現物取引やPTS取引などの取引方法でも十二分な利益獲得が望める一方、ハイリスク・ハイリターンな取引方法で自己資産を効率よく増やしていきたいと考える投資家が、少なからずいらっしゃいます。
その取引方法というのが、先物取引方法です。
今回は、先物取引の仕組みと、資産運用として利用した際のメリット・デメリット、実際に先物取引が利用できる証券会社を解説します。
【2024年最新】ネット証券おすすめランキング!初心者におすすめの証券会社を徹底比較
【2024年12月最新】
- 楽天ポイントがお得に貯まる!
- 新規口座数NO.1!
- 低コスパでお得に運用!
先物取引とは
ここでは、先物取引の仕組みと定義、投資対象になるものを解説していきます。
将来売買することを約束した取引方法
先物取引とは、ある商品(原資産)予め決めておいた期日に、取引時点で決められた価格で売買する取引方法です。
簡単にいうと、ほしい商品を将来売買することを約束する取引方法です。
価格が変動する商品を、売りたい人と買いたい人がいるとします。
今すぐ、取引するのではなく、現時点では、将来取引する際の「売買価格と数量」の約束だけしておきます。
そして、決めておいた期日になった時に、約束していた価格で売買を実行するという取引です。
対象となる商品には、トウモロコシや小麦といった農産物、原油や金といった商品、株式や債券といった有価証券、そして株価指数、金利や通貨なども投資の対象です。
株価指数が投資対象
先物取引が行える証券会社では、株式、債券などの他に、日経平均株価やTOPIX、東証マザーズ指数などの「株価指数」を投資対象にしています。
- 日経225先物
- 日経225mini.
- 日経平均VI先物
- TOPIX先物
- 東証マザーズ指数先物 など
日経225先物とは
「株価指数」の先物取引で、日経平均株価「日経225」を対象としています。
日経平均株価を1,000倍した金額が取引単位になっています。
例えば、日経225が30,000円の場合、その1000倍である3000万円が最低取引単位(1枚)となります。
ちなみに、日経225先物を小口化した、日経225miniという先物取引商品もあります。
日経225先物の10分の1、日経平均株価を100倍した金額が取引単位となっています。
さらに小口化した、日経225マイクロ先物という、日経平均株価を10倍した金額の先物商品も2023年5月から登場しています。
日経225先物取引が行えるおすすめ証券会社の比較表
以下は、日経225先物取引に対応している証券会社の銘柄数と取引手数料、取引ツールとの相性を比較した表になります。
証券会社 | 楽天証券 | SBI証券 | マネックス証券 | 松井証券 | GMOクリック証券 | auカブコム証券 | SBIネオトレード証券 | 岡三オンライン |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
取引手数料 | 275円 | 275円 | 275円 | 220円 | 220円 | 330円 | 210円 | 330円 |
銘柄数 (株価指数先物) |
3種類 | 12種類 | 3種類 | 7種類 | 2種類 | 10種類 | 2種類 | 10種類 |
スマホアプリの相性 | 〇 | ◎ | 〇 | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
日経225先物取引が行えるおすすめ証券会社ランキング
ここからは、前節で紹介した証券会社8社の基本情報を詳しく解説していきます。
楽天証券
2024/03/08時点の情報です。
取引手数料 | |||
---|---|---|---|
取引金額 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
約定金額ごと | 99円 | 275円 | 535円 |
1日定額制 | 0円 | 0円 | 0円 |
0コース(信用取引込) | 0円 | 0円 | 0円 |
積立NISA | 195銘柄 |
---|---|
投資信託 | 2,613本 |
外国株 | 米国株式(4,810銘柄)/中国株式/ASEAN株 |
ポイント投資 | 楽天ポイント |
取引ツール(PC) |
|
スマホアプリ |
|
