お金に働いてもらうという言葉を聞いたことはありますか?
そう思って忌避してきた方も多いのではないでしょうか。
しかし、お金に働いてもらうという言葉は怪しいものではなく、手間をかけずお金を稼げる方法のことを指します。
今回はお金に働いてもらう方法や働いてもらう時の注意点について解説しました。
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「お金に働いてもらう」は嘘ではない
お金に働いてもらうとはお金がお金を生み出す状態のことで、投資での資産運用が当てはまります。
自分の時間をかけずにお金がお金を稼いで来てくれるので、不労所得を得ることができます。
投資というとリスクが多く損をする危険なものだと思っている方もいるでしょう。
確かに投資は元本割れなどのリスクもありますが、リスクの少ない投資方法を選んだり、少ない額から投資を始めればリスクは回避できます。
預金だけでお金を増やすことには限界があるので、投資でコツコツ資産を増やすことで将来に向けた貯金ができます。
「お金に働いてもらう」の言葉を使った詐欺に注意
お金に働いてもらうと謳って高額な詐欺商品を売りつける業者も存在しないわけではありません。
実際に過去には「毎月5万円の積み立てで1億円貯められる」と特定の金融商品のみを販売していた業者が業務停止処分を下された例があります。
こうした詐欺に騙されないためにも、投資を行う際は自分で金融商品や投資方法について調べてから商品を買いましょう。
お金に働いてもらう方法8選
実際にお金に働いてもらう投資方法について8つ紹介します。
- 不動産投資
- 不動産クラウドファンディング
- 投資信託
- ロボアドバイザー
- 一般NISA
- つみたてNISA
- 株自動売買
- FX自動売買
全て自分の手間をかけず不労所得を得ることができるので、自分に合った投資を利用しましょう。
不動産投資
1つ目はアパートやマンションを賃貸経営して、家賃収入から利益を得る不動産投資です。
不動産投資は一見費用のかかりそうな投資ですが、不動産の購入にはローンを組めるので自己資金は物件の1〜3割あれば始められます。
入居者が見つかれば中長期的に安定した収入が得られ、インフレにも強いので不動産投資はリスクの少ない投資になります。
賃貸の経営を業者に委託すれば自分でやることはないので、お金が働いている状態を作れます。
ただし経営を始めるまでに時間がかかることと、空室があると利益が少なくなることに注意してください。
マンション経営で利益は出せる?収入を得る仕組みから儲け方まで解説
不動産クラウドファンディング
2つ目は不動産運営業者が投資家から資金を集め、その資金を使って業者が不動産の購入・経営を行う不動産クラウドファンディングです。
不動産の経営で得た収益は投資家へ再分配されるので、その分配金で利益を得ることができます。
不動産投資より少ない金額から始められて、不動産が担保となるので元本割れのリスクも少ないです。
ただし業者が倒産した場合があったり、契約期間中は解約ができずまとまったお金が必要になっても引き出すことができないデメリットには注意してください。
投資信託
3つ目は投資家から資金を集め、その資金でプロが代わりに資産運用してくれる投資信託です。
投資信託は自分で金融商品を選ぶ必要がなく、少額から始められるので投資初心者に向いている投資になります。
また投資信託は資金を複数の金融商品に投資することになるので、分散投資になりリスクの回避ができます。
しかし元本割れのリスクはあるので注意してください。
下記で投資信託を購入する時におすすめの証券会社を紹介していきます。
投資信託とは?利益の出る仕組みやメリット・デメリットを初心者にもわかりやすく解説
投資信託を始める時におすすめの証券会社
投資信託を始める時におすすめの証券会社は楽天証券になります。
取引手数料 | |||
---|---|---|---|
取引金額 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
約定金額ごと | 99円 | 275円 | 535円 |
1日定額制 | 0円 | 0円 | 0円 |
投信積立での楽天キャッシュ決済開始記念キャンペーン
手数料 | 無料 |
---|---|
銘柄数 | 2,651本 |
最低投資額 | 100円 |
投資信託積立 | ○ |
自動引き落とし | ○ |
ポイント投資 | 楽天ポイント |
楽天証券は投資信託の銘柄数が2,654本と多く、買付手数料が全て無料であることが魅力の証券会社です。
楽天ポイントでの投資信託購入も可能であり、最低投資額は100円からと初心者でも手が出しやすいサービスが充実しています。
楽天証券では投資を始めた後でもセミナーや無料で読める本など、フォローアップコンテンツもたくさんあるので、投資で分からないことがあっても解決できます。
ロボアドバイザー
4つ目はAIを活用して投資を行うロボアドバイザーです。
ロボアドバイザーはアドバイス型と投資一任型の2種類があります。
アドバイス型 | 最適な金融商品についてAIが提案し、資産家がアドバイスを参考に金融商品の購入、運用を行う |
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投資一任型 | 金融商品の提案、購入、運用全てをAIが行う |
手間をかけずに投資をするなら投資一任型がおすすめです。
AIが相場に合わせて最適な金融商品の選定から運用まで行ってくれるので、初心者でもロボアドバイザーは使いやすいです。
ただしロボアドバイザーの運用には、1%程度の手数料がかかります。
下記でロボアドバイザーを運用する時におすすめの証券会社を紹介していきます。
ロボアドバイザーのデメリットとは?初心者におすすめできない理由や実績を解説
ロボアドバイザーを始める時におすすめの証券会社
ロボアドバイザーを始める時におすすめの証券会社は松井証券になります。
