LINE FXは2019年から開始したFX会社です。
LINEが提供するFX口座であり、1,000通貨から取引できるので非常に使いやすく人気があります。
ですが、「LINE FXに自動売買はあるのか」が気になっている人も多いでしょう。
この記事ではLINE FXに自動売買機能があるのか、自動売買のような取引をするならどうすればいいかを解説していきます。
【2024年最新】おすすめFX口座比較ランキング！初心者に人気の評判が高いFX会社を一覧表で徹底比較
LINE FXの基本情報
2024/03/25時点の情報です。
| メジャー通貨スプレッド・スワップポイント | ||
|---|---|---|
| 通貨ペア | スプレッド | スワップポイント |
| 米ドル円 | 0.2銭※原則固定 | 224 |
| ユーロ円 | 0.4銭※原則固定 | 209 |
LINE FXは2020年3月16日に新しく始まったFXサービスです。
取引時間はほぼ24時間。
10000通貨単位取引でしたが、サービス更新により現在は1000通貨単位対応となっています。
LINE FXの評判・口コミはどう？メリット・デメリットやキャンペーン条件・口座開設の流れを徹底解説
| 取扱通貨ペア | 23種類 |
|---|---|
| 主要通貨ペアスプレッド※原則固定(例外あり) |
|
| 最低取引単位 | 1,000通貨 |
| 取引時間/注文受付時間(米国標準時間) |
|
| 取引時間/注文受付時間(米国夏時間) |
※米国夏時間は3月第2日曜日から11月第1日曜日まで注文受付時間 |
| 取引可能時間 | 原則、24時間365日 |
| 臨時メンテナンス時間 | 金曜日の取引終了後（土曜日朝）～土曜日12:00 |
| 取扱通貨単位 | 1000通貨単位取引から可能 |
自動売買機能はない
2019年にリリース開始して9か月で登録者数10万人を突破したLINE FXですが、残念ながら自動取引機能は搭載されていません。
将来的にツールが拡大すれば導入される可能性はありますが、現時点では自動搭載機能は搭載されないでしょう。
ですが自動取引ツールがないことで、相場が急変したせいで勝手に損をしていたなんてことがなくなるので、見方を変えると機能がないことはありがたいことです。
自動売買とは？
そもそもFXにおける自動売買とは、AIによって自動的に売買される取引のことを言います。
自動売買は「システムトレード」や「シストレ」とも呼ばれ、初回の設定をしておけば自動で有利な取引をしてくれるので初心者にも向いています。
さらに寝ている間にも取引をしてくれるので、経験者にも助かる機能です。
自動売買機能はFXを始めるにあたって非常に便利な機能になっています。
FX自動売買とは？おすすめのFX会社や仕組み・稼ぐコツを解説
LINE FXで自動売買のような取引をする方法
LINE FXには自動売買機能はついてませんが、自動売買のような取引はできます。
LINE FXでは、「売買シグナル」を利用することで初心者の人でも取引のタイミングを計れます。
【2024年最新】FXシステムトレード(シストレ)おすすめランキング！厳選7社の機能・使いやすさを比較
売買シグナルを利用する
売買シグナルとは、テクニカル指標を用いた分析において、価格の変化による売買の転換点のことを指します。
簡単に言えば、売り買いのタイミングを指示する情報です。
例えば「ゴールデンクロス」では短期移動平均線が長期移動平均線を下から上に抜く時が買いシグナル、逆に「デッドクロス」では、短期移動平均線が長期移動平均線を上から下に抜く時に売りシグナルとなります。。
LINE FXではLINEで売買シグナルの通知を受け取ることができるので、売り買いのタイミングを教えてもらえます。
注文は手動なので注意
売買シグナルは通知を受け取ることができますが、自動で取引してくれるわけではありません。
LINEの通知が来て自分で情報を判断してから売り買いする必要があるので、自動取引で今までやっていた人は少し面倒だと感じる可能性はあります。
ただし前述したように、自動取引した後に急激に相場が変動してしまうと勝手に損をしてしまうので、注文を手動でしなければならないLINE FXではその心配がありません。
LINE FXの売買シグナルの使い方
LINE FXの売買シグナルの使い方は次の流れになっています。
- 売買シグナル通知設定を開く
- 通貨ペア・新規注文の買い/売りを設定する
- 「この条件で設定する」で利用開始
以下でそれぞれのステップごとに解説していきます。
売買シグナル通知設定を開く
売買シグナルの通知設定を開き、「売買シグナルをLINEで受け取る」をオンにします。
LINEとの連携ができるので非常に便利です。
通貨ペア・新規注文の買い/売りを設定する
次にどの取引が行われるときに通知が来るかの設定です。
通貨ペアの選択と、新規注文の買い/売りを設定します。