楽天証券が行っている日経225先物取引は、業界最低水準ともいえる低手数料で取引が行えます。
さらに、取引ではマーケットスピードという、四季報や日経テレコンなど先物取引のチャンスをリアルタイムで閲覧・獲得できるツールが基本無料で利用できます。
またマーケットスピードは、1つの画面に複数もの機能を集約できるので、複数のディスプレイを用意する必要がありません。
楽天証券の評判・口コミはどう?楽天ポイントで投資できる仕組みや口座開設手順を解説
楽天証券の口コミ
SBI証券
2024/03/08時点の情報です。
取引手数料 | |||
---|---|---|---|
取引金額 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
約定金額ごと | 99円 | 275円 | 535円 |
1日定額制 | 0円 | 0円 | 0円 |
積立NISA | 208銘柄 |
---|---|
投資信託 | 2,683本 |
外国株 |
|
ポイント投資 |
|
取引ツール(PC) |
|
スマホアプリ |
|
SBI証券が提供している先物取引の手数料は、楽天同様低価格で取引が行えますが、ストレスフリーで取引が行える「HYPER SBI」という取引ツールの評判が高いです。
「HYPER SBI」を利用して注文を取り付ける際は、板情報をドラッグ&ドロップするだけで注文が完了し、取引方法も先物のならずオプションや現物などの取引方法の選択もできます。
またツールを介して、国内外の主要指標や為替などの指標チェックもこれ1台で完結します。
ただし、ポジションの保有は、新規立てした日中取引または夜間取引でしか行えません。
SBI証券の評判・口コミはやばい?口座数NO.1の理由やメリット・デメリットを徹底解説
SBI証券の口コミ
マネックス証券
2024/03/08時点の情報です。
取引手数料 | |||
---|---|---|---|
取引金額 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
約定金額ごと | 99円 | 275円 | 535円 |
1日定額制 | 550円 | 550円 | 550円 |
積立NISA | 167本 |
---|---|
投資信託 | 1,520本 |
外国株 | 米国株式(5,000本以上) 中国株式 |
ポイント投資 | マネックスポイント |
取引ツール(PC) |
|
スマホアプリ |
|
マネックス証券では、通常注文、逆指値注文、ツイン指値注文なども多種多様な注文方法に対応している「マネックストレーダー」が基本無料で利用できます。
「マネックストレーダー」は先物取引とも相性がよく、気になる銘柄があれば、板注文が行えます。
また、先物取引は約24時間の取引が行えるので、日中は本職が忙しくて取引ができない方でも、取引機会を逃すことなく、取引チャンスが得られます。
マネックス証券の評判・口コミはどう?米国株投資におすすめの理由や口座開設手順も解説
マネックス証券の口コミ
松井証券
2024/03/08時点の情報です。
取引手数料 | |||
---|---|---|---|
取引金額 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
約定金額ごと | 0円 | 0円 | 1,100円 |
約定金額ごと(25歳以下) | 無料 | 無料 | 無料 |
1日定額制 | – | – | – |
積立NISA | 199銘柄 |
---|---|
投資信託 | 1,715本 |
外国株 | 米国株式(2,832銘柄)米国ETF(355銘柄) |
ポイント投資 | 松井証券ポイント |
取引ツール(PC) |
|
スマホアプリ |
|
松井証券が提供している先物取引の手数料は、前後述する証券会社の中でも上位に君臨する価格で取引が行えます。
取引に使用するトレーディングツールの「ネットストックハイスピード」は、自分の投資スタイルに合った機能を1画面上に集約できるほどの自由度を持っています。
また松井証券では、返済期限が1セッションのみとする先物取引を提供しており、通常の先物取引よりもハイレバレッジ・ローコストで取引が行えます。
1日に何度も取引をしたいと考えている投資家におすすめです。
