外国株式

韓国株の始め方!オススメの証券会社も紹介

編集者:Money Theory編集部

「韓国株式って実際どうなの?」「韓国株式を始めるのにオススメの証券会社は?」と疑問に感じる方も多いのではないでしょうか。

韓国株式は日本の隣国であるため情報が手に入りやすく、また、日本でも馴染みのある企業も多いため外国株の中でも比較的投資をしやすい国の1つです。

そこで今回は韓国株式のメリットデメリットからオススメの証券会社までこれから韓国株式に挑戦したい人が知っておくべきことを解説します。

ぜひ参考にしてくださいね。

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外国株
積立NISA
投資信託

韓国株式とは?韓国株の基礎知識を紹介

韓国韓国株を購入する前に知っておきたい基礎知識を紹介します。

  • 韓国株は新興国扱い
  • 日本株との違い

韓国株は新興国扱い

韓国の株式市場はアメリカのMSCIによって新興国市場として分類されています。

新興国とは将来、高い成長を期待される国のことで、中南米や東南アジアなどが新興国にあたります。

先進国と新興国の違いは、新興国の方がリスクは高い傾向にある点です。

投資先の国の経済が傾いた時に投資家はお金を引き上げるため、価格が暴落する恐れがあります。

日本株との違い

日本株との大きな違いは韓国株は1株単位で購入することができる点です。

近年、日本株も1株単位で購入可能な証券会社が出てきましたが、基本的には100株単位での購入が主流となっています。

そのため1株単位で購入可能な点で考えると韓国株は比較的、投資初心者の方でも始めやすい傾向にあります。

ただ、証券会社によっては最低購入株数を決めているところもあるため注意が必要です。

韓国株式のメリット

韓国株式のメリットは以下の通りです。

  • 隣国なため情報が手に入りやすい
  • 韓国株を買うことで東南アジアにも投資ができる
  • 韓国などの新興国は短期投資と相性が良い

隣国のため情報が手に入りやすい

新興国の中でも韓国は隣国のため、経済情報や国内の出来事が手に入りやすく比較的、投資を行いやすい国です。

韓国株はサムスン電子やK-POPなど日本でも馴染みのある株も多数存在しています。

日本と離れた新興国だった場合、経済情報が遅れる恐れや、日本では馴染みのない企業の株があったりと手をつけにくいと感じる方も多いと思います。

その点、韓国株は隣国で情報も手に入りやすく馴染みのある企業も多いため新興国の中でも購入しやすい株の1つです。

韓国株を買うことで東南アジアにも投資ができる

韓国株を買うことで東南アジアにも投資が可能です。

近年韓国は、ベトナムやインドネシアなど東南アジアへ進出しています。

例えば、サムスン電子が工場を作ったり、K -POPなどのエンタメ業界が進出したりと韓国市場は急激に拡大しています。

近年、急激に成長を続けている東南アジアなどの新興国へ投資を検討されている方も多いと思いますが、韓国株を買うことで間接的に東南アジアへの投資へ繋がります。

韓国などの新興国は短期投資と相性が良い

韓国株だけではありませんが、新興国への投資は価格変動が大きい傾向にあるため短期的な投資と相性が良いといえます。

投資は基本的に長期運用することで安定的な利益を上げていくことが主流ですが、短期的に資産を増やしたい方は利回りの高い新興国へ投資することも1つの戦略です。

ただ、韓国の発展状況や自分の運用方針など様々な比較をしつつ運用する必要があります。

韓国株式のデメリット

韓国株式のデメリットは以下の通りです。

  • 韓国株は日本や中国の影響を受けやすい
  • 韓国などの新興国への投資はハイリスクな場合も

韓国株は日本や中国の影響を受けやすい

韓国経済は日本や中国といった東アジアの影響を受けやすい特徴があります。

韓国は中国への輸出が多く、また日本と中国の状況に関しても大きく影響をうける可能性があるため注意が必要です。

韓国などの新興国への投資はハイリスクな場合も

上述したように、新興国は先進国に比べて価格変動が激しい傾向にあるためハイリスクになる可能性もあります。

そのため、投資初心者の方は経験が少ないため難しいと感じることもあるでしょう。

また、現在の韓国は北朝鮮との情勢が不安定な点も不安材料です。

対策としては、先進国や国内ファンドと組み合わせることでリスクを分散することが可能です。

韓国株式ができるおすすめネット証券を比較

証券会社の比較は以下の通りです。

会社名 SBI証券 岡三証券 アイザワ

証券

SBI証券 岡三オンライン証券 積立NISA アイザワ証券
韓国株取扱数 131銘柄 425銘柄
手数料 約定代金の0.99% 約定代金の0.6325% 約定代金の1.65%