取引手数料 | |||
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取引金額 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
約定金額ごと | 0円 | 0円 | 1,100円 |
1日定額制 | – | – | – |
つみたてデビュー応援総額1億円還元キャンペーン
手数料 | 0.35% |
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タイプ | アドバイス型 |
最低投資額 | 100円 |
自動積立 | ○ |
松井証券の提供する投信工房は、アドバイス型のロボアドバイザーになります。
100円の少額から投資を始めることが可能なので、自分の資金に合わせた投資を行うことができます。
手数料も0.35%とかなり低いので、低コストでロボアドバイザーの運用が可能です。
松井証券では投信工房以外にも、これから投資信託を始める方に評価の高い投資信託を提案する投信提案ロボや、投資信託の見直し案を提案する投信見直しロボがあります。
自分に合ったロボアドバイザーを活用しましょう。
NISA
5つ目は投資をする時にかかる税金を非課税にできるNISAです。
NISAは金融庁が提供している投資用の非課税制度で、通常投資する時にかかる20%ほどの税金が、年間120万円まで非課税で運用できるようになります。
株式・投資信託・ETFなど様々な金融商品が対象になっているので、自分で管理する必要のない商品を選べば、通常よりお得にお金を増やすことができます。
また一括投資と積立投資どちらも選べるので、コツコツ積み立てることも一気にお金を増やすこともできます。
ただし非課税期間は5年間までとなっています。
下記でNISAを始める時におすすめの証券会社を紹介していきます。
【株初心者必見】NISAとは?NISAの基礎をわかりやすく徹底解説
NISAを始める時におすすめの証券会社
NISAを始める時におすすめの証券会社はSBI証券になります。
取引手数料 | |||
---|---|---|---|
取引金額 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
約定金額ごと | 99円 | 275円 | 535円 |
1日定額制 | 0円 | 0円 | 0円 |
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対象商品 | 国内株式/投資信託/IPO/外国株式 |
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手数料 |
|
取引方法 | PCツール/スマホアプリ/電話取引 |
SBI証券のNISA口座は、NISAと相性の良いIPOも取り扱っていることが魅力です。
対象となるIPOは122社と他社よりもかなり多く、選択肢が広がります。
外国株式も9カ国が対象になっているので、投資する銘柄が多く様々なニーズに応える金融商品が揃っています。
SBI証券は国内株式個人取引シェアNo.1を誇る大手ネット証券なので、これから投資を始める方にもおすすめです。
つみたてNISA
6つ目はNISAと同じく投資をする時にかかる税金を非課税にできるつみたてNISAです。
NISAと似ていますが、非課税期間が20年とNISAより長くなっています。
ただしつみたてNISAは、積立投資しかできない、選べる金融商品が金融庁の選んだ投資信託のみ、年間非課税枠が40万円と制限が多いです。
しかし金融庁の選んだ投資信託は価値が下がる心配が少ないので初心者でも投資しやすく、積立投資しかない分コツコツと長期間かけてお金を増やすことに向いています。
NISAとつみたてNISAは片方しか口座開設ができないので、自分の投資方法に合っている方を慎重に選びましょう。
下記でつみたてNISAを始める時におすすめの証券会社を紹介していきます。
つみたてNISA(積立NISA)のおすすめ銘柄・ネット証券を紹介!初心者にも分かりやすく徹底比較
つみたてNISAにおすすめの証券会社
つみたてNISAを始める時におすすめの証券会社はマネックス証券になります。
取引手数料 | |||
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取引金額 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
約定金額ごと | 99円 | 275円 | 535円 |
1日定額制 | 550円 | 550円 | 550円 |
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銘柄数 | 152本 |
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手数料 | 0円 |
最低積立額 | 100円 |
積立方式 | 毎日/毎月 |
マネックス証券のつみたてNISAでは、マネックスカードを決済に利用することでマネックスポイントが付与されます。
マネックスポイントはdポイントやTポイントに交換できるほか、1ポイント=1円で投資信託の購入代金に利用することができます。
サイトでつみたてNISAとiDeCoを比較できるシミュレーションを見ることができるので、自分に合った投資方法を選びやすいのもポイントです。
株自動売買
7つ目は株式の売買を自動で行ってくれる株自動売買です。
主に証券会社が提供しているシステムで、自分で売買のルールを決めたらそれに合わせて自動で株取引を行ってくれるので、売買のタイミングを逃すことがありません。
ロボアドバイザーと似ていますが、ロボアドバイザーが基本AI任せなのに対して、自動売買は投資家の判断で細かいルールを決めることができます。
