近年、米国市場が右上がりで盛り上がり、米国ETFに投資する国内投資家が増加しています。
ETFは投資信託と個別株の投資方法を混ぜ合わせたような金融商品で、初心者でも手軽に始められることから高い人気を得ています。
しかし初心者がETFで投資しようとしても「どれを投資したら良い?」「注意すべきポイントはあるの?」と不明な点が多く困惑してしまいます。
銘柄の選択を間違ったり、口座開設している証券会社のサービスを上手く活用出来なかったりすると、大失敗を連発して資産を失ってしまいます。
今回は、初心者におすすめのETF銘柄を厳選紹介します。
ETFの特徴やメリット・デメリットも詳しく説明するので、ETF投資を始めたいという人は参考にしてください。
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ETFが行えるおすすめのネット証券
ETFが行えるオススメのネット証券は以下の通りです。
会社名 | 楽天証券 | SBI証券 | マネックス証券 | 松井証券 | auカブコム証券 | LINE証券 |
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国内ETF銘柄数 | 285 | 270 | 265 | 277 | 279 | 267 |
海外ETF銘柄数 | 398 | 397 | 410 | 207 | 206 | ― |
※2022年11月18時点の情報です。
それぞれ解説します。
楽天証券
取引手数料 | |||
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取引金額 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
約定金額ごと | 99円 | 275円 | 535円 |
1日定額制 | 0円 | 0円 | 0円 |
投信積立での楽天キャッシュ決済開始記念キャンペーン
積立NISA | 182銘柄 |
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投資信託 | 2,651本 |
外国株 | 米国株式(4,667銘柄)/中国株式/ASEAN株 |
ポイント投資 | 楽天ポイント |
取引ツール(PC) |
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スマホアプリ |
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- 楽天証券のおすすめポイント
- 楽天ポイントで投資ができる
- 一部ETFの手数料が無料
楽天証券は、楽天グループに所属するネット証券です。
株式投資や投資信託など、取り扱っている投資商品で売買取引を行うたびに、投資金額に応じて楽天ポイントが還元されます。
貯まったポイントは、楽天サービスで1Pt=1円で利用できます。
楽天証券のおすすめポイント
楽天証券では、株式投資から投資信託など、あらゆる投資商品を網羅しており、総口座開設者数約800万人を超す大手ネット証券です。
ETF投資では、国内のみならず外国ETFも取り扱っており、一部のETF商品は買付手数料が基本無料で購入できます。
加えて、非課税制度の一般NISAに対応した口座を介してETFを始めることも可能です。
また楽天グループに所属しているという点から、楽天が定期用しているサービスを利利用する度に貯まる楽天ポイントを、ETFを含め、株式投資や投資信託などの投資商品に使用することができます。
日ごろから楽天サービスを利用されている方なら、自己資金を使用せずとも投資が始められるため、非常に相性がいい証券会社としておすすめです。
楽天証券の評判・口コミはどう?楽天ポイントで投資できる仕組みや口座開設手順を解説
SBI証券【投資スタイルにマッチした金融商品が選べる】
取引手数料 | |||
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取引金額 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
約定金額ごと | 99円 | 275円 | 535円 |
1日定額制 | 0円 | 0円 | 0円 |
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積立NISA | 184銘柄 |
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投資信託 | 2,659本 |
外国株 |
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ポイント投資 |
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取引ツール(PC) |
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スマホアプリ |