韓国株式が行えるオススメのネット証券を解説

韓国株式投資が行えるオススメのネット証券は以下の通りです。

SBI証券

SBI証券

2024/03/08時点の情報です。

総合★★★★★ 4.5
NISA
積立NISA
IPO
米国株
取引手数料
取引金額 10万円 50万円 100万円
約定金額ごと 99円 275円 535円
1日定額制 0円 0円 0円

キャンペーン
国内信用取引口座開設&デビュー応援キャンペーン
CFD米国指数取引手数料還元キャンペーン
積立NISA 208銘柄
投資信託 2,683本
外国株
  • 米国株式(約5,600銘柄)
  • 中国株式
  • ロシア株式株
  • 韓国株式
  • ASEAN株
ポイント投資
  • Tポイント
  • Pontaポイント
  • dポイント
  • Vポイント
取引ツール(PC)
  • HYPER SBI 2(国内株式版)
  • HYPER SBI
  • SBI CFDトレーダー
スマホアプリ
  • SBI証券 株アプリ
  • SBI証券 米国株アプリ
  • かんたん積立 アプリ
  • HYPER FXアプリ
  • HYPER 先物/オプションアプリ
  • HYPER CFDアプリ

SBI証券は大手ネット証券の中で唯一、韓国株式を取り扱っている証券会社です。

取扱銘柄が豊富な点や手数料が他の2社と比べて安い点が特徴です。

また、韓国通貨(ウォン)、日本円どちらでも決済可能なため初心者の方でも気軽に始めることができます。

SBI証券の口コミ

人のアイコン
35歳 男性
★★★★★ 4.50
アクティブプランの手数料制度
アクティブプランの手数料制度は、頻繁に取引を行う人々にとって非常に有益です。一定の額までなら取引を何度でも無料で行えるのは素晴らしい点です。さらに、通常プランでも取引手数料が業界で最も低い部類に入るため、他の人々にも積極的に推奨できる内容となっています。夜間に取引ができるオプションも存在するのは、サラリーマンにとって喜ばしい機能と言えます。
人のアイコン
47歳 男性
★★★★★ 4.25
インターネット証券のトップ企業
インターネット証券のトップ企業であり、国内外の株や投資信託の品揃えが非常に豊富です。特に外国株式の取り扱いに関しては、他の企業が追いつくことは困難だと言えるほどのレベルです。ウェブサイトの操作性が優れており、三井住友カードと連携してVポイントが貯まる利点も魅力的です。
人のアイコン
29歳 女性
★★★★★ 4.20
コストパフォーマンスが高い
米国株の取扱銘柄が多く揃っているため、米国株投資にはこのネット証券会社が最良の選択です。また、IPOの取扱銘柄も豊富で、IPO投資にも最適なプラットフォームと言えます。さらに、1日の約定代金に基づいて手数料が決定されるアクティブプランは、コストパフォーマンスが高く、非常に魅力的です。

岡三証券

岡三オンライン

2024/03/08時点の情報です。

総合★★★★★ 3.0
NISA
積立NISA
IPO
米国株
取引手数料
取引金額 10万円 50万円 100万円
約定金額ごと 約定代金の1.26500%
1日定額制

キャンペーン
創業100周年記念 お客さま感謝フェア
つみたてNISA 15銘柄
投資信託 308本
外国株 米国、欧州、中国、韓国、シンガポール、マレーシア、インドネシア、米国ADR(インド・ブラジル他)
ポイント投資
PCツール 情報ツールT-NAVI
トレジャーネット
スマホアプリ トレジャーネット

