米国株

米国積立のオススメの証券会社はどこ?メリットとデメリットも解説

編集者:Money Theory編集部

「米国積立はどこの証券会社がオススメ?」「米国積立のメリットとデメリットが知りたい」と感じたことがある人も多いのではないでしょうか。

米国積立は、毎月一定の金額を指定することで自動的に購入することができるサービスで、これから資産形成を始めたい方にもオススメです。

今回は米国株の信用取引ができるオススメの証券会社やメリットデメリットなどを解説します。

米国株の信用取引に興味がある方はぜひ参考にしてくださいね。
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投資信託

米国積立投資とは

アメリカ

そもそも米国株とは、ニューヨーク証券取引所やナスダック証券取引所に上場している株式を指します。

米国株式市場は平成の30年間を振り返ると、日経平均が低迷している中、ダウ平均は約12倍に上場しています。

米国積立は自動で購入できる

米国積立とは、米国株を毎月一定の金額で自動的に購入できる商品です。

毎月の投資金額が決まっているため、商品の価格が上がったら少なく買い、下がったら多く買うことができるためリスクを減らすことができます。

つまり米国積立投資はアメリカの有名企業に投資できるだけでなく、投資をするタイミングを自分で判断をしなくて良いため、着実に資産形成をしていくことが可能です。

投資信託とETF

積立と聞くと投資信託とETFを思い浮かべる方も多いと思いますが、どんな違いがあるのでしょうか。

投資信託とETFはどちらも投資信託ですが、投資信託は非上場企業に対して投資をすることで、ETFは上場企業に対して投資を行う点が異なります。

ETFは証券会社を通じて証券取引所に注文をします。

投資信託は銀行や証券会社などの金融機関の窓口で購入し、運用方法はアクティブファンドとインデックスファンドがあります。

有名企業に投資できる

国に投資をすることで、世界中の成長企業の多くに投資することが可能です。なぜならば、米国には世界中の成長企業が上場しているからです。

米国積立のメリット

米国積立のメリットは以下の通りです。

  • 米国積立は購入タイミングの判断がいらない
  • 値動きによるリスクが少ない
  • 1株から購入可能

各メリットについて解説します。

米国積立は購入タイミングの判断がいらない

米国積立は購入のタイミングを自分で判断するのではなく、自動で買付ができるメリットがあります。

通常、投資と聞くと企業の業績や経済状況、世界の出来事など多くの要素から判断する必要があるため、投資初心者の方は難しいと感じる方も多いと思います。

ただ、米国積立は自動的に積立てくれるため初心者の方でも安心して取り組むことができます。

また、ニューヨーク取引時間(日本時間23:30~翌6:00/サマータイム22:30~翌5:00)も気にすることも必要がないため忙しい方にもオススメです。

値動きによるリスクが少ない

米国株を買付する場合、価格が高い時に買ってしまい、その後に価格が下がってしまう状態になってしまうリスクがあります。

ただ積立の場合、価格が高い時に購入する時期と、価格が低い時に購入する時期があるため、長期的に考えると値動きによるリスクが軽減されます。

また、米国株は為替レートの変動の影響を受けやすいと言われていますが、積立の場合は様々なレートで買付をするため変動してもリスクを軽減できるメリットもあります。

1株から購入可能

米国株は1株から購入することができるため、初心者の方でも始めやすい投資の1つです。

最近は日本株も1株から購入できる証券会社が増加していますが、基本的には100株単位での購入が主流です。

その点、米国株は1株から購入できるため少額で始めることができます。

また日本株は基本的に年2回の配当ですが、米国株は年4回の配当を出す企業も多いところも魅力的です。

米国積立のデメリット

米国積立のデメリットは以下の通りです。

  • 元本割れのリスクがある
  • 利益に税金がかかる

元本割れのリスクがある

米国積立は元本が保証されているわけではないため、購入代金よりも下回ってしまう元本割れの可能性があるため注意が必要です。

ただ上述したように、価格が高い時に購入する時期と、価格が低い時に購入する時期があるため、長期的に考えると値動きによるリスクが軽減されます。

利益に税金がかかる

米国積立投資は利益が出た場合の売却益は、日本で20.315%の申告分離課税となります。

また、配当金はアメリカでの源泉徴収が10%された後に日本で20.315%の配当課税かが課されます。

配当金は二重課税になるのでは?と思われる方も多いかもしれませんが、確定申告をすることで外国税額控除が適用されアメリカに対して支払った10%の源泉徴収が還付されます。