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- 国内取引シェアNo.1
- 取り扱い商品が豊富
- 一部ETFの手数料が無料
SBI証券は、国内シェアNo.1を誇るネット証券です。
提供している投資商品は株式投資から投資信託、FXなど、投資家が求めてる投資商品をすべて網羅しています。
SBI証券のおすすめポイント
SBI証券は、前述した楽天証券に並ぶ豊富な投資商品を取り扱っていると同時に、多種多様な金融商品をそろえています。
中でも、外国ETFの取り扱い銘柄本数は楽天証券に並ぶ豊富さを有すると同時に、投資家1人1人にマッチした投資スタイルに応じた金融商品の選択ができます。
外国ETFでは、米国ETFの取り扱いはもちろん、香港、シンガポール、韓国などの取引所に上場している銘柄の売買も可能です。
またETF初心者向けに、おすすめのETF銘柄のピックアップを公式サイト上で行っているので、商品選びがスムーズに行えます。
SBI証券の評判・口コミはやばい?口座数NO.1の理由やメリット・デメリットを徹底解説
マネックス証券【ローコストでETFが始められる】
取引手数料 | |||
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取引金額 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
約定金額ごと | 99円 | 275円 | 535円 |
1日定額制 | 550円 | 550円 | 550円 |
マネックスビットコイン口座開設・取引で最大400Pプレゼント など
積立NISA | 152銘柄 |
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投資信託 | 1,276本 |
外国株 | 米国株式 中国株式 |
ポイント投資 | マネックスポイント |
取引ツール(PC) |
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スマホアプリ |
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- 手数料が安い
- マネックスアドバイザー
マネックス証券は、口座開設者数が200万人を超す大手ネット証券で、外国ETFの取扱件数は、前述した2社以上の数を有しています。
外国ETFは、米国ETFに留まらず、中国ETFにも対応しています。
マネックス証券のおすすめポイント
マネックス証券は、前述した2社に並ぶ大手ネット証券会社です。
マネックス証券が取り扱っているETFでは、自動積立サービス「マネックスアドバイザー」と呼ばれる自動売買システムを採用しています。
本職の片手間にETF投資を行って資産運用されている方でも、AIが取引設定に従ったリアルタイム取引を行ってくれます。
設定はシンプルかつ、自分の投資スタイルに忠実なものが組めるため、初心者にも扱いやすい取引ツールとして一部の層から高い支持を得ています。
マネックス証券の評判・口コミはどう?米国株投資におすすめの理由や口座開設手順も解説
松井証券【取引コスト・ツールともに無料で使い勝手良好】
取引手数料 | |||
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取引金額 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
約定金額ごと | 0円 | 0円 | 1,100円 |
1日定額制 | – | – | – |
つみたてデビュー応援総額1億円還元キャンペーン
積立NISA | 177銘柄 |
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投資信託 | 1,632本 |
外国株 | 米国株式(1,056銘柄) |
ポイント投資 | 松井証券ポイント |
取引ツール(PC) |
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スマホアプリ |
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- 1日の約定合計額50万円未満なら手数料無料かつ25歳未満なら合計額問わず無料
- 数千円単位から取引が始められる
松井証券は、証券業界の中で最も歴史が古い老舗企業です。
手数料がどの証券会社よりも低いので、コスト軽減を図りながら取引を行いたい方におすすめです。
松井証券のおすすめポイント
松井証券で始められるETFの取引手数料には、1日の約定代金合計額に応じた定額制手数料(ボックスレー)を適用しています。
例えば、その日の売買取引の合計額が50万円以内であれば、手数料無料で取引が行えます。
さらに、25歳未満であれば、売買金額が50万円を超過しても基本手数料無料で取引が行えます。