松井証券の評判・口コミはどう?サービス内容や取引手数料の評価を徹底調査
GMOクリック証券
2024/03/08時点の情報です。
取引手数料 | |||
---|---|---|---|
取引金額 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
約定金額ごと | 90円 | 260円 | 460円 |
1日定額制 | 0円 | 0円 | 0円 |
積立NISA | ― |
---|---|
投資信託 | 約6,000本 |
外国株 | ― |
ポイント投資 | ― |
取引ツール(PC) |
|
スマホアプリ |
|
GMOクリック証券が提供している先物取引の魅力は、取引手数料が他社よりも安く、デイトレーダーから高い支持を得ていることです。
例えば、日経225先物の場合、1枚当たり275円で取引されているのが通ですが、GMOクリック証券では、1枚当たり220円で取引を行っています。
そのほかにも、取引ツールとして利用できる「GMOクリック 株」の性能がデバイスを問わず、同等の機能性を発揮してくれるなど、投資家各位から高い評価を得ています。
GMOクリック証券の評判・口コミはどう?株式・FXの手数料評価や初心者におすすめの理由も解説
auカブコム証券
2024/03/08時点の情報です。
取引手数料 | |||
---|---|---|---|
取引金額 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
約定金額ごと | 99円 | 275円 | 535円 |
1日定額制 | 0円 | 0円 | 0円 |
積立NISA | 202銘柄 |
---|---|
投資信託 | 1,634本 |
外国株 | 米国株式(1,800銘柄以上) |
ポイント投資 | Pontaポイント(投資信託・プチ株買付に利用可能) |
取引ツール(PC) |
|
スマホアプリ |
|
auカブコム証券が提供している先物取引では、10種類にも及ぶ株価指数先物の取引が行えます。
取引の過程で入金しておく証拠金に、株式や投資信託を代用有価証券として入れることも可能なので、証拠金が不足していても投資効率を底上げできます。
また取引ツールの「kabuステーション」に搭載されている自動売買機能が、先物取引でも利用できるので、本職が忙しく、夜間も取引できないという方におすすめです。
auカブコム証券の評判・口コミはどう?メリット・デメリットや取引手数料・取引ツールを解説
SBIネオトレード証券
2024/03/08時点の情報です。
取引手数料 | |||
---|---|---|---|
取引金額 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
約定金額ごと | 88円 | 198円 | 374円 |
1日定額制 | 0円 | 0円 | 0円 |
積立NISA | 11銘柄 |
---|---|
投資信託 | 27本 |
外国株 | 米国株(28銘柄)・指数CFD(4銘柄) |
ポイント投資 | ― |
取引ツール(PC) |
|
スマホアプリ |
|
SBIネオトレード証券が提供している先物取引の取引手数料は、業界随一のローコストで売買が実施できます。
現物取引や信用取引でもローコストで取引ができることに定評があるSBIネオトレード証券ですが、取引手数料が抑えられている先物取引でも、同等の待遇で銘柄の売買が行えます。
特に1日に何度も取引をしたいデイトレーダーの方にとって、取引手数料を抑えたい傾向にあります。
その考えを忠実に体現できるSBIネオトレード証券は、1日に何度も取引をしたい投資スタイルを時にしている方にピッタリです。
SBIネオトレード証券(ライブスター証券)の口コミ・評判はどう?手数料の評価なども解説
岡三オンライン
2024/03/08時点の情報です。
取引手数料 | |||
---|---|---|---|
取引金額 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
約定金額ごと | 108円 | 385円 | 660円 |
1日定額制 | 0円 | 0円 | 0円 |
積立NISA | ― |
---|---|
投資信託 | 802本 |