税金を少なくしたい方は、証券会社のNISAなを利用することで節税しながら投資することも可能です。

なお、iDeCoは対象商品が投資信託、保険、定期預金のみとなっているため、ETFの利用は不可となっており、NISAに関しても利用対象の証券会社が少ないため注意が必要です。

米国積立ができるオススメのネット証券を比較

米国積立ができるネット証券の比較は以下の通りです。

会社名 マネックス証券 楽天証券 SBI証券
マネックス証券 楽天証券 SBI証券
米国株銘柄数 4,619銘柄 4,577銘柄 6,000銘柄
取引手数料 約定代金の0.45% 約定代金の0.33% 約定代金の0.33%

米国積立ができるおすすめネット証券を解説

米国積立ができるオススメのネット証券は以下の通りです。

  • マネックス証券
  • 楽天証券
  • SBI証券

マネックス証券

マネックス証券
総合★★★★★ 4.5
NISA
積立NISA
IPO
米国株
取引手数料
取引金額 10万円 50万円 100万円
約定金額ごと 99円 275円 535円
1日定額制 550円 550円 550円

キャンペーン
「たくす株」2022年度グッドデザイン賞受賞記念キャンペーン フォロー&リツイートで米国会社四季報プレゼント! 新規上場記念クイズでAmazonギフト券1,000円分をゲットしよう! など
積立NISA 152銘柄
投資信託 1,276本
外国株 米国株式
中国株式
ポイント投資 マネックスポイント
取引ツール(PC)
  • マネックストレーダー
  • 銘柄スカウター
  • マルチボード500
  • フル板情報ツール
  • チャートフォリオ
  • マーケットボード
  • マーケットライダープレミアム
  • SNS型投資アプリ「ferci」ブラウザ版
スマホアプリ
  • 銘柄スカウター
  • マーケットボード
  • マネックストレーダー株式スマートフォン
  • マネックストレーダー先物
  • トレードステーション米国株
  • マネックストレーダーFX
  • マネックス証券アプリ など

マネックス証券の一番の特徴は米国株の取扱銘柄が4,500銘柄と豊富な点です。

「取扱銘柄が豊富だと迷ってしまうのでは?」と思われる人も多いかもしれませんが、取扱柄が多いことで投資の幅が広がるメリットがあります。

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楽天証券

楽天証券
総合★★★★★ 4.5
NISA
積立NISA
IPO
米国株
取引手数料
取引金額 10万円 50万円 100万円
約定金額ごと 99円 275円 535円
1日定額制 0円 0円 0円

キャンペーン
米国株取引手数料(実質)無料プログラム 投信積立での楽天キャッシュ決済開始記念キャンペーン
積立NISA 182銘柄
投資信託 2,651本
外国株 米国株式(4,667銘柄)/中国株式/ASEAN株
ポイント投資 楽天ポイント
取引ツール(PC)
  • マーケットスピード2
  • マーケットスピード
  • マーケットスピード for Mac
  • マーケットスピード II RSS
  • マーケットスピードFX
  • 楽天MT4
スマホアプリ
  • iSPEED
  • iSPEED for iPad
  • iSPEED FX
  • iSPEED 先物

普段から楽天カードや楽天銀行などを利用する方はポイントを活用できるためお得に投資ができます。

例えば楽天ショッピングなどで貯まったポイントで投資信託を買ったり、楽天銀行と楽天証券を連携させることで、普通預金金利が年0.1%に上がるなど様々なメリットがあります。

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SBI証券

SBI証券
総合★★★★★ 4.5
NISA
積立NISA
IPO
米国株
取引手数料
取引金額 10万円 50万円 100万円
約定金額ごと 99円 275円 535円
1日定額制 0円 0円 0円

キャンペーン
FX取引!キャッシュバックキャンペーン SBI証券でiDeCo始めちゃおう!キャンペーン
積立NISA 184銘柄
投資信託 2,659本
外国株
  • 米国株式(5,887銘柄)
  • 中国株式
  • ロシア株式株
  • 韓国株式
  • ASEAN株
ポイント投資
  • Tポイント
  • Pontaポイント
  • dポイント
  • Vポイント
取引ツール(PC)
  • HYPER SBI 2(国内株式版)
  • HYPER SBI
  • SBI CFDトレーダー
スマホアプリ
  • SBI証券 株アプリ
  • SBI証券 米国株アプリ
  • かんたん積立 アプリ
  • HYPER FXアプリ
  • HYPER 先物/オプションアプリ
  • HYPER CFDアプリ

