトレード、ランキングトレードの紹介で1000円分相当のカイカコインプレゼント
- 5000円以上の自動積立で、1000円分相当のカイカコイン自動積立おてがるトレードプレゼント
など、さまざまなサービスが受けられます。開催中の口座開設でお得になるので、気になる方は事前に確認しましょう。
使いやすい取引画面
Zaifの取引画面は、クチコミでも使いやすいと評価を得ています。
Trading Viewは、高機能でありながら操作感はシンプルで、画面構成もわかりやすいです。各コインやテクニカル指標の選択、線描なども直感的に行うことが可能です。
チャート画面の確認ができるので、視覚的に価格の確認ができる点も魅力です。初心者から、チャート分析ができる上級者まで満足できるでしょう。
Zaifのデメリット
Zaifにはいくつかのデメリットも考慮すべき点もあります。
以下はその主なデメリットです。
- 有名どころの銘柄が少ない
- レバレッジ取引のサービスが廃止となっている
- 仮想通貨出金時に手数料が発生する
有名どころの銘柄が少ない
Zaifでは取り扱う14種類の銘柄のうち、8種類が他の国内取引所では取り扱いのないマイナー銘柄となっています。
これはマイナー銘柄を重視するユーザーにはメリットとなるかもしれませんが、一方でリップルやライトコインなど、多くの競合他社が取り扱っているメジャーな銘柄を取引できないというデメリットもあります。
そのため、Zaifで取り扱うマイナーな銘柄だけでなく、メジャーな銘柄にも投資したい場合は、Zaifと他の仮想通貨取引所を併用する必要があることに留意しましょう。
レバレッジ取引のサービスが廃止となっている
かつてZaifではレバレッジ取引を提供していましたが、2021年11月にサービスの提供が終了しています。
そのためレバレッジをかけてビットコインやイーサリアムへ投資したい場合は、他の取引所を利用する必要があります。
なお、同じCAICAグループのカイカ証券では暗号資産CFDを利用することでレバレッジ取引が可能ですが、カイカ証券の口座開設が別途必要となります。
仮想通貨出金時に手数料が発生する
Zaifでは仮想通貨の出金時に手数料を支払う必要があります。
手数料の金額は出金額によって変動し、最小の手数料と最大の手数料では100倍もの差があります。
出金手数料が高額になる可能性もあるため、出金時には手数料のことも考慮する必要があります。
これらのデメリットに対して、Zaifは特定のニーズに適している一方で、仮想通貨を実用目的とする方には向いていないかもしれません。
自身の目的や要件に合わせて、慎重に取引所を選択することが重要です。
Zaifの利用に向いている人の特徴
Zaifは独自の特徴を持っており、以下のような人に向いています。
- こまめな取引をしたい人
- SNS上で仮想通貨を送金したい人
- マイナーで珍しいトークンを取引したい人
こまめな取引をしたい人
Zaifは手数料が安く、こまめな取引に適しています。
取引コストを抑えながら頻繁にトレードしたいユーザーや、価格変動を活かしたいデイトレーダーにとって便利な取引所です。
SNS上で仮想通貨を送金したい人
ZaifではSNS上での投げ銭が無料でできるため、SNSを用いて仮想通貨をやり取りしたいユーザーにもおすすめです。
気軽に友人間で仮想通貨のやり取りを行いたい方にとって、Zaifは便利な取引所と言えるでしょう。
マイナーで珍しいトークンを取引したい人
Zaifは他の取引所では取り扱っていない珍しいトークンを取り扱っているのが大きな特徴です。
マイナーなトークンに投資したい方や、多様なトークンを取引したい方にとって、Zaifは魅力的な選択肢となります。
これらの特徴を活かして、自身のニーズに合った取引所を選択することが重要です。
Zaifの利点を上手に活用して、スムーズな仮想通貨の取引を楽しんでください。
Zaifの口座開設の流れ
Zaifで取引を始めたい方に向けて、口座開設の方法を紹介します。
- Step1:アカウント登録
- Step2:本人確認の手続き
- Step3:入金・取引開始
本人確認書類も必要なため、事前に確認し準備しておきましょう。
Step1:アカウント登録
Zaifでのアカウント登録手順を解説します。
- Zaifの公式サイトにて、新規会員登録の画面からメールアドレスを入力する
- 利用規約を確認後、強度50%以上のパスワードを設定する
- 基本情報(個人・法人区分、職業、取引目的など)を入力する
Step2:本人確認の手続き
つづいて、本人確認の手続き手順を解説します。
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード、在留カードなど)を提出する
- 電話番号を入力し、認証コード登録手続きを行う
- 二段階認証の手続きを行う
※Zaifの本人確認手続きは、オンラインで本人確認書類と写真のアップロード。郵送にて、Zaifから郵送で届き次第、本人確認コードを入力し完了
※Zaifの二段階認証は、iOSとAndroidで使用できるアプリが違うので事前の確認が必要
Step3:入金・取引開始
