新たに証券取引所に上場する株式を購入するIPO(新規公開株)は、初値が公開価格を上回ることから利益を生み出しやすく、非常に人気があります。
しかし誰でも購入できるわけではなく、申し込んでも抽選に当たらなければ購入できません。
この記事ではIPO株の当選確率が実際にどのくらいか、どうすれば当選確率を上げられるかに注目して紹介していきます。
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IPO株とは?
IPOとは「Initial Public Offering」の略称で、「新規公開株」「新規上場株式」などと呼ばれる株です。
簡単に言えば未上場の会社が取引所に上場し株式を誰もが売買できるようにすることです。
IPO投資では、投資家はまず「株式を買う権利」を抽選で入手する必要があります。
抽選があたり、株式を買う権利をゲットして代金を支払えば、上場日につく株価(初値)で株式を売却して利益を出します。
IPO株は初心者でも投資できる?メリット・デメリットやおすすめの証券会社を紹介
IPO株を初値売却したときの利益が出る確率
IPO株を初値売却すれば、大体80%以上の確率で利益が出せます。
近くの5年間を確認すれば、コロナショックが起こった2020年こそ勝率75%程度でしたが、他は85%を超える勝率です。
2021年も初値で売却したとき株価が高かったケースが87社、初値よりも株価が上がったケースが10社とほとんどのケースで勝利しています。
IPO投資が利益を出しやすい理由としては、新規上場する企業は業績が好調で実力のある会社が多いからです。
確実に得をするわけではありませんが、初心者でも勝ちやすい株式投資なので人気があります。
IPO株の当選確率はどれくらい?
IPOの当選確率は公表されていないため正確なデータはありません。
ですが、一般的にIPOの当選確率は1~2%程度と言われています。
小型IPOで0.1~0.5%、大型IPOで5~10%程度が目安となります。
もちろん人気のある銘柄はもっと確率が低くなりますが、大体この程度だと思うと良いでしょう。
特に小型IPOでは相当当てづらくなっているので、個人投資家が狙うのは非常に困難になっています。
IPO株の当選確率が低い理由
IPO株の当選確率が低い理由は、リスクが低いからです。
初値売却での勝率が80%を超えるので、安定して利益を出すことができます。
さらに株価の変動を考える必要がないので、初心者でも手を出しやすい方法です。
また、当選確率が低くなる理由としては、抽選に当たっても購入しなくてもよいことも挙げられます。
IPO株の中には初値が公募価格を下回るものもあるので、その場合は抽選だけ受けて購入しなければいいだけです。
当たった後に投資するかどうか考えればいいので、とりあえず抽選に申し込む人が多いです。
IPO株が当たらないのはなぜ?当選確率を上げる6つのポイント
IPOの抽選方法
IPOの抽選方法は、主に次の3種類です。
- 完全平等抽選
- 優遇抽選
- 店頭販売
初心者で狙う場合は完全平等抽選を行っているところが多いネット証券がおすすめです。
以下にそれぞれ解説していきます。
完全平等抽選
完全に運で当選が決まる完全平等抽選は、個人投資家におすすめの抽選方法です。
先ほど紹介した当選確率も、完全平等抽選の確率です。
完全平等抽選はシステムによって全ての顧客が平等に抽選される仕組みとなっているため、大口取引をしている顧客も一般の投資家も当選確率が同じになります。
また応募する口数や資金力によって当選確率が変わることもないため、資金が少ない人でも安心です。
ただし、後程紹介する様に完全平等抽選でも当たりやすくするコツはあります。
個人投資家でIPO株の抽選を当てたい人は、完全平等抽選の証券会社を選ぶと良いでしょう。
優遇抽選
優遇抽選とは、証券会社が定めた条件をクリアした顧客が優先して当選する仕組みの中性形式です。
具体的な条件としては、「預かり資産の金額が○○万円以上」などの条件があります。
預かり資産や売買代金によって実際に顧客ごとのステージを設定している証券会社もあり、ステージが上がるほどIPOの当選確率が上がる仕組みとなっているので、大口取引が多い人ほど有利です。
資金が少ない個人投資家や、初心者の人は当たりづらくなっているので、あまりお勧めしません。
ただし、SBI証券のように初心者でも回数を重ねれば当たりやすくなる仕組みを組んでいる証券会社もあります。
店頭販売
抽選以外の方法としては、証券会社の支店店頭で、直接顧客へ配分される形式もあります。
預かり資産の残高が多い顧客や取引歴の長い顧客に優先して割り当てられるものです。
多くの取引をしてくれる人を優遇する点では優遇抽選と多少似ていますが、店頭配分では条件が決まっているわけではなく、あくまで担当者の裁量によって決められます。