また、売買単価も数千円~数万円単価で取引が始められる銘柄も用意しているため、初めてETFを利用する方でも少額から運用が始められます。
運用コストを極力抑えて運用していきたい方に松井証券はおすすめです。
松井証券の評判・口コミはどう?サービス内容や取引手数料の評価を徹底調査
auカブコム証券【独自割引サービスで手数料軽減化】
取引手数料 | |||
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取引金額 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
約定金額ごと | 99円 | 275円 | 535円 |
1日定額制 | 0円 | 0円 | 0円 |
国内現物株式手数料全額キャッシュバックキャンペーン
米国株式投資デビュー応援~最大10,000円!米国株式売買手数料キャッシュバックキャンペーン など
積立NISA | 177銘柄 |
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投資信託 | 1,587本 |
外国株 | 米国株式(1,532銘柄) |
ポイント投資 | Pontaポイント(投資信託・プチ株買付に利用可能) |
取引ツール(PC) |
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スマホアプリ |
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- 100近い銘柄の手数料が基本無料
- 独自の手数料割を多数用意している
auカブコム証券は、三菱UFJフィナンシャル・グループに属するネット専業の証券会社です。
少額から取引が始められる多数の金融商品を用意しており、1日の約定額が10万円以下なら税込み99円で取引が行えます。
auカブコム証券のおすすめポイント
auカブコム証券では、200以上もの国内ETFと海外ETFを取り扱っており、そのうちの約100以上もの銘柄が売買手数料無料で取引ができます。
さらに、50代以上の方には、年齢に応じて売買手数料が割引になるシニア割や、auユーザーやNISA口座開設者など、特定の条件を満たした方には取引手数料が割引になるなど、独自の割引サービスを用意しています。
ローコストで国内ETF・海外ETFを行っていきたい方に、auカブコム証券はおすすめです。
auカブコム証券の評判・口コミはどう?メリット・デメリットや取引手数料・取引ツールを解説
LINE証券【単元未満でETFが始められる】
取引手数料 | |||
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取引金額 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
約定金額ごと | 99円 | 275円 | 535円 |
1日定額制 | ー | ー | ー |
LINE証券 友だち招待プログラム
LINE証券 デビュー特典
LINE CFD Proリリース記念キャンペーン など
積立NISA | 9銘柄 |
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投資信託 | 33本 |
外国株 | ― |
ポイント投資 | LINEポイント |
取引ツール(PC) | LINEアプリ |
スマホアプリ | LINEアプリ |
- 単元未満でETFが始められる
- 取引通知をアプリ「LINE」で受け取れる
LINE証券は、SNSの「LINE」傘下にあたる中間持株会社LINE Financialと野村ホールディングスの共同出資によって設立した証券会社です。
口座開設が普段利用しているLINE経由で行えるうえ、単元未満で株式投資やETFなどの投資が始められます。
LINE証券のおすすめポイント
LINE証券で始められるETFは、500円以下から売買取引ができる銘柄を多数用意しています。
そのような取引を可能にしているのが、LINE証券が提供している「いちかぶ(単元未満株)」です。
一般的な取引では100株単位から取引を行うのが定石ですが、LINE証券のいちかぶは、単元未満、1株単位で取引が始められるため、まとまった資金がなくても、資産運用が始められます。
またLINE PayやLINEポイントから入金を行うことも可能です。
LINE証券の評判・口コミはどう?取引手数料の評価や他の証券会社との違いを徹底解説
ETFとは
ETFはExchange Traded Fundの略語で、日本語に訳すと上場投資信託になります。
ETFは米国株の金融商品と思われがちですが、日本株価指数と連動しているETFも存在します。
ETF銘柄を取り扱っている証券会社で口座開設すると、個別銘柄のように売買できます。
個別株投資と投資信託の特徴を併せ持った金融商品
ETFは個別株投資と投資信託をかけあわせたような特徴を持っています。
ETFは運用している会社が複数の上場銘柄を選んで構成します。
個別株投資と違い、複数の株式をかけあわせた商品で投資するので分散投資できます。