ただし株の自動売買はまだツールが未発達なものが多く、使いづらさを感じる場合があります。
下記で株自動売買を利用する時におすすめの証券会社を紹介していきます。
株の自動売買は儲かる?仕組みと魅力・注意点をわかりやすく解説
株自動売買を始める時におすすめの証券会社
株自動売買を始める時におすすめの証券会社はauカブコム証券になります。
取引手数料 | |||
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取引金額 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
約定金額ごと | 99円 | 275円 | 535円 |
1日定額制 | 0円 | 0円 | 0円 |
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利用料 | 0円 |
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注文方法 |
|
auカブコム証券はKDDIと三菱UFJフィナンシャル・グループが提携して運営している証券会社です。
auカブコムでの株自動売買は注文方法が多いことが魅力で、自分の取引方法に合わせた売買方法を選ぶことができます。
auカブコム証券は自動売買関連の特許を多く取得しており、利用料も無料なので安心して利用することができます。
FX自動売買
8つ目はFXの売買を自動で行ってくれるFX自動売買です。
株自動売買と同様に売買のルールを決めたら、それに合わせて自動でFX取引行ってくれるシステムで、株自動売買と比べてツールが発達しています。
他人が作った自動売買システムを使うことができ、特別な知識がなくてもFXを始めやすいのが特徴です。
ただし自動売買は臨機応変な対応ができず、上昇しているところに乗れないこともあります。
下記でFX自動売買を利用する時におすすめのFX会社を紹介していきます。
【2023年最新】FX自動売買おすすめランキング!儲かるツールの選び方や特徴を徹底解説
FX自動売買を始める時におすすめのFX会社
FX自動売買を始める時におすすめのFX会社は外為オンラインになります。
ポイント
メジャー通貨スプレッド・スワップポイント | ||
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通貨ペア | スプレッド | スワップポイント |
米ドル円 | 0.9銭 | 100 |
ユーロ円 | 0.4銭 | 5 |
通貨ペア数 | 26種類 |
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スプレッド | 0.9銭(米ドル/円) |
手数料 | 1取引20円 |
最小取引単位 | 1000通貨 |
外為オンラインで利用できるFX自動売買ツールはiサイクル2取引になります。
iサイクル2取引は取引ルールをランキング形式、マトリクス形式、ボラティリティ方式の3種類から選ぶことができ、24時間ずっとそのルールに合わせた取引を行います。
手数料は取引をするたびに20円かかりますが、口座開設から90日間は手数料が無料になるキャンペーンを行なっているので、まずは無料のデモ口座から始めてみましょう。
お金に働いてもらう時のポイント
お金に働いてもらう方法を紹介しましたが、投資をする時は注意しておくべきポイントがあります。
- 単利と複利を理解する
- 投資金額には余裕を持たせる
- リスクがあることを理解する
- 分散投資を行う
- ほったらかし過ぎにはしない
これらのポイントを意識しないと、損をする可能性があるので注意しましょう。
単利と複利を理解する
投資を効率的に行うためには、単利と複利について理解しておく必要があります。
長期的に投資を行う場合は複利の方が多く稼げるので、複利を利用してお金を増やしましょう。
単利とは
単利とは投資元本に利子が付くことです。
計算式は元本×利子となり、例えば100万を年間利回り1%で運用する場合は毎年1万円ずつ稼ぐことができます。
単利の場合は元本の額が常に一定なので、利子も毎年同じ金額が積み重なっていきます。
複利とは
複利とは投資元本と受け取った利子に利子がつくことです。
計算式は(元本+前年利子)×利子になり、元本に前年の利子が足されていくので100万を年間利回り1%で運用する場合は次の年の元本は101万円になります。
投資を続けることで元本が大きくなり利子も年々増えていくので、長期的に投資を行う場合は複利を利用した方が稼げることになります。
投資金額には余裕を持たせる
投資を行う時は必ず生活に支障が出ない程度の額で行いましょう。
投資は基本的に元本割れを起こすリスクがあるので、あまり多額の投資をすると家計の圧迫したり、急な出費への対応ができなくなります。
生活に必要なお金を避けて、残った余剰金で投資をすると余裕を持って投資を始められます。
分散投資を行う
1つの金融商品のみに投資していたら、元本割れを起こした時に損をしてしまいます。
そのリスクを回避するために、複数の金融商品に投資する分散投資を行いましょう。
投資先を分散させておくことで、1つの価値が落ちても他で儲けられれば資産全体が減ることはないです。
定期的に運用状況を確認する
お金に働いてもらうといっても、ずっとほったらかしでいいわけではありません。
月に1回程度は運用状況を確認して、不動産なら入居率や修繕の必要な箇所の確認、株式などでは銘柄の値上がり、値下がりに合わせて自分で売買しましょう。
お金の働かせ方を知って、不労所得を得よう
投資は元本割れなどのリスクさえ理解すれば、手間のかからない投資方法でお金が自動で稼げるようになります。
プロやAIに投資を任せる方法もあるので、初心者でも今からお金を働かせることは可能です。
貯金をするだけではお金を増やすことに限界があるので、複利を利用しながら少額からでも投資を始めましょう。