そのため良好な関係を築いていれば当選しやすくなるといった側面もあります。
どちらにせよこれから投資を始める初心者は受けられるものではありません。
IPO株の当選確率を上げるコツ8選
IPO株の当選確率はかなり低いですが、実はできる限り当選確率を引き上げるコツもあります。
IPO株は都度、証券会社ごとに購入権が分配される方式で売りに出されます。
簡単に言えばA社に5000株、B社に2000株といったように割り振られ、それぞれの証券会社に登録している人のなかで抽選が行われます。
そのため、以下に説明するコツを使えば当選確率をあげれます。
- なるべく多くの証券口座を保有する
- 投資初心者はネット証券で申し込む
- IPO実績の多い会社を選ぶ
- 前受け金がなくても応募できる会社を使う
- SBI証券から申し込む
- 後期型の会社を使う
- 一人一票の平等抽選を狙う
- 口座開設数が少ない証券会社から申し込む
なるべく多くの証券口座を保有する
IPO株の抽選に当てやすくするには、多くの証券口座を保有してたくさん抽選に参加することが大原則です。
0.1%しか当選確率がないとしても、10回抽選を受けれるなら1%まで引き上げることができます。
後程紹介もしますが、抽選方法が完全平等抽選であればたくさん抽選に申し込むことができるのでお勧めです。
またたくさんの証券口座を保有しておくことによって、IPO株をどの証券会社が引き受けたとしても抽選に参加できるので、最初から作っておくと安心です。
投資初心者の人でそこまで資金がないという人も、最低でも2つは作っておくと良いです。
投資初心者はネット証券で申し込む
投資初心者の人は、店舗型の証券会社ではなくネット証券で申し込むと当選確率が上がります。
店舗型の証券会社はほとんどのケースで、担当者が普段から付き合いのある顧客に魅力的なIPO株を譲る「裁量配分」が行われます。
割り当てられたIPO株の内85%~90%が裁量配分に回ります。
店舗型では抽選配分は10%~15%しかないため、投資初心者が店舗型の証券会社から申し込むと、当選確率が低くなってしまいなおさら当たりづらいです。
ですがネット証券であれば割り当てられたIPOの全てを平等抽選によって配分する証券会社が多く、初心者でも当たりやすくなっています。
他には平等抽選をとらなくても抽選に参加し続けていればいつか必ず当選する、といった制度を取っているところもあります。
そのため初心者でIPO株を取りたい場合はネット証券から申し込むと良いです。
IPO実績の多い会社を選ぶ
IPO実績の多い会社を選べば、当選確率が上がります。
IPOを取り扱える会社は、IPOの主幹事か幹事の会社です。
IPOの主幹事か幹事会社でなければ割り当てられるIPO株も少なく、当選しづらく意味がありません。
特に主幹事会社はIPO株の50%以上を引き受けることもあるので、主幹事になりやすい会社を選ぶと良いでしょう。
以下に主幹事・幹事になりやすい証券会社を紹介します。
2022年 | 2021年 | 2020年 | |
---|---|---|---|
SBI証券 | 13社 | 21社 | 15社 |
SMBC日興証券 | 24社 | 26社 | 16社 |
auカブコム証券 | 5社 | 4社 | 2社 |
大和コネクト証券 | 17社 | 16社 | 6社 |
主幹事になっている回数が多い会社は口座開設しておくと良いでしょう。
前受け金がなくても応募できる会社を使う
実際にお金を支払うのは抽選に当たってから決めればいいですが、抽選に申し込むためには前受け金として口座に資金があることを証明する必要があります。
ほとんどの証券会社では申込時点で購入に必要な資金が口座にあることが要件とされているので、資金力がないと複数抽選に応募できません。
ですが、前受け金が不要な証券会社もいくつかあります。
- 野村証券
- 岡三オンライン
- いちよし証券
- 松井証券
- むさし証券
- エイチ・エス証券
- SBIネオトレード証券
- DMM.com証券
上記の8証券会社は前受け金を必要としない証券会社です。
口座開設だけすればIPO抽選に申し込みできるので、資金が足りない人は活用しましょう。
SBI証券から申し込む
確実に当てたい人は、SBI証券から申し込むと良いでしょう。
SBI証券は前述したように主幹事を行うことが非常に多い会社なので、そもそも抽選に当たりやすいです。
さらに、SBI証券では「IPOチャレンジポイント」と呼ばれる制度があります。
IPOチャレンジポイントは1抽選外れるごとに1ポイントもらえる仕組みで、外れるごとにポイントが累積していきます。
ポイントを多く保有すればするほど抽選に当たりやすく設定されるので、抽選を続けていればいずれ当たることができます。
ずっと0.1%の確率で抽選を続けるよりも、徐々に1%、10%と当選確率が上がっていく方が確実にIPO株の抽選に当たりやすくなるので、かなりいい制度だと言えるでしょう。