そしてETFは証券取引所に上場している為、個別株のように簡単に売買することができます。
個別株投資・投資信託とETFは何が違う?
ETFは個別株投資や投資信託と何が違うの?と投資初心者の人は困惑してしまいますよね。
ETF・個別株投資・投資信託は投資の特徴が異なるので、どの金融商品がご自身の資産運用環境に合うか把握する必要があります。
運用スタイルに不一致の金融商品を選ぶと、運用しても上手く利益が出ない恐れがあるので初心者は注意しましょう。
ETFは上場企業の株を分散投資できる
ETFは個別株と違い、色々な上場企業の株を複数投資できます。
よってETFは1つの銘柄に対して複数の株が構成されているので分散投資できる仕組みになっています。
個別株での投資は、投資している株価が下がれば利益も減ります。
ETFは複数の株が組み合わさっている為、1つの株価が落ちても他が右肩上がりであれば問題なく利益を出せます。
ただしETFもカバーしきれず下落してしまうこともあるので、リスク管理は必要です。
投資信託と違ってリアルタイムで価格が変動する
投資信託は、ETFと同じで複数の銘柄で構成している金融商品です。
しかしETFは証券取引所に上場しているので、1日1回だけ価格を提示する投資信託と違いリアルタイムで市場価格が変動します。
また売買方法も個別株での投資と同じ様に取引できるので、投資信託より手軽に売買注文できます。
初心者におすすめの国内ETF銘柄を厳選紹介
初心者におすすめの日本株ETF銘柄を厳選紹介します。
- NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信
- 上場インデックスファンド日経225(ミニ)
- 東証グロース・コアETF(旧:マザーズ・コア上場投信)
- NEXT FUNDS TOPIX 連動型上場投信
各日本国株ETFの情報や特徴を記載しているので、日本国株ETFに興味を持っている人は参考にしてください。
NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信
NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信通称日経225ETFは、日経225インデックスとの連動を目指しているETFで、日経225に採用されている銘柄の株式に投資します。
銘柄名称名 | NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信 |
---|---|
対象指標 | 日経平均株価(日経225) |
信託報酬率(年率・税込) | 0.12782% |
分配金支払い基準日 | 毎年7月8日(年1回) |
税法上の分類 | 特定株式投資信託 |
※2022年11月18時点の情報です。
連動を目指している日経225は日本を代表する株価指数で、コロナショック後から右肩上がりの状態です。
日経225ETFの運用実績から算出した騰落率は下記の通りです。
リターン率 | 1ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 | 1年 | 3年 | 設定来 |
---|---|---|---|---|---|---|
基準価格 | 6.35% | 0.07% | 3.78% | -2.61% | 8.19% | 6.48% |
※2022年11月18時点の情報です。
3年程長期保有すると33.8%と順調に上がる銘柄となっているので、今後も大きな期待が持てる銘柄です。
日経225ETFの組入り上位10銘柄は下記の通りです。
銘柄 | 業種 |
---|---|
ファーストリテイリング | 小売業 |
ソフトバンクグループ | 情報・通信業 |
東京エレクトロン | 電気機器 |
ファナック | 電気機器 |
KDDI | 情報・通信業 |
ダイキン工場 | 機械 |
アドバンテスト | 電気機器 |
信越化学工業 | 化学 |
エムスリー | サービス業 |
テルモ | 精密機器 |
日経225ETFの銘柄構成は、以外にも小売業の株が10.8%はいっています。
国内でも有名なソフトバンクグループやKDDIといった情報・通信業も入っているので、バランスの取れてる銘柄構成です。
上場インデックスファンド日経225(ミニ)
上場インデックスファンド日経225(ミニ)は日経225インデックスとの連動を目指しているETFで日経225に採用されている銘柄の株価に投資しています。
銘柄名称 | 上場インデックスファンド日経225(ミニ) |
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対象指標 | 日経平均株価に採用されている銘柄の株式 |
信託報酬率(年率・税込) | 0.2475% |
決算日 | 毎年1月、7月の各8日 |
収益分配 | 信託財産から生ずる配当等収益から諸経費などを控除後、全額分配することを原則とします。 ※将来の分配金の支払いおよびその金額について保証するものではありません。 |
