2019年の年末から中国の武漢で新型コロナウイルス感染が発覚し、2020年のはじめには全世界に蔓延しはじめ、経済は大きな打撃を受けると共に株式相場も大暴落しました。
コロナショックによる株価の暴落で損失した人が増加しましたが、コロナショック後の高騰によって大儲けした投資家達もいます。
コロナショックは世界全体を巻き込む出来事だった為、同じ条件で資産運用していたはずですが儲けた人と失敗した人では大きな差が生まれています。
今回はコロナショックによって株式投資で儲けられた人と失敗してしまった人の違いはなんなのか詳しく解説していきます。
コロナショックによって家計が圧迫され、「生活防衛」のために投資を始めた人が増えています。
今後コロナショック同様の暴落が起きても冷静に対処し、逆に利益に変えられる運用を出来るようになればある程度安心して投資を続けていくことができます。
これから投資を始めようとしている人や、コロナショックで失敗してしまった人は取引の参考にしてください。
株式投資で失敗する原因は?失敗する人の特徴と成功するためのポイント
コロナショック中に株で儲けた人と損した人の違い
コロナショックがもたらした打撃は株式投資だけでなく、投資全般大きく暴落しました。
先物取引では原油が一時マイナスになるというありえない状況になったり、リスクオン相場によって新興国絡みの通貨ペアが暴落したり、どの形態の投資も損切りしていない人は大損失してしまう動きになっています。
しかし上記のような中でも大儲けした投資家は存在し、コロナショック後の高騰の波にもなって資産を一気に増やした人もいます。
投資している人は失敗し続ける投資を当然目指していないので、できればどのような暴落にも対応して利益に変える動きを目標にしています。
これから儲けられた人とそうでない人の違いをわかりやすく説明します。
投資ルール通りに運用を進めたかどうか
投資をはじめる際に、必ず必要なのは投資ルールです。
いくらの資金でどのくらいの利益を目標に運用するのか、投資リスクはどの程度まで取って運用するのか、細かく決めていけば行くほど投資手法にブレが生じなくなります。
しかし初心者は、自分の肌感で取引を進めたり、記録せず曖昧な運用を進めたりしていることもあります。
億以上稼いでいる投資家は、曖昧な目標・目的で運用を進めていません。
今後投資で稼ぎにいきたいと考えている人は、資産運用の主軸となる投資ルールを徹底して決めましょう。
そして投資ルールを決定した後は、しっかり投資ルールを守る事を意識して運用していきましょう。
初心者必見!株式投資の基礎ルールと失敗しないために絶対に守ってほしいルールを徹底解説
知識や投資経験の差
投資経験や知識は、投資歴によって差がでてしまうものでもありますが、ある程度勉強でカバーすることができます。
コロナショックでも投資に成功している人は、しっかりとした知識量と経験を活かした動きをしています。
上記で説明した投資ルールを設けているということも、成功した投資家達の経験から実行しています。
長年の投資経験で損失リスクを減らせるのであれば、初心者には難しいのでは?と思う人が居ますよね。
実際、長年投資をしている人たちと初心者を比べるとどうしても埋められない能力差はあります。
しかし、投資に関するルールを設けたり投資知識について勉強したりすることは初心者でも充分することができます。
コロナショックでも確実に儲けることが出来ている人は、初心者であれ長年投資をしている人であれ、知識量と運用スキルを日々培っている人たちです。
コロナショックによって株式投資で大損失した事例
コロナショックによって大失敗してしまった投資家の事例を紹介します。
大損失してしまった人は、必ず損失する可能性の高い行動をしています。
原因をしっかり把握して次のチャンスに備えることを意識しましょう。
欲を出してリスクヘッジを怠った
2019年のコロナが蔓延する前までは、株式市場は通常運行でありコロナショックレベルの問題は起きていません。
コロナショックが起きる前に儲けていた人が、欲を出して取引数量を増やしたり予定以上の資産を投資に使ったりしてコロナショックで大損失しています。
当初は少額運用でローリターンを狙う投資をしていたはずなのに、いつの間にか資産すべて投資に投入してしまっていたという人は多いです。
資産分散でのリスク回避の効果が薄かった
資産分散は通常であれば、リスクを抑えて「負けにくい投資」を目指します。