いくつか証券会社はありますがこの「IPOチャレンジポイント」のように確率を上げる制度を使っているのはSBI証券だけなので、まずは口座登録しておくと良いでしょう。
ただし、抽選時には前受け金は必要です。
SBI証券の手数料はいくら?各プランの料金や他社の手数料と徹底比較
後期型の会社を使う
IPO株の抽選には、前期型と後期型という二つの形態があります。
具体的な違いは次の通りです。
前期型 | 抽選申し込み後に抽選があり、当選した場合は購入申込を行う 申込の回数は1回 |
---|---|
後期型 | 抽選申し込み後に購入申込を行い、その後抽選が行われる 申込の回数は2回 |
時間的にずれがあるため、前期型と後期型のどちらにも抽選申し込みを出せば計2回抽選に応募できます。
例え資金が足りない場合でも、前期の抽選に応募して外れた後、後期型の抽選を受ける口座に資金を移せば問題ありません。
抽選回数を2回に増やせれば単純計算で当選確率は倍になります。
一人一票の平等抽選を狙う
資金力が高くない投資家におすすめの方法として、一人一票の平等抽選を採用している証券会社を活用して、IPOに参加する方法があります。
資金力の高い投資家が有利にならない仕組みなので、一般の投資家も当選確率が上がりやすいです。
口座開設数が少ない証券会社から申し込む
IPO株の当選確率を上げるためには、競争相手が少ないところから申し込むことが大切です。
できるだけ口座開設数が少ない証券会社を選べば、競争相手も少ないので当たる可能性は高くなります。
各証券会社の口座開設数は下記の通りです。
証券会社 | 口座開設数 |
---|---|
SBI証券 | 約1,000万口座 |
楽天証券 | 約900万口座 |
松井証券 | 約145万口座 |
いちよし証券 | 14.9万口座 |
水戸証券 | 16.4万口座 |
東洋証券 | 17.2万口座 |
岡三オンライン | 49.6万口座 |
アイザワ証券 | 25.5万口座 |
地場証券会社や中堅の証券会社は実力があるので、幹事会社に選ばれることも多いです。
先にも紹介したいちよし証券は口座開設数が少なく、前受け金が不要の証券会社です。
抽選確率を上げたい方はぜひ候補にしてみてください。
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IPO投資のメリット
IPO投資の主なメリットには下記が挙げられます。
- 株式購入に手数料がかからない
- 成長企業に投資できる
- 利益を得られる確率が高い
株式購入に手数料がかからない
一般的な株式購入では取引手数料が発生しますが、IPO投資ではその手数料が免発生しません。
特に小規模投資家にとっては、コストを抑えながら投資できるIPO投資は魅力的です。
ただし、IPOにはそれ自体のリスクも伴うため、投資する企業の選定や市場の動向をしっかりと研究することが重要です。
成長企業に投資できる
IPO投資では多くの成長企業に投資ができます。
IPO投資ができるのは、幹事証券会社の審査を経て、基準を超えた企業のみです。
新しいアイデアや技術、市場を切り開くポテンシャルを持っていることが多く、その成長性に早期から投資することで将来的に大きなリターンを期待することができます。
ただし新規上場企業の中には不透明な要素も多いため、必ずしも安定性が高いとは言い切れません。
投資前には企業のファンダメンタルズ分析を活用したり、や業界の将来性をきちんと評価することが大切です。
利益を得られる確率が高い
IPO株は上場時に市場の期待が集まるため、公募価格から株価が上昇するケースがよくあります。
これにより、公開価格での購入と初値での売却を行うだけでも、利益を手にできることが多いです。
株式投資に詳しくない投資初心者でも、公開価格で購入して初値で売れば、高確率で利益が得られるでしょう。
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IPO投資のデメリット
IPO投資は魅力的な面が多い一方で、いくつかのデメリットも存在します。
投資の成功のためには、これらのリスクも十分に理解し準備することが重要です。
IPO投資の主なデメリットは下記の通りです。
- 当選確率が低い
- 購入できる株数には制限がある
- 公募価格割れする可能性がある
当選確率が低い
IPOに参加するためには抽選に勝たなければなりませんが、参加者が多いことからも当選は難しくなっています。
特に、注目されている企業の株式は応募者が殺到することから、当選確率は1%〜2%と非常に低いとされています。
何度もチャレンジしてもIPOの当選に至らない、という投資家も多いです。
購入できる株数には制限がある
IPOに当選したとしても、購入できる株数には制限があります。