※2022年11月18時点の情報です。
上場インデックスファンド日経225ミニの分配利回りは1.74%となっており、価格推移をみても右肩上がりになっています。
籠絡率 | 1ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 | 1年 | 3年 | 設定来 |
---|---|---|---|---|---|---|
基準価格 | 6.34% | 0.05% | 3.72% | -2.67% | 8.10% | 161.31% |
※2022年11月18時点の情報です。
リターン率は5年で41%程になっており、コツコツ長期投資で利益を出している結果になります。
上場インデックスファンド日経225(ミニ)の上位組入り銘柄は下記の通りです。
銘柄 | 構成比 |
---|---|
ファーストリテイリング | 10.41% |
東京エレクトロン | 5.98% |
ソフトバンクグループ | 5.80% |
ファナック | 3.33% |
ダイキン工業 | 2.62% |
日経225と連動を目指すETFなので、日経225ETFと構成銘柄が殆ど同じです。
東証グロース・コアETF(旧:マザーズ・コア上場投信)
マザーズ・コア上場投信は、2022年10月7日付けで銘柄名称が「東証グロース・コアETF」に変わりました。
東証マザーズCore指数との連動を目指す日本株ETFで、東証マザーズCore指数に採用されている株式銘柄に投資しています。
銘柄正式名 | 東証グロース・コアETF (旧:マザーズ・コア上場投信) |
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対象指標 | 東証マザーズCore指数 |
信託報酬率(年率・税込) | 年率0.5% |
売買高 | 44,529口 |
乖離率 | -0.19% |
※2022年11月18時点の情報です。
マザーズcore指数に連動している為、価格の乱高下が激しくリターン率が1年毎に大きく変わる特徴があります。
リターン率 | 6か月 | 1年 | 3年 | 5年 |
---|---|---|---|---|
基準価格 | +4.7 | -44.4 | -4.4 | -8.2 |
※2022年11月18時点の情報です。
騰落率が激しい傾向にあるため、しっかり売買チャンスを見極める必要があります。
東証グロース・コアETFの組入銘柄上位5社は下記の通りです。
銘柄 | 構成比 |
---|---|
ラクス | 41.54% |
ミクシィ | 25.96% |
M-SOSEI | 12.63% |
M-UNITED | 2.74% |
JIA | 2.51% |
日本を代表するソーシャルメディア「ミクシィ」などが組入りされています。
価格の乱高下が激しいETFですが、低価格からの高騰は大きなリターンを得られるチャンスです。
ただし、全く知識の無い初心者が運営すると失敗してしまう可能性があるのである程度株式投資に関する基礎知識は身につけておきましょう。
NEXT FUNDS TOPIX 連動型上場投信
「NEXT FUNDS TOPIX 連動型上場投信」は、旧東証1部に上場していた全銘柄の時価総額を対象にした「TOPIX」に連動しているETFです。
指標である「TOPIX」には、日本を代表する約2,200社もの会社で構成されているため、国内市場の動きそのものに近い値動きを見せます。
銘柄名称名 | NEXT FUNDS TOPIX 連動型上場投信(1306) |
---|---|
対象指標 | TOPIX |
信託報酬率(年率・税込) | 0.0665% |
分配金支払い基準日 | 毎年7月10日(年1回) |
税法上の分類 | 特定株式投資信託 |
※2022年11月21時点の情報です
また「TOPIX」は、日経平均株価に比べて、時価総額が高い銘柄値動きに敏感なため、流動性が高いETFでもあります。
籠絡率 | 1年 | 3年 | 5年 | 10年 |
---|---|---|---|---|
基準価格 | -1.06% | 7.44% | 4.12% | 12.33% |
※2022年11月21時点の情報です
初心者におすすめの米国株ETF銘柄を厳選紹介
初心者におすすめの米国株ETF銘柄を紹介します。
- バンガード S&P 500 ETF【VOO】
- バンガード・トータル・ストック・マーケットETF
- バンガード・米高配当株式ETF【VYM】
- インベスコQQQトラスト・シリーズ1【QQQ】
- iシェアーズ S&P500 米国株ETF
米国市場は、リーマンショック後全体的に右肩上がりを続けており、特にIT企業の株価が高騰しています。
コロナショックで一度暴落しましたが、2021年現在はコロナショックから回復し全体的に上昇しています。
バンガード S&P 500 ETF【VOO】
バンガード社が提供するS&P500指数への連動を目指すVOOは、米国の主要業種を代表する500銘柄で構成されています。