「買いと売りの両方」で新規注文をする場合は、取引回数が多くなるので書かれている通り上級者向けになります。
初心者の人はまずは買いか売りかどちらかだけ通知してもらうようにすると良いでしょう。
「この条件で設定する」で利用開始
最後に「この条件で設定する」を選んで利用開始です。
利用してみて「買いも売りも通知があった方が良い」などの調整があればいつでも変更できます。
LINE FXでの取引の特徴
LINE FXでの取引の特徴をまとめています。
LINE FXには自動売買機能はありませんでしたが、売買シグナルを利用して自動売買のように使うことは可能です。
LINE FXの活用を前向きに考えている方は、LINE FXでの取引の特徴を改めて抑え、比較検討に活かしてもらえたらと思います。
- 主要通貨ペアのスプレッドが狭い
- あらゆる手数料が無料！かかる手数料も紹介
- サポートと分析ツールが充実
- 取引ツールがシンプルで初心者も使いやすい
- LINEと連携した利便性の高さ
主要通貨ペアのスプレッドが狭い
LINE FXのスプレッドは、特に米ドル/円は0.2銭、ユーロ/円は0.4銭と、主要通貨ペアのスプレッドが狭く設定されています。
また過去には、特定の時間帯であれば米ドル/円のスプレッド0.0銭で取引できるキャンペーンも開催されており注目されました。
今後もお得なキャンペーンの開催が期待されており、取引コストを抑えつつ効率的な取引がしたい方におすすめです。
あらゆる手数料が無料！かかる手数料も紹介
手数料に関しては以下の各種手数料が無料となっており、スプレッド以外の主要な手数料を抑えられるのがメリットです。
- 口座開設手数料
- 取引手数料
- 入金手数料※
- 出金手数料
- ロストカット手数料
では、かかる手数料にはどんなものがあるはも気になるところですよね。
- お客様専用の入金口座への振込みにかかる振込手数料
- LINE Payからの入金手数料
発生する手数料としては上記のようなものがあります。
お客様専用の入金口座への振込みにかかる振込手数料はお客様負担となります。
しかし、LINE FXだけでなく多くのFX会社もユーザー負担としている部分なので、大きなデメリットではありません。
振込手数料は振込元の金融機関に確認しましょう。
※また入金手数料に関して、LINE Payからの入金をする際はLINE Payの定める手数料176円（税込）が発生します。
サポートと分析ツールが充実
LINE FXでは、24時間対応のAIチャットサポートや詳細な分析ツールが提供されています。
これにより取引に関する疑問や不安を迅速に解消でき、より安心して取引に臨むことができます。
また、経験豊富なトレーダーも満足できる高機能PCツール「LINE FX Pro」は、テクニカル指標「21種」、描画ツール「17種」を備えており高度な分析がが可能です。
サポートと分析ツールが充実していることで、初心者から上級者までおすすめできる仕様となっています。
取引ツールがシンプルで初心者も使いやすい
LINE FXのスマートフォンアプリは、直感的な操作が可能で初心者にも使いやすく設計されています。
LINEを日常的に使用している方は多く、使い慣れた操作感で使えるため、使用感になれるのも早いです。
またそれぞれの切り替えボタンが押しやすいように、アイコンが少し大きめに表示されているのも翌朝です。
スマホの操作に不安がある方でも、レートのチェックから注文の発注までスムーズに行えます。
LINEと連携した利便性の高さ
さらにLINE FXならではに機能として、「LINEアプリとの連携機能」が一番の強みです。
使い慣れた「LINE」と連携し、レートの急変動や経済指標の発表タイミングを「LINE通知」してくれます。
レート変動通知に関しては、下記から好きな通知ルールを選べるのも魅力です。
| LINE通知で設定可能なルール | |
|---|---|
| レート変動率 | 0.01%～10%の間で設定可能 |
| レートチェックの間隔 | 1分、5分、15分、30分、60分から選択可能 |
セキュリティが厳重
LINE FXでは、信託保全による資産の分別管理により、万が一の事態にもユーザーの資産は安全に守られます。
また大手証券会社として知られる野村証券の親会社である「野村ホールディングス」も開発に携わっていることもあり、セキュリティが弱いとは考え育いです。
LINE FX公式でも「当社では、情報セキュリティ管理体制を整備し、個人情報を国内にて安全かつ確実に保管を行なっております。」とされています。
LINE FX以外で自動売買ができるおすすめFX会社
LINE FXは自動売買サービスが搭載されていませんが、他のFX会社で口座開設することによって自動売買を始める事ができます。
LINE FXと似たようなスペックで、スマホアプリから自動売買でFX取引できるサービスを厳選したので「自動売買を利用してFX取引したい！」という人は参考にしてください。
- 外為オンライン「iサイクル2取引」