通常IPOでの株式購入は、各個人に対して100株程度という制限がかけられています。
大量の株を購入しようとしても、割り当てられた株式数以上は購入することができません。
また多く申し込んだからといって当選確率が高まるわけではありません。
公募価格割れする可能性がある
IPO投資には「公募価格割れ」と呼ばれるリスクが伴います。
公募価格割れとは、株式が市場に公開された後、初値が公募価格を下回る現象を指します。
市場の状況や投資家の心理、企業の業績などによっては、公募価格割れは避けられない場合もあります。
IPO投資は利益を得られる確率が高いとしほうですが、一方で公募価格割れのリスクがあることも理解しておかなくてはいけません。
企業の基本情報や市場環境を事前に分析しつつ、慎重な投資判断が求められます。
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IPO投資におすすめの証券会社
IPO株の抽選に当選するためには、証券会社の選定が必須です。
特におすすめの証券会社は次の3社です。
- SBI証券
- 松井証券
- 楽天証券
SBI証券
取引手数料 | |||
---|---|---|---|
取引金額 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
約定金額ごと | 99円 | 275円 | 535円 |
1日定額制 | 0円 | 0円 | 0円 |
主幹事数(2022年) | 13社 |
---|---|
取扱銘柄数(2022年) | 89社 |
抽選方法 | 60%:1単元1票の平等抽選 30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分 10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分 |
証券口座数 | 約1,000万口座 |
事前入金要 | 要 |
SBI証券はIPO株の取り扱いが最も多い証券会社で、IPO投資を行う投資家から非常に人気があります。
2022年の取扱銘柄数は89社と他の証券会社に比べて多く、主幹事回数も多いのでIPOの当選に当たりやすくなっています。
さらに先に紹介したようにSBI証券には「IPOチャレンジポイント」があるので、回数を重ねれば確実に当たることができます。
現在は初回登録でIPOチャレンジポイントをゲットできるので、これから始める人は登録しておくと良いでしょう。
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松井証券
取引手数料 | |||
---|---|---|---|
取引金額 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
約定金額ごと | 0円 | 0円 | 1,100円 |
1日定額制 | – | – | – |
主幹事数(2022年) | 0社 |
---|---|
取扱銘柄数(2022年) | 55社 |
抽選方法 | 70%以上:1人1票の平等抽選 |
証券口座数 | 約145万口座 |
事前入金 | 不要 |
松井証券は抽選前に前受け金を入金しておく必要がないので、誰でも口座を持っていれば抽選に参加できる点が大きな魅力です。
主幹事数こそ少ないですが、IPO株の抽選方法に関しては70%以上が完全平等抽選なので、IPOの口数は少なくても抽選に出される数は多いです。
IPOの申込で資金が拘束されず、より資金効率の良い運用を行うことが可能なので初心者にもおすすめの証券会社です。
さらに株式の売却も1日50万円未満は手数料0円で売却できるためIPOの当選後もコストを抑えた取引ができます。
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楽天証券
取引手数料 | |||
---|---|---|---|
取引金額 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
約定金額ごと | 99円 | 275円 | 535円 |
1日定額制 | 0円 | 0円 | 0円 |
0コース(信用取引込) | 0円 | 0円 | 0円 |
主幹事数(2022年) | 0社 |
---|---|
取扱銘柄数(2022年) | 65社 |
抽選方法 | 100%:1単元1票の平等抽選 |
証券口座数 | 約900万口座 |
事前入金 | 不要 |
楽天証券のIPO取扱数は年々増加傾向で、2022年には65社を取り扱いました。
全証券会社のなかではSBI証券に次いで2位にあたる、IPOの豊富な銘柄を取り扱う証券会社です。
楽天証券に配分されたIPO株は100%が抽選に回されます。