岡三証券の特徴は、店舗で銘柄や投資手法を相談できる点です。

韓国は隣国で情報が手に入りやすいものの、新興国扱いの韓国株は不安や疑問がある人も多いでしょう。

岡三証券は、そのような場合に店舗で実際に相談することがが可能です。

ただ、取扱銘柄の情報がない点や夜間注文ができない点など不便に感じる方も多いかもしれません。

岡三証券の口コミ

人のアイコン
31歳 男性
★★★★★ 4.50
取引ツールやアプリは非常に優れています
取引ツールやアプリは非常に優れています。ただタップするだけで瞬時に表示が切り替わり、特定の銘柄やマイリストへのアクセスが迅速に行えます。ニュースの更新速度も速く、チャート機能も便利です。このツールの便利さはそれだけで投資に対する視点が大きく変わるほどの影響を与えています。
人のアイコン
52歳 女性
★★★★★ 4.25
とても使いやすい
良いと感じる点は、保有商品の運用状況(価格変動など)や証券情報をウェブサイト上で簡単に確認できる点です。さらに、スマートフォンからもアクセス可能なため、外出中でも気になった際に直ちに状況を確認でき、商品の購入も手軽に行えるのが非常に便利です。
人のアイコン
36歳 男性
★★★★★ 4.20
多種多様な取引ツール
岡三オンラインは多種多様な取引ツールを提供しております。株式投資だけでなく、先物、FX、CFDの取引ツールも揃っています。たとえば、投資初心者に向けては利便性を重視した「岡三ネットトレーダーWEB2」があり、経験豊富なトレーダーには発注から市場分析まで一元化された「岡三ネットトレーダーシリーズ」が用意されています。これにより、投資家は自身のスタイルや経験レベルに適したツールを選択して使用することができます。

アイザワ証券

アイザワ証券

2024/03/08時点の情報です。

総合★★★★★ 3.5
NISA
積立NISA
IPO
米国株
取引手数料
取引金額 10万円 50万円 100万円
約定金額ごと 814円 814円 1,650円
1日定額制

キャンペーン
アイザワの新規口座開設プログラム
アイザワのNISA開設キャンペーン
積立NISA 8銘柄
投資信託 398本
外国株
  • アジア株
  • 欧米株
ポイント投資
取引ツール(PC)
  • ブルートレード
  • iTrader
  • グローバルナビゲーター
スマホアプリ iTrader

アイザワ証券は1918年に創業開始した老舗の証券会社です。

韓国通貨(ウォン)、日本円どちらでも決済可能なため初心者の方でも気軽に始めることができます。

ただ、手数料が他の2社に比べて割高な点に注意が必要です。

岡三証券の口コミ

人のアイコン
31歳 男性
★★★★★ 4.50
投資への興味を持ちました
私はアイザワ証券の投資セミナーに触発され、投資への興味を持ちました。セミナーでは投資の基本や適切な企業の選定方法などが解説され、そのセミナーで鼓舞され、投資を開始する決意を固めることができました。アイザワ証券で口座を開設し、アイザワプラスを利用して営業員からのサポートを受けることができる点や取引画面の利便性を高く評価しています。
人のアイコン
52歳 女性
★★★★★ 4.25
IPO株への投資
IPO株への投資に興味を持ち、アイザワ証券を選びました。友人からIPO株の利益の可能性を聞いて興味を持ち、アイザワ証券が抽選に当たりやすいという情報を基に口座開設を決意しました。口座開設に時間がかかったという点は否定できませんが、その他のサービスは満足しています。特に、外国株への投資を将来的に計画している点が注目しています。
人のアイコン
36歳 男性
★★★★★ 4.20
営業員とのコンサルティングが可能
株式を相続した経緯からアイザワ証券を利用しています。父の死後、父が利用していたアイザワ証券での口座移管がスムーズに行えたことや、アジア株への投資の拡大を評価しています。パソコンやスマホアプリから簡単に取引が行え、営業員とのコンサルティングが可能な点も利点として挙げられます。この証券会社は従来の証券会社とネット証券の良い側面を併せ持っていると評価できます。