- インヴァスト証券「トライオートFX」
- アイネット証券「ループイフダン」
【2023年最新】FX自動売買おすすめランキング！儲かるツールの選び方や特徴を徹底解説
外為オンライン「iサイクル2取引」
2024/03/25時点の情報です。
| メジャー通貨スプレッド・スワップポイント | ||
|---|---|---|
| 通貨ペア | スプレッド | スワップポイント |
| 米ドル円 | 0.9銭 | 195 |
| ユーロ円 | 1.9銭 | 145 |
外為オンラインは自動で注文を繰り返してくれるリピート系自動売買を搭載しているFX会社です。
リピート系自動売買は、年間市場の7割である「レンジ相場」に効果を発揮する自動売買で、FX初心者の人や裁量トレードが苦手な人でも運用することができます。
一方、リピート系自動売買の弱点が「トレンド相場」ですが、iサイクル2取引はトレンド相場もカバーできる機能を搭載しているのが強みです。
変動幅（レンジ）が外れて上昇しても下落しても、iサイクル2取引は相場に追従しながら、24時間自動で取引を続けます。
また3通りの始め方を選択でき、投資の熟練度や資金状況等に合わせて使いやすい方法を選ぶことができます。
※外為オンライン：マトリクス方式
| 外為オンライン「iサイクル2取引」の3通りの始め方 | |
|---|---|
| ランキング方式 | 外為オンラインのシミュレーションで高い利益を獲得している注文内容をランキング形式でリスト化 自分の資金や好みに応じて注文内容を選択 |
| マトリクス方式 | シミュレーションの結果をもとに、iサイクル2取引によるさまざまな投資戦略をサポート 青いマスをクリックすることで選択した同じ条件でiサイクル2取引を開始 |
| ボラティリティ方式 | 売り/買いの選択、過去の変動幅（値動き）、対象資産を設定するだけの３ステップではじめられます。 |
無料のデモ口座でiサイクル2取引をお試しすることもできるので、使用感を確かめてから本格稼働させるのがおすすめです。
iサイクル2取引の最強設定のやり方を限定公開！設定方法を完全ガイド
外為オンラインの口コミ・評判はどう？メリット・デメリットと口座開設の流れを徹底解説
インヴァスト証券「トライオートFX」
トライオートFXは、インヴァスト証券が提供するFX自動売買サービスです。
トライオートFX以外に「トライオートETF」もリリースしている等、自動売買に強いFX業者として実績を重ねています。
トライオートFXは自動売買の設定を1から自分で作成できるビルダー機能を搭載しているのが特徴。
以下の設定を自分でカスタマイズして、オリジナル性の高いロジックを組み立てることができるのが魅力です。
- シングルカスタム or マルチカスタム （シングルカスタムは注文を一つずつ作成する・マルチカスタムは複数の注文を同時に作成する）
- 通貨ペアの選択
- 買いor売りの選択
- 何本の注文を作成するかの選択 ※マルチカスタムのみ
- 1本当たりの注文数（0.1万単位）
- エントリー（スタート）価格（価格指定or前日終値±○○で設定可能）
- ＯＣＯ注文を行うかの選択
- 利確幅の設定
- フォロー値の設定
- カウンター値の設定
※フォロー値、カウンター値はどちらか一方だけでＯＫ
投資上級者も満足できるハイスペックな自動売買サービスとなっています。
また1000通貨単位からの少額から自動売買をスタートできるのもメリットです。
トライオートFXの評判・口コミとメリット・デメリット・運用実績を徹底解説
アイネット証券「ループイフダン」
2024/03/08時点の情報です。
| メジャー通貨スプレッド・スワップポイント | ||
|---|---|---|
| 通貨ペア | スプレッド | スワップポイント |
| 米ドル円 | 0.7銭～1.8銭 | 230 |
| ユーロ円 | 1.4銭～2.0銭 | 210 |
アイネット証券は、初心者でも簡単に設定できる自動売買「ループイフダン」を搭載しているFX会社です。
ループイフダンは、自動売買の中でもリピート系注文を繰り返し行うもので、買うか売るかを選んで利食い幅をい決めれば運用を始められます。
設定した幅の間で売買を繰り返してくれるシンプルな自動売買で運用しやすく、初心者にもおすすめです。
また、スワップポイントでの収益もFX取引の大きな魅力の一つ。
アイネット証券は業界最高水準のスワップポイントを提供しているので、スワップ益を狙った運用を検討している方にもおすすめです。
ループイフダンは常にポジションを保有しながら、システムが何度も自動的に利確決済を行ってくれます。
取引回数が多いからこそ、スワップポイントのわずかな差も利益に大きく影響します。
なので業界最高水準のスワップポイントを提供しているアイネット証券「ループイフダン」は、スワップポイントと為替差益の両方の利益を狙うのにうってつけです。