外国株 | ― |
ポイント投資 | ― |
取引ツール(PC) |
|
スマホアプリ |
|
岡三オンライン証券が提供している先物取引で売買できる日経225および日経225ミニには、1セッションで取引を決済しなければならない「アクティブ先物取引」という制度を採用しています。
決済に制限がありますが、その分の取引手数料が抑えられるメリットがあります。
また「アクティブ先物取引」には、ロスカットが搭載されており、証拠金の有効比率が85%を切れば警告、70%を下回るとロスカットが執行されます。
いずれも、資産を守るための施策として搭載している機能なので、初心者も安心して取引が行えます。
【岡三オンライン証券IPOルールまとめ】資金や抽選方法、入金のタイミングを徹底解説
日経225先物取引のメリット
先物取引は、ハイリスク・ハイリターンな取引方法になりますが、一度の取引で自己資産を数倍にも増やせる取引方法です。
その点を踏まえたうえで、先物取引を行うメリットが4つあります。
- レバレッジ取引で高利益獲得が可能
- 売り建てから取引が始められる
- 値動きが変わりやすい
- 夜間立会がある
レバレッジ取引で高利益獲得が可能
先物取引には、FXのように差し入れた証拠金を数倍もの金額にできるレバレッジ取引を導入しています。
この特徴から、先物取引がハイリスク・ハイリターンな取引方法といわれる所以でもあります。
何倍もの金額に膨らませることもできる一方、賭けに敗れれば何倍もの額を失う諸刃の剣でもあるので、取引に慣れないうちは控えるのが得策です。
売り建てから取引が開始できる
先物取引は、通常の売買とは異なり、銘柄の価格が下落すると予想すれば売り建てから取引を始め、利益を得る場合は、現物の買い戻しを行って、その差額分を自己資産にしています。
例えば、現物取引であれば、株式などの現物が手元にないので、現物の購入から始めて、後日、現物を売却して利益を得ていきます。
しかし、先物取引は期日に売買を行う取引方法です。
買いからだけでなく、売りからスタートすることができるのもメリットです。
通常取引とは違い、収益機会が2倍になるおかげで、運用効率がグッと高まります。
値動きが変わりやすい
現物取引や信用取引などは、銘柄を購入するまでに、銘柄同士の比較や情報の取得、テクニカル分析など、様々な準備を行ってから取引へと移行します。
取引が約定するまでの間に、多くの手間と時間をかけているのに対して、先物取引は原資産をどの株価指数にするかを決めるだけで準備が整います。
選択する株価指数は、いずれも各メディアで取り上げられている有名なものばかりなので、値動きの確認に掛ける時間が少ないです。
夜間立会がある
先物取引は、通常取引とは異なり、日中立会と夜間立会の2部制で取引を行っています。
各立会の前後には、「プレ・オープニング」と「プレ・クロージング」という板寄せを行うための注文受付時間を設けています。
基本的に、システムメンテナンスを実施していない限り、ほぼ24時間、いつでも注文できる体制をとっており、中でも先物取引は、注文受付や取引が行える時間が長いので、日中が多忙という方に最適です。
日経225先物取引が抱えるデメリット
取引時間が通常取引よりも長かったり、高利益獲得が望めるなど、様々なメリットが得られる一方、利用すれば、3つのデメリットが発生します。
- 元本・利益に保証がない
- 損失が膨らむ
- 期待している価格で取引ができない場合がある
元本・利益に保証がない
先物取引では、投資資金(元本)に対する保証が設けられていないため、売り建てした銘柄の価格が予想に反する形を見せれば、資産がマイナスになる可能性があります。
また、利益が必ず出るという保証も設けられていないので、損失許容範囲の設定と損切する大まかな目安ラインを決めてから取引に応じましょう。
損失が膨らむ
先物取引には、レバレッジ取引が利用できるため、少ない証拠金で大きな利益が得られるチャンスを持っていますが、損失が出れば、大きな損失を被る諸刃の剣です。
また取引時に入れた証拠金が足りず、追加で資金を入れなければ、取引が続かないこともあります。
先物取引で損失を被れば、空いた穴を埋めるために膨大な時間と労力を割くことになります。
リスク・リターンの関係を理解したうえで臨みましょう。
期待している価格で取引ができない場合がある