韓国株式の始め方

韓国株式の始め方は以下の通りです。

  • Step1.韓国株が買える証券会社で口座解説
  • Step2.資金を準備する
  • Step3.韓国株の銘柄を決めて購入

それぞれ解説します。

Step1.韓国株が買える証券会社で口座解説

まず、韓国株を購入するために韓国株を取り扱っている証券会社で口座開設をします。

現在、韓国株の取扱がある証券会社は以下の3つとなっています。

韓国株が購入できる証券会社
  • SBI証券
  • 岡三証券
  • アイザワ証券

総合口座と外国株取引口座の2つの口座開設が必要ですが、同時に2つの口座開設が可能です。

また、口座開設時は本人確認書類が必要になるため、あらかじめマイナンバーカードや運転免許証などを準備しておきましょう。

なお、オンラインで口座開設することで最短即日で口座開設が完了します。

Step2.資金を準備する

口座開設が完了したら、次に資金を準備して入金します。

証券会社によっては、韓国株を購入する際に資金を韓国通貨(ウォン)に両替する必要があるため事前に確認しておきましょう。

両替の次は証券会社へ入金します。

入金方法は証券会社によって様々な入金方法があるため確認しておきましょう。

基本的にはオンラインで入金することで手数料が安かったり、銀行へ出向く手間も省けるためオススメです。

Step3.韓国株の銘柄を決めて購入

最後に銘柄を選んで購入します。

どんな基準で銘柄を選べばいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。

そのような場合は、自分が知っている企業の株を買って勉強してみたり、成長する企業かを調べつつ投資を行ってみることをオススメします。

韓国株はサムスン電子やK-POPなど日本でも馴染みのある企業が多くあります。

韓国株式の注意点

韓国株式の注意点は以下の通りです。

  • 為替で損をする場合がある
  • 韓国などの新興国への投資のリスクを理解しておく

為替で損をする場合がある

韓国株は株価だけでなく為替の変動や手数料なども影響していきます。

株でプラスになっても為替の状況でマイナスになる恐れもあります。

そのため、むやみに韓国株を購入するのではなくしっかり吟味して購入しましょう。

韓国などの新興国への投資のデメリットを理解しておく

韓国などの新興国は上述したメリットがある一方で、もちろんデメリットも理解しておく必要があります。

特に韓国は輸出が多く依存度もそれなりに高いため国際関係の影響を受けやすく、市場があまり大きくないため通貨の変動も激しくなる恐れがあります。

そのため、韓国株だけでなく新興国への投資は特に余剰資金で行うことを心がけましょう。

投資はお金を増やす目的とするもので元本が保証されていないものも多くあります。

生活資金は貯蓄で確保しつつ、老後資金や教育資金など今すぐに必要とならないお金は投資に回すなどうまく組み合わせていくことが重要です。

韓国株式についてよくある質問

韓国株式についてよくある質問は以下の通りです。

  • 韓国株への投資のコツは?
  • カントリーリスクとは?
  • 韓国の株式市場はいくつあるの?
Q
韓国株への投資のコツは?
A

韓国は新興国ですが、多くの企業があるため銘柄を選ぶときに迷ってしまう方も多いでしょう。
その際は、自分が知っている企業や興味のある企業、成長が見込める企業へ投資することをオススメします。
中でも韓国はK-POPなどのエンタメ業界や半導体業界などが成長産業です。
成長産業に投資をすることで株価が伸びていく可能性が高いためオススメです。

Q
カントリーリスクとは?
A

カントリーリスクとは、投資対象の国が政治状況や経済状況の変化などで為替市場に混乱が生じた場合、その国に投資した資産が減ってしまう可能性があることをいいます。
特に新興国はカントリーリスクが高い傾向にあるため投資をする際には注意が必要です。

Q
韓国の株式市場はいくつあるの?
A

韓国にはKOSPIとKOSDAQの2つの市場があります。
KOSPIは韓国総合株価指数と言われており、サムスン電子などの有名企業がこれにあたります。
KOSDAQは、中小ベンチャーやK-POPなどのエンタメ業界が存在しています。

「BTS」などの人気グループに投資できる

韓国は新興国のため投資をするには少し怖いと感じる方も多いのではないでしょうか。

ただ韓国はサムスン電子などの企業だけでなくBTSなどのアイドルグループ企業にも投資することが可能です。

隣国であるため情報も多く、また日本でも馴染みのある企業も多いため外国株に興味のある方は韓国株も検討してみてはいかがでしょうか。

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