低コストのETFということで初心者から人気を得ている銘柄です。
銘柄正式名 | バンガード S&P 500 ETF |
---|---|
対象指標 | S&P 500 |
信託報酬率(年率・税込) | 0.03% |
乖離率 | 0.05% |
※2022年11月18時点の情報です
S&P500で採用されている銘柄を構成しているので、米国の代表的なIT企業の株が多数組み込まれています。
銘柄 | ファンドの割合 |
---|---|
アップル | 6.88 |
マイクロソフト | 5.72 |
アマゾンドットコム | 3.30 |
テスラ | 2.33 |
アルファベット | 1.89 |
アルファベット | 1.70 |
バークシャー・ハサウェイ | 1.59 |
ユナイテッドヘルス・グループ | 1.56 |
ジョンソンエンドジョンソン | 1.41 |
エクソンモービル | 1.20 |
※2022年11月18時点の情報です
VOOの主な保有銘柄は、マイクロソフトやアップル・AmazonなどIT企業の株が上位に組み込まれています。
その他金融やヘルスケア企業の銘柄も保有しています。
ETF業界の経費率の平均は0.31%ですが、VOOは0.03%とかなり低く、3分の1以下の運用コストで投資することができます。
低コストで安心できる大手米国企業の株を保有できるのでおすすめです。
米国ETFのVOO・VTIはどちらが買い?構成銘柄やパフォーマンスを徹底比較
バンガード・トータル・ストック・マーケットETF
VTIの正式名称はバンガード・トータル・ストック・マーケットETFで、S&P500を含めた米国株約3,600銘柄への投資が可能です。
米国株式市場ほぼ全ての銘柄へ投資できるETFで、VOOが大企業の銘柄に厳選しているのに対しVTIは中小クラスの銘柄も保有しています。
銘柄正式名 | バンガード S&P 500 ETF |
---|---|
対象指標 | S&P 500 |
信託報酬率(年率・税込) | 0.03% |
乖離率 | 0.03% |
※2022年11月18時点の情報です
VTIの上位保有銘柄は下記の通りです。
銘柄 | ファンドの割合 |
---|---|
アップル | 5.89 |
マイクロソフト | 4.85 |
アマゾンドットコム | 2.73 |
テスラ | 1.97 |
アルファベット | 1.60 |
アルファベット | 1.41 |
ユナイテッドヘルス・グループ | 1.32 |
バークシャー・ハサウェイ | 1.25 |
ジョンソンエンドジョンソン | 1.20 |
エクソンモービル | 1.02 |
※2022年11月18時点の情報です。
上位銘柄を見るとVOOと同じ構成になっていますが、銘柄数がVTIの方が多いので構成比率が全体的に低いです。
VTIの基準価格を見ると直近5年間で約1.52倍も上昇しており、順調に利益を積重ねて行ける銘柄ということがわかります。
VOOとVTIどちらが良いのかと迷ってしまう人がいますが、2021年のアフターコロナ状況をみると、ウィズコロナに適合しているセクターが多く採用されているETFの方が上昇する可能性があります。
よってVOOの方が現在有利ですが、今後の経済状況や予想外の出来事で優位性が反転刷る可能性もあるので、自身の投資方針と相談して購入する銘柄を判断しましょう。
バンガード・米高配当株式ETF【VYM】
バンガード・米高配当株式ETF【VYM】は、「FTSEハイディビデンド・イールド指数」という、米国が誇る高配当利回りの銘柄で構成された市費用に連動した外国ETFです。
構成銘柄のセクターは、金融、医療、工業など、様々なものが含まれており、その総数はおよそ400銘柄です。
構成銘柄中には、国威でも有名な「ジョンソン&ジョンソン」や、「JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー」などが含まれています。
銘柄名称名 | バンガード・米高配当株式ETF【VYM】 |
---|---|
対象指標 | FTSEハイディビデンド・イールド指数 |
信託報酬率(年率・税込) | 0.06% |
乖離率 | 0.06% |
※2022年11月21時点の情報です。
また以下は、VYMの上位保有銘柄は下記の通りです。
銘柄 | ファンドの割合 |
---|---|
ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J) | 3.45 |
エクソンモービル | 2.92 |
JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー | 2.44 |
プロクター・アンド・ギャンブル(P&G) | 2.42 |
ホーム・デポ | 2.29 |
シェブロン | 2.26 |
イーライリリー | 2.18 |
ファイザー | 1.98 |
アッヴィ | 1.90 |
ペプシコ | 1.81 |
※2022年11月21時点の情報です。
VYM内は、高配当な大柄株を中心にした構成銘柄になっており、構成比率は定期的に変動しますが、大きな入れ替わりは年に1度です。