先物取引で購入する銘柄の価格帯は、銘柄が持つ需要によって決められます。
つまり、相場が大きく動いた場合、注文数が減ってしまい、期待していた価格では取引が行えない状況になるケースがあります。
日経225先物の取引方法
ここからは、先物取引のやり方を解説していきます。
- 証拠金の振替入金
- 銘柄の選定< /li>
- 注文
Step1.証拠金の振替入金
先物取引を行う場合は、前節で紹介した8社の証券会社いずれかの口座を開設しておく必要があります。
口座開設をしていない方は、口座開設から始める必要があります。
口座開設が済んでいる方は、証券総合口座に入金した後に、先物・オプション取引に対応した口座に資産を振り替えます。
振り替えた額が、取引を行うための証拠金になるので、余裕を持った金額で振替を行いましょう。
Step2.銘柄の選定
振替を行ったら、購入する銘柄を選定していきます。
選定に利用する取引ツールは、口座開設をした証券会社によって異なるほか、ツールによって対応しているもの、していないものがありますのでご注意ください。
Step3.注文
購入する銘柄を決めたら、取引を行っていきます。
基本手順は、株式の現物取引を行うとき同様、成行や指値で発注していきます。
そのほかにも、逆指値やIFDなどの発注方法で取引することもあります。
日経225先物取引を行う際の注意点
ここからは、先物取引を行うときに気を付けることを2つ紹介します。
いずれも、デメリットに並ぶものになるので、十分に理解したうえで取引に応じましょう。
限月が設定されている
先物取引は、取引できる期間が設定されています。その期間が満了する月を「限月」と呼びます。
限月の設定は、取引内容によって期限が異なるので、取引前に確認しておきましょう。
一般的に株価指数先物を取引するときは、3月、6月、9月、12月の限月で取引が行われます。
差金決済を採用している
先物取引では、取引期間中に、「反対売買」による決済または、最終決済日に行われる「SQ(特別清算指数)値」による決済が行われます。
どちらの場合も、約定した先物価格と決済価格との差額のみを受渡する「差金決済」が行われます。
決済時の差額分で利益獲得か損失になるかが決定します。
この決済方法を採用しているのは、購入する銘柄の現物受け渡しがないため、このような決済方法を取り入れています。
日経225先物取引に関する質問
ここでは、先物取引を行う前に解決しておきたい疑問を3つ紹介します。
例えば、決済期限の場合、先物取引には、限月と呼ばれるものがあり、それを期限に決済を済ませなければなりませんが、CFDには、取引期限がなく、投資家の裁量で売買が行えます。
レバレッジ取引ができる先物取引では、ロスカットを起こさせないために多額の証拠金が必要です。
また証拠金が不足しても取引が行えないなど、資産額が何かと重要になる場面が多々あります。
それらの理由から、自己資産に余裕がありつつ、一度の取引で大きな利益を獲得したい方におすすめなのです。
先物取引に適した証券会社を選ぶ時は、以下の4点を抑えて選ぶのが最適です。
- 少額投資に適した日経225ミニがあること
- 取引手数料が安いこと
- 取引ツールに使いたい機能があること
- ロスカット機能が搭載されていること
この4つをポイントに会社を選ぶのがいいでしょう。
証拠金があれば高額利益獲得が可能!
ここまで、先物取引の仕組みと、資産運用として利用した際のメリット・デメリット、実際に先物取引が利用できる証券会社を解説してきました。
先物取引には、FXと同じレバレッジ取引を採用しているので、一度の取引で巨額な利益が得られる可能性がある一方、タイミングを見誤れば巨額な資産を失うリスクを伴う取引です。
また取引には、満期日が設けられており、それまでに決済を済ませなければならないなど、気を付けなければならないルールが多々あります。
先物取引で資産運用を考えている方は、今回紹介したメリット・デメリット、取引の仕組みを十分に理解してから取引を始めましょう。
40歳で双子を出産、晩産家族のお金の不安を乗り越えるため、FP資格を取得。
都市銀行の運用相談部門にて「外貨預金」「投資信託」等を案内。
現在は独立系ファイナンシャルプランナーとして、家計相談、ライフプラン相談、運用相談などお金に関する個別相談と執筆を中心に活動している。