SBI証券は手数料の安さや金融商品の取扱が豊富な点からネット証券の中でNo.1の人気証券会社です。

また、SBI証券はTポイントを使って投資をすることができます。

Tポイントは1ポイント=1円として投資でき、さらに1ポイントから投資ができるため、現金を使わずに投資を始められます。

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米国積立の始め方・買い方

米国積立の始め方は以下の3ステップで始めることができます。

米国積立を始める時の流れ
  • Step1.米国積立が行える証券会社で口座開設
  • Step2.資金を準備する
  • Step3.銘柄を決める

Step1.米国積立が行える証券会社で口座開設

まずは米国株の信託投資が行える証券会社で口座を開設します。

また、口座開設時は本人確認書類が必要になるため、あらかじめマイナンバーカードや運転免許証などを準備しておきましょう。

証券会社によって取り扱い銘柄や手数料が異なるため、買いたい銘柄があるのか、手数料はいくらかを確認しましょう。

Step2.資金を準備する

口座開設が完了したら資金を入金します。

上記で紹介した証券会社の入金方法は以下の通りです。

マネックス証券 即時入金サービス・定期自動入金サービス・銀行振り込み
楽天証券 自動入金・リアルタイム入金・銀行振込
SBI証券 即時入金サービス・リアルタイム入金・銀行振込

銀行に行く手間が省けるためネットやスマホで入金できる入金方法を選択することをお勧めします。

Step3.銘柄を決める

最後に銘柄を選んで購入します。

どんな基準で銘柄を選べばいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。

そのような場合は、自分が知っている企業の株を買って勉強してみたり、成長する企業かを調べつつ投資を行ってみることをオススメします。

米国積立の注意点

米国積立の注意点は以下の通りです。

  • 積立のため大きな利益が期待できない
  • 余剰資金で行う

積立のため大きな利益が期待できない

そもそも積立は、コツコツと長期運用することでリスクを軽減し資産運用していく投資方法です。

そのため米国株に限りませんが、大きな利益を上げることは期待できません。

短期間で大きな利益を上げたい場合は積立ではない方法で米国株を買う必要があります。

ただその場合はリスクも大きくなるため、積立と上手く組み合わせて投資をすることをオススメします。

取引は余剰資金で行う

米国積立だけに限りませんが、投資は基本的に余剰資金で行いましょう。

積立の場合は毎月一定額を支払い、また、元本が保証されていないため生活の支障にならない金額にする必要があります。

生活資金は貯蓄で確保しつつ、老後資金や教育資金など今すぐに必要とならないお金は投資に回すなどうまく組み合わせていくことが重要です。

米国積立に関するよくある質問

米国積立に関するよくある質問は以下の通りです。

  • 米国積立がオススメな人は?
  • ETFは積立投資もできる?
Q
米国積立がオススメな人は?
A

米国積立は、これから投資をしていきたい初心者の方や、仕事や家事で忙しい方にオススメです。
米国積立は購入のタイミングを自分で判断するのではなく、自動で買付ができるメリットがあります。
通常、投資と聞くと企業の業績や経済状況、世界の出来事など多くの要素から判断する必要があるため、投資初心者の方は難しいと感じる方も多いと思います。
ただ、米国積立は自動的に積立てくれるため初心者の方でも安心して取り組むことができます。
また、ニューヨーク取引時間(日本時間23:30~翌6:00/サマータイム22:30~翌5:00)も気にすることも必要がないため忙しい方にもオススメです。

Q
ETFは積立投資もできる?
A
ETFでも積立投資は可能ですが、積立方法が限定されるため注意が必要です。

今すぐ米国積立に挑戦しよう

近年、米国株は成長し続けているためオススメの資産形成方法の1つです。

初心者の方は買付のタイミングなど悩むことも多いと思いますが米国積立の場合、金額を設定することで自動的に買付されます。

米国株は、上述したネット証券で簡単に始めることができるため、ぜひ挑戦してみてください。