最後に、Zaifでの入金・購入方法を解説します。
- Zaifへログイン
- アカウントページにて、日本円のアイコンをクリック
- 銀行振込による入金をクリック
- 入金金額を入力
- 入金開始をクリックし、口座情報を再度確認したら完了
※2018年2月より、Zaifではクレジットカードでの購入を停止中
Zaifを利用する時の注意点
Zaifを利用する時の注意点についても紹介します。
- 本人確認を設定しないと口座管理維持手数料がかかる
- サーバーが不安定という声もある
本人確認を設定しないと口座管理維持手数料がかかる
Zaifを利用する際には、本人確認を設定しておかないと、口座管理維持手数料が必要となります。
この手数料は毎月1日のAM0時時点の口座残高をもとに計算され、その月の15日に徴収されます。
保有残高は日本円と仮想通貨の合計金額で算出され、日本円が優先的に徴収される仕組みとなっています。
ただし、本人確認認証はスマートフォンを使えば数分で完了する簡単な手続きです。
口座開設時に本人確認を済ませておくと口座管理維持手数料を回避できるので、利用する際には事前に対応することをおすすめします。
サーバーが不安定という声もある
Zaifの利用において注意すべき点の一つは、サーバーの安定性です。
専業トレーダーの方などが頻繁に売買を行う場合に、「注文が通らなくて売買できない」という問題が報告されています。
特に、価格が急騰急落する場面ではサーバーが不安定になる傾向があるため、シビアな売買には向きません。(ただし、事前に注文を出しておくなどの対策は可能)
一方で、定期的に購入して積み立てるような投資スタイルを取る方には、サーバーの不安定さはあまり影響がないかもしれません。
トレーダーの方は実際に利用してみて判断していただくことが重要です。
Zaifの安全性
Zaifの安全性について解説します。
- セキュリティ対策の概要
- 規制やライセンス情報
Zaifでは、過去にハッキング被害が発生しています。コールドウォレットや二段階認証で改善されているので詳細をみていきましょう。
セキュリティ対策の概要
Zaifのセキュリティ対策は、2018年より「セキュリティ対策室」を設置して、強化を図っています。具体的なセキュリティ対策を以下にまとめました。
- マルチシグにおける署名サーバー環境などの分散化
- 署名手順の複雑化
- コールドウォレット比率の引き上げ
- 専門人員の雇用や監査サービスの利用
- セキュリティツールなどの新規導入による社内外のセキュリティ監査体制の強化
仮想通貨投資家も、取引所のセキュリティ対策に対する意識が大切です。手数料や取り扱い銘柄だけでなく、セキュリティ面も比較して取引所を選びましょう。
規制やライセンス情報
Zaifでは他の取引所同様、規制などを遵守しながら取引を行う必要があります。
- 他人の名義を使用しアカウントを作成する行為
- 架空の名義などを使用し複数のアカウントを作成する行為
- 手段を問わず、サービスの運営を妨害する行為
などの行為は、アカウント停止処分に該当します。絶対にやめましょう。
Zaifに関するQ&A
Zaifに関するよくある質問と回答を紹介します。
- Zaifのメリット・デメリットは?
- Zaifがおすすめな人の特徴は?
- Zaifのセキュリティは安全?
Zaifのメリット・デメリットは?
Zaifの主なメリットは下記の通り。
- 豊富な仮想通貨銘柄
- 独自のサービスやキャンペーン
- 使いやすい取引画面
一方デメリットは下記の通りです。
- 有名どころの銘柄が少ない
- レバレッジ取引のサービスが廃止となっている
- 仮想通貨出金時に手数料が発生する
Zaifがおすすめな人の特徴は?
Zaifがおすすめな人の特徴には以下のようなものが挙げられます。
- こまめな取引をしたい人
- SNS上で仮想通貨を送金したい人
- マイナーで珍しいトークンを取引したい人
Zaifのセキュリティは安全?
Zaifのセキュリティ対策は、2018年より「セキュリティ対策室」を設置して、強化を図っています。具体的なセキュリティ対策を以下にまとめました。
- マルチシグにおける署名サーバー環境などの分散化
- 署名手順の複雑化
- コールドウォレット比率の引き上げ
- 専門人員の雇用や監査サービスの利用
- セキュリティツールなどの新規導入による社内外のセキュリティ監査体制の強化
仮想通貨投資家も、取引所のセキュリティ対策に対する意識が大切です。手数料や取り扱い銘柄だけでなく、セキュリティ面も比較して取引所を選びましょう。
Zaifの評判まとめ
Zaifは、独自の仮想通貨取引を楽しめて、取引所形式の取引では「スプレッド」も発生しません。
そのため、手数料を抑えて低コストな投資が楽しめるでしょう。
他の取引所と比較しても、電話問い合わせやチャット機能の利用など、Zaifでしか味わえない魅力があります。
しかし、取引所によって特性が違います。
この記事を読んで、自分にZaifが合っていると感じた方は、口座開設を検討してくださいね。
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