しかしあれやこれやと、明確な考えなしに購入するとコロナショックのような大きな出来事が起きた時対応できなくなります。
最初に説明しましたが、コロナショックでは投資全般暴落しています。
リスクヘッジといいながら、色々な所に投資しているとすべて損失を生み出してしまいます。
資産分散は、より多くの投資ジャンルで投資するという訳ではなく、1つの投資先が駄目でも2つめでカバーできるようにすることです。
資産分散の意味合いをもう一度学んで、コロナショックのような暴落でも機能できるようにしましょう。
コロナショック後の値上がりに乗り遅れたが参入した
コロナショックが終わり、相場的にアフターコロナに移り変わった時、相場全体的に値上がりを引き起こしました。
低価格の時に買っていた投資家達は大儲けしており、買いそびれた人は悔しい思いをしました。
悔しい思いをした人達の中で、後乗りにも関わらず参入して失敗している人がいます。
株式投資は、順張りで売買することが基本ですが相場の流れの後乗りは失敗する可能性が高いです。
高騰する一歩手前で年引きを開始するのがベストで、ある程度上がりきってから参入すると調整の波に飲み込まれ損切りせざる終えなくなります。
コロナショックで儲けた投資家の成功例
コロナショックで成功した投資家達は、特別なことをしている訳ではありません。
下がっている時に買うことができて、ある程度上がっている時に売っています。
成功している人が特別な行動を取っていることは無く、コロナショックでの乱高下相場でも自分ルールをしっかり適用して運用していました。
コロナショックで成功した人達の事例は、株式投資で成功する為に必要な考え方です。
今後成功者になりたいという人は参考にしてください。
明確な取引ルールの元に運用を進めた
失敗した人との違いでも説明しましたが、コロナショックで儲けた人たちは明確な取引ルールの元、コロナという理由も置いといてルールを尊重しています。
場合によってはルールを変更することもありますが、基本的にルールを徹底して守ることをしています。
真偽が疑われる情報に惑わされない
コロナショックになり、色々な情報がtwitterで飛び交いました。
不安な生活を強いられているので、真偽が疑われている状態でも変な情報を信じてしまうことがあります。
儲けた投資家達は、取引ルールの元に動いている為、真偽が疑われている情報を追求することはありません。
感情や欲で運用しない
コロナショックによる暴落で、精神的に落ち着かず感情に流されたトレードをしてしまった人が多くいます。
値下げの勢いが怖くて約定してしまう人や、損失を認められず損切りできない人は高確率で失敗してしまいます。
どのような時でもルールに基づいて損切りした人や保有し続けた人が結果的に利益をだしています。
感情的にトレードしてしまう人は勝率上げていくことが難しくなるので、売買判断を感情的に決めているという人は改善するひつようがあります。
株式投資で儲ける為の考え方
市場のムードはアフターコロナの動きになっています。
しかし今後コロナの再発によって世界が2020年のような状況に陥れば、相場全体が落ちてしまう可能性もあります。
高騰している状態も長く続かない為、今後どのような動きをすれば勝てるのか考えていく必要があります。
独自のルールを設ける
投資で儲けるには独自のルールを作る必要があります。
ルールの無い状態で取引すると、感情的な判断が出たり取引に一貫性がないのでどうやって勝ったかもわからなかったりする状況になります。
重要なのは取引ルールを確立することだけでなく、厳守することです。
投資は損失するリスクもあることを再認識する
特に投資をはじめたばかりの初心者は、損失する可能性を軽視している可能性があります。
損失を軽視すると、いざ損失トレードになった時認められずロスカットに陥ってしまいます。
損失してしまうことはどのトレーダーにも共通して起こり得ます。
損失トレードをした時は、先の事を見据えて次のチャンスに繋げる為の損切りをしっかり行いましょう。
コロナショックをチャンスに変えて株式投資で儲けよう
コロナショックのような事案があると、相場はかき乱されてセオリー通りにいかなくなります。
信じられず相場を見守るだけでは、損失をつづけてしまうだけです。
コロナショックでも儲けた投資家達の動きを模範にして、どのような相場状況でも対応できる能力を身に着けましょう。