セクターには、安定した高配当が狙える金融とヘルスケアが高い割合で含まれています。
また2020年のコロナショックで、一時的に価格が下落したものの、この2年で暴落分を取り戻すと同時に、それ以上の成長を見せています。
インベスコQQQトラスト・シリーズ1【QQQ】
インベスコQQQトラスト・シリーズ1【QQQ】は、インベスコという会社が運営を務め、ナスダック100指数に連動したETFです。
「QQQ」という略称で親しまれており、NASDAQ証券取引所に上場している銘柄の上位100社への分散投資を可能にしています。
銘柄名称名 | インベスコQQQトラスト・シリーズ1【QQQ】 |
---|---|
対象指標 | ナスダック100指数 |
信託報酬率(年率・税込) | 0.73% |
乖離率 | 0.03% |
※2022年11月21時点の情報です。
QQQの上位保有銘柄は、下記の通りです。
銘柄 | ファンドの割合 |
---|---|
アップル | 13.66 |
マイクロソフト | 10.11 |
アマゾンドットコム | 5.39 |
アルファベット | 3.29 |
アルファベット | 3.28 |
テスラ | 3.15 |
エヌビディア | 3.03 |
ペプシコ | 2.33 |
コストコホールセンター | 2.16 |
メタ・プラットフォーム | 2.15 |
※2022年11月21時点の情報です
構成ファンドの中でも、アップ社とマイクロソフト社の2社の割合が全体の1割以上を占める中、米国を代表するIT関連企業がファンド全体の半数以上を占め、過去10年から現在に至るまで約5倍の急成長を見せています。
iシェアーズ S&P500 米国株ETF
銘柄名称名 | iシェアーズ 米国優先株式 ETF |
---|---|
対象指標 | S&P 米国優先 株式インデックス |
信託報酬率(年率・税込) | 0.077% |
乖離率 | ― |
※2022年11月21時点の情報です。
「iシェアーズ 米国優先株式 ETF」世界最大の運用会社、ブラックロックが運用する外国ETFです。
ETFの構成には、約500以上もの会社が含まれており、他の銘柄に比べて高い配当率を有しています。
高い配当率をうまく活かす長期運用に適した銘柄として、長期運用を主軸に据えた投資から高い支持を得ています。
ETFのメリット
ETFには初心者におすすめのメリットが多数存在します。
- 分散投資でリスクを減らせる
- コストを抑えて投資できる
- 取引所でリアルタイムトレードできる
特に投資初心者は経験不足から資産を失ってしまうリスクが大きいので、選ぶ金融商品によってリスクを回避する必要があります。
ETFは初心者にとって必要なリスクカバーや手軽さが備わっているので、これから投資を始めるという人に最適の金融商品です。
これからETFのメリットを紹介するので、しっかり理解して購入を検討してみてください。
分散投資でリスクを減らせる
ETFの投資対象にしている指数は、色々な銘柄で構成されている指数なので、1つのETF銘柄を購入すると個別銘柄で投資するよりもリスクを抑えることができます。
ETFの価格が右下がりになってしまうケースもありますが、個別銘柄1つに投資するよりも分散投資でリスクを抑えられているのでリスク管理が苦手な人におすすめです。
初心者は、損失リスクの管理経験が少ない為、ETFの様に自動的に分散投資でリスクを減らしている金融商品を投資することをおすすめします。
コストを抑えて投資できる
リスク管理だけを考えると投資信託もETF同様分散投資できると思う人もいますよね。
ETFはメリットがもう一つ存在し、投資信託より運用コストが安く長期投資に向いています。
運用コストを抑えてリターンを大きくできるので、効率良く資産運用していけます。
取引所でリアルタイムトレードできる
ETFは証券取引所が開いている時間帯は、株式投資と同じ様にリアルタイムで取引できます。
またETFはNISAや信用取引対応しているので、ご自身にとって最適の運用方法でETFを購入できます。
ETFのデメリット
魅力的なメリットを持っているETFですが、デメリットも存在します。
- 市場価格と基準価格の乖離
- 配当金を自動で再投資する必要がある
- 個別銘柄に比べて種類が少ない
ETFで投資を考えている人は、ETFのデメリットを理解した上で効率良く運用する必要があります。
市場価格と基準価格の乖離
ETFは上場株式での市場価格と投資信託としての基準価格を持ち合わせているので、価格の乖離が発生します。
市場価格は市場での需給で決まりますが、投資信託の基準価格は投資信託の価値から決まるので、市場価格と基準価格が乖離してしまう恐れがあります。
配当金を自動で再投資する必要がある
ETFの配当金は、通常の投資信託とは違う形で分配されます。
ETFは組入銘柄の配当金や利息から運用経費を差し引いて決算時に出され、支払われた分配金は自動で再投資する仕組みがありません。
投資信託は自動的に配当金を再投資することが可能ですがETFは手動で再投資刷る必要があるので、注意しましょう。