どうせならスワップポイント益と為替差益の両方を得たいと考えている方、シンプルなシステムの自動売買を利用したい方は、ループイフダンを候補にしてみてください。
【2024年最新】アイネット証券「ループイフダン」の評判・口コミはどう？メリット・デメリットや口座開設時の注意点を解説
FXの自動売買のメリット
FXの自動売買システムを利用する主なメリットは下記の通りです。
- 効率的に取引できる
- 24時間稼働できる
- バックテストと最適化機能を使える
効率的に取引できる
自動売買は事前に設定したトレードルールに基づいて取引を自動的に実行します。
そのため、迅速かつ正確なエントリーや売買が可能。
これによりトレードの実行効率が向上し、取引チャンスを逃すリスクが低減されます。
またプログラムされたルールに忠実に従うため、トレーダーの希望的観測などの感情的な要素からくる判断ミスのリスクを軽減することができます。
24時間稼働できる
自動売買システムは24時間稼働するため、トレーダーが寝ている間や仕事中など、本来なら投資に干渉できない時間帯でも市場の変動を見逃しません。
通常の取引時間外や海外市場の動きにも対応できるため、トレードの機会が増え、その分生まれるチャンスも増えます。
自動売買システムは機械的に取引を行うため、人間のトレーダーと比べて疲労や睡眠不足の影響を受けず、常に市場の動向を監視し続けることができます。
FXは主婦でもできる？家事・子育てをしながら毎月コツコツ稼ぐコツと取引時の注意点
バックテストと最適化機能を使える
自動売買システムでは、過去の市場データを活用してバックテストを行うことができます。
これにより過去の相場状況でのシステムのパフォーマンスを評価し、改善点や弱点を把握することができます。
また最適化機能を使用して、異なるパラメーターや戦略の組み合わせを試すことも可能。
これにより、より良いパフォーマンスを達成するための最適な設定を見つけることができます。
データに基づいた効率的な取引ができるため、トレーダーの負担軽減にもつながります。
FXの自動売買のデメリット・注意点
FXの自動売買システムを利用する主なデメリット・注意点は下記の通りです。
- 機械的な取引判断をされる
- システムのバグやエラーのリスクがある
- 過度な最適化の危険性
機械的な取引判断をされる
自動売買システムは予めプログラムされたルールに基づいて取引を実行しますが、市場の変動や状況の変化に対して柔軟な対応が難しい面があります。
機械的なアルゴリズムに従ってトレードが行われるため、市場のニュアンスや短期的なトレンドの変化を見逃す可能性もあります。
トレーダーの負担を大きく軽減することが可能ですが、手動でのトレードほどの臨機応変な対応は難しいでしょう。
システムのバグやエラーのリスクがある
自動売買システムはプログラムに依存して動作するため、システムのバグやエラーが発生するリスクがあります。
誤った取引指示やデータの誤読みなどの問題が発生すると、予期せぬトレードが行われる可能性があります。
これにより予想外の損失を招く可能性も0ではないということは理解しておきましょう。
過度な最適化の危険性がある
自動売買システムではバックテストや最適化を行うことができますが、過度な最適化は時にリスクにもなりえます。
過去のデータに基づいた最適なパラメーターや戦略を見つけ出す一方で、実際の市場環境では効果が薄れる可能性があります。
過度な最適化は過去のデータに過度に適応し、将来の市場でのパフォーマンスを損なう可能性があるため、注意が必要です。
取引における情報やトレンドなどは常に移り変わっています。
過去のデータに基づいた最適化では最新のトレンドを組み込めず利益を最大化できない場面も考えられます。
LINE FXと自動売買に関するよくある質問
LINE FXと自動売買に関するよくある質問と回答を紹介します。
- LINE FXに自動売買はありますか？
- LINE FXで自動売買のような取引をするにはどうしたらいいですか？
LINE FXに自動売買はありますか？
2023年12月1日時点では、LINE FXは自動売買サービスを提供していません。
LINE FXで自動売買のような取引をするにはどうしたらいいですか？
LINE FXの売買シグナル機能を使うことで、自動売買のような取引をすることが可能です。
売買シグナルを簡単に言うと、売り買いのタイミングを指示する情報のことです。
LINE FXではLINEで売買シグナルの通知を受け取ることができるので、売り買いのタイミングを自動で教えてもらうことができます。
ただし注文は手動なので注意しましょう。
LINE FXに自動売買はないが自動売買のような取引は可能
LINE FXには自動売買機能はありませんが、売買シグナルのサポート機能はあります。
売り買いのタイミングを指示してくれる機能で、LINEを利用すれば通知も来る設定にできるので、初心者には特におすすめです。
売買シグナルを利用して、LINE FXでFX取引を始めましょう。