ただし抽選方法は1単元1票のため、資金を用意して多くの単元数を申し込むほど有利になります。
また楽天証券は、2022年10月にみずほ証券と業務提携しました。
みずほ証券のIPOの一部ついて楽天証券が販売委託する形となるため、今後さらにIPO取扱銘柄数が増える可能性が高いです。
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IPO投資の申し込み手順
IPOの申し込み手順と、各手順で押さえておきたいポイントについて解説します。
- IPO株の情報収集をする
- 目論見書を確認する
- ブックビルディングに申し込む
- 購入の申込みをする
IPO株の情報収集をする
IPO株は年間で50~100株ほど上場します。
IPO株のスケジュールは証券会社や専門の情報サイトでアナウンスされるため、定期的に情報を収集しましょう。
特に興味を持った企業があれば、上場スケジュールとともに企業の特徴を把握しておくことも大切です。
例えば競合他社が少ない企業や高成長企業の場合初値上場が期待できます。
事前にIPO株の情報を得ておけば、より利益を得やすくなるでしょう。
目論見書を確認する
企業の公式な情報が詳細に記述されているのが目論見書です。
企業の経営状況や財務データ、事業の展望などが詳細に記されています。
目論見書投資時の判断材料として非常に重要なので、時間をかけて確認しておきましょう
特に将来の事業展開や財務の安定性は、IPO投資の成功に直結するポイントとなります。
ブックビルディングに申し込む
ブックビルディングは、公開価格を決定するための手続きの一部です。
投資家からの需要をもとに、株の販売価格が設定されます。
ブックビルディングへの申込では、仮条件として提示された参考価格に対して、希望購入枚数を申告します。
この段階ではあくまで希望であるため、購入を確定するわけではありません。
正式な公開価格が決まってから、あらためて購入枚数を検討できます。
希望する購入株数や価格帯を指定し、後日正式な公開価格が決定されるのを待ちます。
ブックビルディングに申し込んだら必ず購入しないといけない、ということはありませんので、とりあえずブックビルディングだけでも参加しておこうという考え方でも大丈夫です。
購入の申込みをする
ブックビルディングの結果として公開価格が決定されたら、正式に購入の意志を伝える手続きを行います。
多くの証券会社ではオンラインでの手続きが可能ですが、初めての申し込みの場合は口座開設や入金手続きなどの前準備が必要となる場合があります。
また、期間内に手続きを完了させないと購入の機会を逃してしまうため、期限には十分な注意が必要です。
IPOの買い方を紹介!申込みから購入までの手順や当選するコツを解説
IPOの当選確率に関するよくある質問
IPOの当選確率に関するよくある質問と回答を紹介します。
- IPOの当選確率はどのくらい?
- IPOの当選確率が低い理由は?
- IPOの当選確率を上げるコツは?
IPOの当選確率はどのくらい?
IPOの当選確率は公表されていないため正確なデータはありません。
ですが、一般的にIPOの当選確率は1~2%程度と言われています。
小型IPOで0.1~0.5%、大型IPOで5~10%程度が目安となります。
IPOの当選確率が低い理由は?
IPOの当選確率が低い理由は、その応募者数の多さにあります。
IPO投資は初値売却での勝率が80%を超えるので、安定して利益を出すことができるリスクが低い投資法です。
さらに株価の変動を考える必要がないので、初心者でも手を出しやすいというメリットがあります。
また抽選に当たっても必ず購入しなくてはいけないというルールはないため、とりあえず抽選だけ受けておこうという投資家もおり、競争率が高くなる傾向にあります。
IPOの当選確率を上げるコツは?
IPOの当選確率を上げるために意識したいポイントは下記の通りです。
- なるべく多くの証券口座を保有する
- 投資初心者はネット証券で申し込む
- IPO実績の多い会社を選ぶ
- 前受け金がなくても応募できる会社を使う
- SBI証券から申し込む
- 後期型の会社を使う
- 一人一票の平等抽選を狙う
- 口座開設数が少ない証券会社から申し込む
IPOの当選確率を上げるには参加数を増やそう
IPOの当選確率についてや、IPOの当選確率を上げるためのコツについて解説しました。
IPOの当選確率は小型IPOで0.1~0.5%、大型IPOで5~10%程度となっているので、非常に当たりづらいです。
複数の証券会社に口座登録をすることで当選確率を上げることができるので、まずはいくつかの証券会社に登録してみましょう。
IPO投資はリスクが少なく利益を出せるので、ぜひ当選確率を上げて利益を出しましょう。
IPOの始め方を解説!IPO株の取引までの流れや成功するコツも紹介