個別銘柄に比べて種類が少ない
ETFの種類と個別銘柄の種類を比べると、ETFは種類が限定されています。
国内の株式銘柄だけでも4000銘柄以上あり、投資信託も6000本以上ありますが、ETFは約200本しかありません。
ただし、種類が豊富だからといって投資に有利という話ではないので逆手にとって考えると、ETFは選びやすい金融商品ということになります。
初心者がETFの銘柄を選ぶポイント
銘柄の少ないETFといってもETFは日本国株・米国株と様々なジャンルがあります。
これから初心者がETF銘柄を選ぶ時にチェックすべきポイントを紹介します。
- どのインデックスに連動しているか
- 配当金
- 価格の推移
- 経費率
自身が納得できるETFを見つけて、資産運用を開始しましょう。
どのインデックスに連動しているか
ETFの銘柄を選ぶ時に、まずETFの中身を確認しましょう。
各ETFのファンドを確認すると、どのインデックスと連動を目指しているのかしることができます。
連動している指数によって構成銘柄も異なるので、経済状況や市場状況を見ながら分析する必要があります。
状況把握をしていない状態で、適当にETFを選ぶと中々成績が延びず失敗してしまう恐れがあるので注意しましょう。
配当金
ETFは株式投資と同じで、配当金などのインカムゲインを受けることができます。
ETFは高配当の銘柄も存在し、利回りが4~5%の銘柄もあります。
一般的には1~2%が妥当ですが、高配当株を集めているETFを狙いたい人は配当利回りを確認しましょう。
また米国ETFだと、配当金を年に4回支払う企業が多いのでインカム目的の投資者に最適です。
ただし配当金が出るかどうかはETFによって規定が異なるので、しっかり確認しておきましょう。
価格の推移
ETFの価格推移はテクニカル分析などで把握しておきましょう。
単純に上がっているから上がると考えると予想外の下落で損失してしまう可能性があります。
また流動性もしっかりチェックしておく必要があります。
選んだETFの流動性が高いと、約定しやすく希望通りの価格で売買成立します。
逆に流動性の低いETFで売買すると、成立しにくく希望の価格とずれた状態で約定してしまうケースもあります。
連動している指数が同じでも、銘柄によって流動性は異なるので市場でどのくらいETFが売買されているか確認しておきましょう。
経費率
ETFは株式や投資信託同様、運用する際にコストがかかります。
ETFには経費率という指標があり、年間経費率を確認することができます。
経費率はETFを運用する為に必要な費用が資産に対してどのくらいの割合になるのか表したものです。
当然経費率が低ければ低い程、運用コストは抑えられます。
ETFの価格推移と運用コストのバランスを考えて銘柄を選ぶと丁度良いでしょう。
おすすめのETF銘柄で投資する時の注意点
おすすめのETF銘柄で投資する際に気をつけておくべき注意点を紹介します。
ETFは分散投資できる初心者におすすめの金融商品ですが、投資なのでリスクは少なからずあります。
しっかり注意点を把握して、資産を失わないように慎重に運用していきましょう。
- 価格変動による損失リスクを把握しよう
- レバレッジETFは知識を身に付けてから始めよう
価格変動による損失リスクを把握しよう
ETFは、購入するからといって必ず資産が増える金融商品ではありません。
場合によっては、元本割れが発生して損失してしまうケースもあるので注意しましょう。
ETFはリアルタイムで価格変動を把握することができるので、どのくらい損益が出ているか常に確認しておきましょう。
投資方法によってはレバレッジをかけて取引しているケースがあります。
レバレッジをかけている取引は、証拠金維持率の低下で資産を全て失ってしまう可能性があるので損失リスクには充分注意しましょう。
レバレッジETFは知識を身に付けてから始めよう
ETFのジャンルでレバレッジETFというものが存在します。
レバレッジETFは連動を目指している指数の数倍以上の値動きを目指しているETFです。
上昇している時のリターンは大きく一攫千金のチャンスになりますが、下落方向に行くと2~3倍の下落が発生するので大損失していまいます。
初心者にとって非常にコントロールしづらい商品なので、ある程度知識を身に付けてからはじめましょう。
ETFは初心者におすすめの投資方法!運用に最適の銘柄を見つけよう
ここので、これからETFを始められる方向けにおすすめの証券会社と国内・外国ETF銘柄を紹介してきました。
ETF銘柄は、あらゆる指数に連動した数多の銘柄で構成されており、安定した利益獲得はもちろんのこと、ローリスクな運用からレバレッジを利かせた運用など、その投資に合ったスタイルで運用が行えます。
国内ETFは、今回紹介した証券会社で取り扱っていますが、外国ETFは証券会社によって、取扱数が大きく異なります。
運用したい銘柄が決まっている方は、その銘柄を取り扱っていることを確認したうえで、自分の投資スタイル、運用目的に合致した証券会社を選んでETFを始めましょう。